無意識に言ってない? 部下に嫌われる上司の口癖7つ
「部下との距離が縮まらない」「なぜか敬遠されている気がする」と感じることはありませんか? 指導やアドバイスのつもりで口にした言葉が、相手にとってはプレッシャーや不満の原因になっていることがあります。日頃のなにげない発言ほど、自分では気づきにくいことも多いため要注意。今回は、部下に嫌われやすい上司の口癖をまとめてご紹介します。
部下に嫌われる上司の口癖7つ
「自分が若い頃はもっと大変だった」
過去の経験をもとに、「自分が若い頃はもっと大変だった」と苦労話や武勇伝を持ち出すような発言をする人、いまだに少なくないんですよね……。
自分の経験を伝えること自体は悪いことではありませんが、正直なところ、部下への声かけとしては逆効果になることも。
そもそも、過去の苦労話をいくら聞かされても、現在の部下が抱えている問題の解決にはつながらないことも多いんですよね。
何より、「昔は苦労した」という話ばかり聞かされていると、「だから今の自分も我慢しろってこと?」とうんざりしてしまう人も多いようです。
「○○さんはもっとできてるよ」
他人と比較するような発言も、部下のやる気を削いだり、信頼関係を損ねたりする原因となりがちなため避けたいものです。
たとえば、部下が仕事に慣れず苦戦しているとき、「同じ時期に入った○○さんはもっとできてるよ」とはっきり伝えるケース。
上司としては発破をかけているつもりでも、部下からすれば「自分は○○さんより劣っている」と否定されているだけに感じてしまいます。
そもそも、仕事の覚え方や得意分野は人それぞれ。成長を促したいなら他人を基準にするのではなく、本人の課題に目を向けたほうが建設的です。
「男(女)なんだから~してよ」
性別を理由に、その人の役割や能力を決めつけるような発言も避けるべきです。
たとえば、男性の部下に「男なんだから、重い荷物くらい持ってよ」と頼んだり、女性の部下に「女性は細かい作業が得意だから、資料のチェックをお願い」と仕事を任せたりするケース。
本人の希望や適性を確認せず、「男だから」「女だから」という理由だけで役割を決められれば、理不尽だと感じる人もいるでしょう。
このように「男だから」「女だから」という固定観念で部下の行動を決めつける上司は、時代遅れだと思われても仕方ありません。
「まだ結婚しないの?」「子どもはまだ?」
「まだ結婚しないの?」「子どもはまだ?」などと、恋愛や結婚、出産に関する発言も、たとえ親しい仲であっても避けたほうがよいでしょう。
このような話題は、言うまでもなく非常にプライベートな部分に踏み込むことになります。なにげないひと言がきっかけで、これまで築いてきた信頼関係が大きく揺らいでしまうことも。
現在は家族の在り方も多様化しており、「結婚して一人前」といった価値観が一般的だった時代とは、仕事や人生に対する考え方も変わっています。
昔の常識を基準に、部下の人生設計まで決めつけるのは考えものです。
「いい人紹介してあげようか?」
部下が独身だと知ると、「知り合いにいい人いるよ」「今度紹介してあげる」と即座に縁談を持ちかけようとする人。
本人が「恋人がほしい」と相談しているならともかく、そうでもないのに勧めるのはかなり踏み込んだ行為といえます。
そもそも「結婚したほうが幸せ」「恋人がいたほうが楽しい」という考え方は、あくまでその人自身の価値観にすぎません。
何らかの事情から、あえて一人の生活を選んでいる人もいるはずです。 「独身なら恋人を求めているはず」という決めつけはせず、相手の価値観を尊重したいものですね。
「この前も同じミスしてたよね」
過去の失敗を人前で持ち出すような、デリカシーに欠ける発言も避けたいところです。
たとえば、別の社員がたくさんいる場面で、「そういえば、この前も同じミスしてたよね」「前にも注意したのに」と、過去の失敗を次々と並べるケース。
すでに終わったことを人前で蒸し返されれば、本人は恥ずかしい思いをするだけでしょう。「また失敗を知られた」と気まずくなり、萎縮してしまうことも。
信頼関係を築くには、相手の立場や気持ちを考えたうえで、配慮のある伝え方を選ぶことが大切です。
「昔はもっと残業してたよ」「もっとやれるでしょ」
「過去は自分たちも耐えたのだから、あなたも耐えるべき」という古い価値観を持ち出す発言は、若い世代の部下との溝を深める原因になりがちです。
そもそもワークライフバランスが重視される今、長時間がむしゃらに働くことは美徳ではありません。大切なのは、業務の優先順位や進め方を見直し、限られた時間で効率よく仕事を進めること。
それをせず、「昔はもっと残業した」「もっとやれるでしょ」と長時間労働を当然のように求める発言は、時代遅れと言われても仕方ないでしょう。
配慮のある言葉選びを意識しよう
なにげないひと言が、部下との信頼関係を大きく左右することがあります。特に自分の価値観を一方的に押しつけるような発言は、部下の不満や反感を招く原因となりがちなため要注意。
職場で良好な人間関係を築くには、どのような場面でも、相手の立場や気持ちを考えて言葉を選ぶことが大切です。
些細なひと言でも、まずは相手にどう受け取られるかを考えてから言葉にするようにしましょう。
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