結婚発表の福山雅治、俳優デビューから名曲生み出した歌手活動、吹石一恵と結婚…これまでを振り返る

高校卒業後、地元・長崎県で約5か月のサラリーマン生活を経て18歳で上京。アルバイト生活をしながらも1988年に「アミューズ・10ムービーズオーディション」に合格し、映画『ほんの5g』にて19歳で俳優デビューを果たした。

1993年に出演したフジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下』が平均視聴率28.4%、最高視聴率37.8%の大ヒットを記録し、幅広い人気を獲得。1995年7月クールのフジテレビ系ドラマ『いつかまた逢える』で、ドラマ初主演と月9初主演を果たす。

その後は、『美女か野獣』（2003年1月～3月、フジテレビ系）、『ガリレオ』（2007年10月～12月、フジテレビ系）などで主演。2008年10月4日には、映画初主演作品『容疑者Xの献身』が公開された。

さらに、2010年にはNHK大河ドラマ第49作『龍馬伝』で主役の坂本龍馬を演じきった。この演技が高評価され、第48回（2010年度）ギャラクシー賞テレビ部門個人賞を受賞した。

歌手としても華々しい活動

俳優のみならず、歌手、ラジオDJ、写真家、音楽プロデューサーとして多岐にわたる活動を繰り広げている福山。1990年にシングル「追憶の雨の中」で歌手デビュー。シングル「IT’S ONLY LOVE」（1994年3月）、「HELLO」（1995年2月）、「虹／ひまわり／それがすべてさ」（2003年8月）は売上100万枚、「桜坂」（2000年4月）は200万枚超え。曲のモチーフになった東京都大田区の桜坂には多くの人が訪れ、一躍全国区での有名スポットとなった。

1996年～1997年のしばらくの間、音楽活動を全面的に休止。1998年4月、主演のTBS系ドラマ『めぐり逢い』の主題歌・挿入歌を含んだ12枚目のシングル「Heart／you」とドラマのサウンドトラック「more」を同時発売して、約2年半振りに音楽活動を本格的に再開した。

殿堂入りの過去

そのほか、雑誌『an・an』の「好きな男ランキング」では10年連続2位を獲得、下着メーカーが2005年に行ったアンケートの「ホワイトデーに下着を贈られたい男性有名人は？」という質問で第1位、「自分の下着を一緒に買いに行きたい男性有名人は？」という質問で第3位、「男性が選ぶなりたい顔ランキング」では2013年で5連覇となり殿堂入りを果たすなど、その甘いマスクとルックスで多くの女性を虜にするだけではなく男性からも憧れの存在として輝きを放っていた。

吹石一恵のバースデーに入籍

28日、2人は双方の所属事務所を通じて結婚を発表。福山は「友人関係から始まり、数年前よりお付き合いが続いていく中で、いつしか人生を支え合う存在として意識するようになりました」と想いをつづり、「二人とも、ほぼこの仕事の世界しか知らず、未熟な所も多々あるかと思います。ファンの皆様を始め、スタッフや関係者の皆様にご指導ご鞭撻を頂きながら、ささやかながらも明るい家庭を築いていければと思っております」とコメント。

一方、吹石は「お仕事においても、ひとりの女性としてもまだまだ未熟な私ですが、皆様からのご指導ご鞭撻をいただきながら、人間としてより成長し、あたたかく笑顔の絶えない家庭を作っていけたらと思っております」と決意を新たにし、「暫くの間は、ゆっくりとしたペースでの活動になるかと思いますが、今後とも皆様のご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます」と結婚後はスローペースので仕事を続けていくことを明かした。

2人の交際は、2012年1月に写真週刊誌が報道。入籍した9月28日は、吹石の33歳の誕生日でバースデー婚となった。（modelpress編集部）