日テレ河出奈都美アナ、番組終わりにコミケへ直行 『ドラクエV』ビアンカ姿で「今が一番若いよ」
8月15日から16日にかけて、東京ビッグサイトで世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット108」(以下、C108)が開催。2日間で26万人が来場し、前年の夏開催から1万人増を記録した。『ENTAME next』では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!
今回話を伺ったのは、日本テレビの河出奈都美アナウンサー。ゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のヒロインのひとり・ビアンカに扮し、C108の2日目に会場入りした。オタクでゲーマーを公言し、趣味のコスプレを仕事にまで広げてきた彼女だが、本格的に始めたのは3年前。番組を終えて駆けつけた河出さんに、その歩みを訊いた。 ――今日はどういうスケジュールでいらしたんですか。 河出さん 『シューイチ』のオンエア後に、その足でビッグサイトに来ました。実は昨日も来ていて、2日連続なんです。ここ数日、まともに寝てないです(笑)。 ――今日のビアンカは、もともと予定していた衣装ですか。 河出さん そもそも今日はするつもりがなかったんです。ただ、今日の『シューイチ』のコーナーで世界コスプレサミットの密着を放送して、私がその時にビアンカをやっていたので。せっかくならその格好でコミケに行きたいなって。 ――ビアンカには思い入れがあるのでしょうか。 河出さん 小学校4年生ぐらいのときに、『ドラゴンクエストV』のPlayStation 2のリメイクを父が買ってきたんです。父が『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』をやっていて、その流れで『V』も、という感じで。それで私もドラクエにはまって、ストーリーを進めるうちにビアンカがどんどん好きになって。子どもの頃からプレイしていたキャラクターなので、ずっとやってみたかったんです。 ――いつ頃からコスプレを始めたんですか? 河出さん 本格的なコスプレは3年前ですね。やりたい気持ちはもっと前からあって、それこそ『シューイチ』でえなこさんの新刊の撮影に密着させていただいたり、番組でコスプレをしたりと、仕事をきっかけにコスプレの魅力に触れました。えなこさんが創り上げるコスプレって、アートというか芸術で。コミケの現場のこだわりも、すごく感じたんです。 ――憧れはありつつ、すぐには踏み出せなかったと。 河出さん もともとゲームやアニメが好きでコスプレイヤーさんもよく見ていたんですけど、立場上、やっていいのかなという戸惑いもあって。ただ、同じ趣味の友達がいて、学生時代にディズニーのハロウィンで一緒にコスプレをしたことがあったんです。 その友達と3年前に「懐かしいね」「最後にもう1回ぐらいやりたくない?」という話になって。今しかできない青春じゃないですけど、記念に、やってみようよって。それでその秋、友達と2人でコスプレイベントに行ったのがデビューでした。1回で終わると思いきや、気づいたら2人してはまっていました(笑)。 ――初めてのコスプレは、思い描いたとおりにできましたか? 河出さん 簡単にはいかなくて。カラーコンタクトもしたことがなかったから、片目を入れるのに30分もかかってしまいました。ウィッグのクオリティも高くないし、セットする道具もなくて。思ったより大変でした。 ――さきほどの「立場上、やっていいのかな」という戸惑い。始めるときに葛藤はなかったですか。
河出さん 確かにありましたが、後悔したくなかったし、今しかできないことを全力で楽しもうって。そうしたら意外と好意的な反応が多くて、嬉しかったです。
――今では番組でコスプレ姿が放送されますし、今年のニコニコ超会議も初音ミクの姿で取材されていましたね。
河出さん そうなんです。そこから、イベントの取材も仕事としてやるようになりました。
――コミケの魅力は、どんなところにありますか。
河出さん 一体感が最高だなと思っています。それぞれを尊重して、好きなものを認め合って、お祭りの気分を楽しむ。学生時代はボカロが大好きだったんですけど、周りに好きな人があまりいなくて、寂しさを感じていたんです。でも、こういう場所ではみんな好きで当たり前なので。仲間意識がありますね。
――イベントのあとの過ごし方も気になります。
河出さん 終わったあとのビールのおいしさは特別だと、気づいてしまいました(笑)。昨日も一緒に来た人とご飯に行きましたし、今日もこのあと1杯行くと思います。2日間で疲れると思ったので、明日は休みにしてあるんです。
――仕事や年齢を理由に、コスプレをやりたいけれど踏み出せない人もいると思います。
河出さん 私自身、なんでもっと早く始めなかったんだろう、という思いだけなので。今が一番若いよ、と言いたいですね。できるキャラクターはだんだん少なくなるかもしれないし、ライフステージが変わって自由にできなくなるときも来るかもしれません。
でも、あの時期にコスプレをしていたなって何十年か後にふと思い出して、多分おばあちゃんになってからも、またやるんじゃないかなと思うんです。実際、ご高齢のご夫婦でコスプレをされている方もいらっしゃいますし。好きなものを諦める必要なんてないと、ここにいる皆さんを見ていて思います。
◆プロフィール 河出奈都美(かわで・なつみ)1996年8月10日生まれ、東京都出身。2019年に日本テレビへ入社し、朝の情報番組『シューイチ』などに出演する。趣味はテレビゲームとかぎ針編み、特技は日本舞踊とフルート。3年前からコスプレを本格的に始め、現在はコスプレイベントの取材企画も積極的に行っている。
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