縫製業のサンテイ 自社ユニフォーム「エバーズ」の販路拡大

縫製業のサンテイ(岐阜県関市)は、自社のユニフォームブランド「エバーズ」の販路開拓を進めている。ホテルとの取引が始まっているほか、営業代行としたいという引き合いも出ており、ブランドを起点にOEM(相手先ブランドによる生産)の商談へ発展するケースも増えている。
同ブランドはサンテイが培ってきた企画力と生産力を生かし、BtoB(企業間取引)向けユニフォーム市場の開拓を目的に昨年立ち上げた。国際ホテル・レストランショーに2年連続で出展し、今年7月には東京・目黒で初の単独展を開くなど認知度向上に取り組んでいる。
すでにホテルだけでなく、営業代行したいという声も複数ある。物作りを中国とインドネシアの自社工場で行っていることから、価格面や品質面での優位性も強みになっている。こうした生産体制を生かし、エバーズを商談の入り口にしてOEMビジネスに広がっていく副次的な効果も出ている。
2年目のテーマは「RYOKAN」。日本ならではの静けさや心地良さを表現し、旅館やホテルのスタッフがもてなしの所作を美しく見せられるデザインを提案する。1年目同様、クリエイティブディレクターの中田優也氏と協業し、普遍性と洗練を兼ね備えたシルエットに仕上げた。
主力商品の一つであるウールシリーズには、オーストラリア・グランピアンズ地方産の羊毛100%を採用。ウエストベルト付きロングジャケットとパンツのセットアップや、長袖・半袖シャツ、ワンピースを揃えた。柔らかな風合いに加え、ストレッチ性や家庭洗濯への対応も特徴だ。
館内着向けにはコットン・ポリエステル・ポリウレタンを使用したシャツやパンツ、ワンピースを揃えた。ウォッシャブル、紫外線カット、防しわ、遮熱などの機能を備える。このほか、フレンチリネン100%の板前シャツや板前パンツ、ポリエステルベースの清掃スタッフ向けシャツなども提案している。
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