「アイドルは今の自分、コスプレはなりたかった自分」藤崎未来 “在宅コスプレイヤー”からコミケ参加で見えた世界
8月15日から16日にかけて、東京ビッグサイトで世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット108」(以下、C108)が開催。2日間で26万人が来場し、前年の夏開催から1万人増を記録した。『ENTAME next』では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!
今回話を伺ったのは、漫画『カードキャプターさくら』の木之本桜に扮していた藤崎未来さん。アイドルグループ「ラフ×ラフ」のメンバーとして活動しながらコスプレを続け、この日は多忙なスケジュールの合間を縫って会場に足を運んだ。中学時代は“在宅コスプレイヤー”だったという彼女に、外の世界で得たものを訊いた。 ――今日のコスプレを教えてください。 藤崎さん 『カードキャプターさくら』の木之本桜ちゃんです! ――このキャラクターを選んだ理由は? 藤崎さん 「『カードキャプターさくら』は絶対に観たほうがいい作品」だと噂に聞いて、実際に観てみたら、漫画を全巻買うほどどハマりして。どうしてもやりたくなってしまいました……! ――こだわったポイントはなんですか? 藤崎さん まず羽の位置です。最初はリュックみたいに紐で背負っていたんですけど、紐が見えるのと位置が気になって。今は服の下に磁石を仕込んで、磁石で羽を装着しています! あとは杖の比率です。 ――杖の比率ですか。 藤崎さん はい。公式グッズの長さだと、なんだか違和感があったので、いろんな資料を見て、自分の身長に合わせて比率を計算して長さを決めました。完全自作で、いつも通り独学です……! ――メイクにもこだわりが? 藤崎さん 色味です。桜ちゃんのメイクと普段の私のメイクだと、メイク道具の色味があまりにも違いすぎたので、全部メイク道具を変えて挑みました! 3時間くらい、合う色味を探し歩きました。 ――では今回、C108に参加した理由を教えてください。 藤崎さん 夏のコミケを、少しでも感じたかったからです。本当はお仕事関係で忙しくて行けなさそうだったんですけど、どうしても行きたくて。時間の制限がある中でしたが、来たかいがあったなと思いました。雨でしたけど、活気があってよかったです。こんなにも創作を愛する人たちがいるんだと思うとすごいし、そこに参加できているのが嬉しいです。 ――前回の冬コミは『この素晴らしい世界に祝福を!』のめぐみんでした。冬と夏では、大変さが違いますか? 藤崎さん 本業のアイドルは夏がとんでもなく忙しいので、さらに大変でした。早めに準備を始めたはいいものの、結局ギリギリで……。今日は雨のおかげで暑さは全然楽なほうだったので、来年が怖いところです。調子に乗りそう……。 ――中学時代の“在宅コスプレイヤー”だった頃と今とで、一番変わったことは。 藤崎さん 外の世界を知れたことです。私以上に愛を持ってこの世界を楽しんでいる人たちがいて、それに感化されて、私ももっとこれがしたい、あれがしたいと、欲望が掻き立てられています。 ――前回お会いしたのが「AnimeJapan 2026」でした。あれから周りの反応に変化はありましたか? 藤崎さん プライベートでコスプレイベントに行ったとき、私のことを知ってくださっている方が圧倒的に増えました。「応援しています」とか「YouTube見たことあります」という言葉が、アイドルが好きな方以外から出てくるのは、すごく大きな変化だと思います。 ――今日のコミケでの成果を挙げるとしたら? 藤崎さん 人との繋がりは良いものだなと、すごく思えたのが成果です! プライベートで行ったコスプレイベントで出会った方とも交流できて、人生が豊かになった気持ちです。アイドルをしているとアイドルの世界のお友達はできるんですけど、外にお友達は増えないので! ――アイドルとしてステージに立つときと、コスプレをしているときで、スイッチの入り方は違いますか。 藤崎さん アイドルは今の自分を表現して、コスプレはなりたかった自分になる気持ちでいます。 ――冬コミでの同人誌の頒布などは考えていますか? 藤崎さん 冬コミは応募してみました! 自分のやりたいこと、表現したいこと、好きなことを自由にしたいので。アイドルの自分にも“なりたい自分になる”という側面はあるんですけど、アイドルは私という人間そのものを好きになってもらわないといけないから……。ほんの少しだけ、感覚が違うんです。 ――最後に、次にコスプレしたいキャラクターを教えてください。 藤崎さん YouTubeコンテンツなのですが、『ネガティヴハッピィ』というコンテンツがずっと好きで。どうしてもコスプレしたいと、服をかき集めています……! 今回話を伺ったのは、アニメ『カードキャプターさくら』の木之本桜に扮していた藤崎未来さん。アイドルグループ「ラフ×ラフ」のメンバーとして活動しながらコスプレを続け、この日は多忙なスケジュールの合間を縫って会場に足を運んだ。中学時代は“在宅コスプレイヤー”だったという彼女に、外の世界で得たものを訊いた。
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