大人になっても、新しいことにワクワクしたい。「あいの里」シーズン3でベッキーが学んだ、“人生を楽しめる大人”になるためのコツ
取材・文:ミクニシオリ
撮影:渡会春加
編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部
Netflixで配信中の恋愛ドキュメントバラエティ番組「あいの里」シーズン3が最終話を迎えました。毎シーズン、個性的な住民が揃うことで話題を呼ぶ本作ですが、シーズン3はこれまで以上にさまざまな背景を抱えた住民が登場し、SNSでも「涙なしに見られない」という声が相次ぎました。
そんな「あいの里」でシーズン1から名物MCとして活躍しているのが、タレントのベッキーさん。隣でたびたび号泣するMC・田村淳さんの背中を支えながら、今回も住民の行く末を見守ってくれました。自身も40代を迎えたベッキーさんに聞いてみたのは、いくつになっても人生を楽しむ、大人のポジティブマインドの作り方。あいの里で得た学びと一緒に、お伺いしていきます。
■学びその1:いくつになっても変化していくための勇気
——「あいの里」シーズン3、たくさんの感動を届けてくれましたね。
すごいシーズンでしたよね。今回はこれまで以上にピュアな住民が登場して、たくさんの愛に溢れていました。たとえケンカがあったとしても、その根本にあるのも、愛。大人の色々な愛の育み方を教えてくれる、最強のシーズンでした。
——印象に残った住民はいましたか?
第1話から登場してくれた50代のメイク講師・キャッシーですね。最初は優しすぎて「私なんて」という言葉を使っていた女性が、里でランニング100㎞を完走して、自分から告白するシーン。涙なしには見られませんでした。「いくつになっても」というよりも、誰でも新しい挑戦ってできるんだなという勇気をもらえましたね。
——他に印象に残った住民はいましたか?
終盤で登場してくれたダンジですね。「あいの里」は恋愛というより、大人の生き方や人生を学ばせてもらっているんですが、彼は周りへの声のかけ方が本当にすてきで、私もあんなふうに困っている人に声をかけてあげたいなと思いました。
——今回は印象的な住民だらけで、選びきれませんよね。
そうなんです。初期住民のパクチーのことも、きっと忘れられないなあ。一番長く里にいて、とにかくずっと頑張り続けていた。一度は無念の失恋を経験しても折れずに戦い続けて、がむしゃらでもまっすぐに生き続けることの大切さを教えてくれました。
——今回も30代から60代まで、幅広い年齢層の住民が集まっていました。そして、人生の後半に差しかかりつつある住民たちには、人間はいつでも成長できるという勇気をもらえました。
60代になっても自分を変えたいと思える姿勢も、人のアドバイスに素直に耳を傾けられるのも、素晴らしいことですよね。自分の執着を捨てて人に謝れるのって、すごくかっこいい。やっぱり人間は素直が一番だなというのも、今シーズンで学ばせてもらったことの一つですね。
■学びその2:変えられない過去より、変えられる未来を見つめる
——年齢を重ねるほど、考えが凝り固まってしまうものですよね。今シーズンは病と闘う住民も多かったと思いますが、彼らからは何を感じましたか?
みんなの生き様から感じたのは「過去は変えられないけれど、未来は変えられる」という前向きな姿勢ですね。病気を抱えているという事実はすぐには変えられないけれど、日々の過ごし方や姿勢は変えられる。
私の横で号泣している淳さんだって、若い頃はもっとトゲトゲしていたと思うんです。それが、歳を重ねて父になって、涙もろくなっていて……。人ってちゃんと、変わっていくんですよ。今回もしっかりツッコませていただきました(笑)。
——「あいの里」といえば、参加住民の過去や抱えている想いまでしっかり描き切ってくれることもポイントですよね。
明るく振る舞っている人にもつらい過去があったかもしれないし、その過去があったからこそポジティブに見せているのかもしれない。誰しも今見ている顔だけではない多面性を持っていることを考えさせられますよね。「あいの里」を通して、一部だけを切り取って物事を判断するべきではないことも伝わるといいなと思っています。
——それでも住民全員が前を向こうとしているのが、シーズン3の見どころになったと思います。ベッキーさんは大人が新しいことに挑戦したり、チャレンジすることを楽しんだりするためにはどうしたらいいと思いますか?
こだわりを手放すことじゃないかな。そうしないと、新しい風も入ってこないと思います。年齢を重ねるほど新しい挑戦をするのは難しくなっていくと言いますけど、私は新しいことにはワクワクしちゃうタイプ。例えば、夫が明日仕事辞めるって言ったとしても、楽しそうだなと思う。未来って、どうなるか分からないから楽しいはずなので。
——苦境を苦境として捉えなければ、新しい変化として受け入れられるということでしょうか。
ガンを乗り越えて里にやってきた博士という住民も、前向きな姿勢で闘病していた姿が印象的でしたよね。そんな博士が言うように、私も気の持ちようで風向きが変わったこともたくさんありました。
不安を持っていると、顔にも行動にも出てしまうと思うんです。だから、いつでもワクワクしている方が健全なんじゃないかなって。失敗しても、その後にはいいことがあるかもしれないし。
■学びその3:自分らしい頑張り方を見つけてみる
——ベッキーさんはいつも前向きな姿勢でお茶の間に元気を届けてくれています。そんなベッキーさんにとって、ずばり人生を楽しむコツとは?
20代の時はとにかくがむしゃらだったけど、30代は20代より楽しくて、その30代よりもっと楽しいのが40代です。若い頃に蒔いた種がどんどん花を咲かせていくので、歳を重ねるほど周囲に助けてもらえるようになるはず。だから心配しなくていいし、若い人は今のうちに人生を楽しむための種を蒔いておいてください。
——今を全力で生きる、ということですか?
基本的にはそれでいいと思います。でも、歳を重ねるごとに、楽になっていくから。20代は本当に全力でOK、30代は肩の力を抜いて、40代はラクしちゃう。生き方ってどんどん変わっていくものなので、自然にできるようになっていくと思いますよ。
——そう聞くと、40代が楽しみになってくる気がします。
体力も落ちていくので、スピードは勝手にゆるんでいくんですよ。30代は特に、仕事や結婚、育児など、人によって進む道も違うので、周囲と比べすぎずに自分なりの生き方を模索してみてください。
積んでいるエンジンはみんな違うから、人の頑張りと比べなくていいんです。人と比べずに自分らしくチャレンジする勇気を、里の住民たちからもらってみてください。めちゃくちゃ元気になれるはずですから。
Netflixリアリティシリーズ「あいの里」シーズン3 独占配信中
作品ページ:https://netflix.com/あいの里
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