撮影/西邑泰和

山内瑞葵、宮脇咲良との出会いがAKBを目指すきっかけ「自分もそんな存在になりたい」

2026.10.20 08:03
提供:ENTAME next

主演映画『キオク』が公開中のAKB48の山内瑞葵。アイドルになる前から子役としてミュージカルの舞台に立ち、劇団四季の『ライオンキング』にも出演していた。そんな彼女がアイドルを志したきっかけは、宮脇咲良との出会いだった。ダンスや歌の経験がグループで活きた場面、ターニングポイントになった舞台『フラガール』まで、俳優としての歩みを振り返ってもらった。(前後編の後編)

――お芝居自体はAKB48加入以前、子役の頃からされていたんですよね。ご自身の意思で始めたんですか。

山内 父がミュージカルを観に行くのが好きで、私もよく連れて行ってもらっていたんです。そのうち、自分も「やってみたいな」「ステージに立ちたいな」という気持ちが芽生えました。

――早くから、演じることを楽しいと感じていましたか。

山内 むしろ小さいときのほうが、ステージに立つことに緊張もあまりなく、怖いもの知らずだったなと思います。ただただ楽しくやっていました。

――その時点で、将来もこの世界でやりたいという気持ちはありましたか。

山内 舞台女優になりたいというのはよく言っていました。

――そこからなぜアイドルの道に進んだのでしょうか。

山内 劇団四季の『ライオンキング』に出演させていただいたときに、当時HKT48だった宮脇咲良さんとお会いさせていただく機会があって、咲良さんも過去に私と同じ役を演じられていて、今はアイドルとして活躍されていると知って、すごいなと。自分もそんな存在になりたいと思い始めました。その後もミュージカルに出て舞台の経験を積んできたんですけど、中学3年生で進路に悩み始めていたときに、AKB48第16期生オーディションがあったので、受けてみようと思ったんです。

――歌とお芝居はミュージカルでやられていたと思いますが、ダンスもやっていたんですか。

山内 実は、最初に習い始めたのがダンスなんです。これも父が勧めてくれました。2、3歳の頃から、家でアンパンマンの歌を熱唱したり、踊ったりしている子だったので、その姿を見て、だと思います。

――ダンスはAKB48のオーディションを受けるまでずっと続けていたんですか。

山内 続けていました。最初はヒップホップで、そこからミュージカルのためにジャズダンスやバレエを習ったり、タップダンスもちょっとだけやったりとか。ミュージカル向けのコースや、歌やお芝居も学べるところに通ったりしていました。

――アイドルのダンスはそれまでと全く違うと思いますが、最初はいかがでしたか。

山内 確かに違いました。でも、これまでの経験のおかげで振り覚えは早かったですし、その基礎があるからこそ、どんなジャンルの曲にも順応できているんだと思います。

――表情など、ミュージカルの経験がアイドルに活きた部分はありますか。

山内 表現するという部分では、活かせているなと思います。AKB48の曲でもいろんなジャンルの曲があるので、曲によって、感情や表情でどう表現するかを意識しています。

――アイドル活動にやりがいを感じたのも早い段階でしたか。

山内 やっぱりステージで歌って踊ってパフォーマンスすることが好きなので、その“好き”を活かせているなと早くから感じていました。AKB48に入ってからは応援してくれるファンの方が増えて、たくさん褒めてくれたり、私の姿を見て「頑張れるよ」と言ってくださる方がいるからこそ、もっと成長しよう、頑張ろうと思えるので、本当に感謝しています。

――グループに入る時点で、お芝居もやろうという気持ちはあったんですか。

山内 ありました。グループとしての活動を大切にしながら、お芝居もできたらいいなと思っていたので、今こうしてできているのはすごくありがたいです。

――AKB48加入後、ターニングポイントになった作品を一本挙げるとしたら何でしょうか。

山内 舞台『フラガール』は大きな経験だったなと思います。加入してから初めてグループを離れて一人で立つ舞台だったので、いろんな意味でプレッシャーがありました。感情をぶつけないといけないシーンがたくさんあったり、重要な役どころでもあったので、すごく苦労しましたし、稽古期間中も自分のできなさにいっぱい泣きました。周りにメンバーもいないので、心細さで押しつぶされそうになったこともありましたが、そのときに頑張れたことが自信になって、今にも活きています。

――今後も、お芝居は重点的にやっていきたい気持ちがありますか。

山内 表現することが好きなので、作品を重ねても、役に出会うたびに新しい発見があって、何度やってもお芝居って奥深いなと思います。まだ知らない感情に出会うためにも、これからも続けていきたいです。

映画『キオク』全国公開中

主演:山内瑞葵(AKB48)監督:勝又郁斗脚本:永井結菜

公式サイト:https://www.kioku.website/

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