19歳レスラー山岡聖怜、「寝技で私に勝てる人はいない」WWEへの野望と"スーパールーキー"の覚悟
2025年1月に女子プロレスラーとしてデビューし、“スーパールーキー”として注目を集める山岡聖怜。華々しいデビューを飾った一方で、リングでは観客の期待を超える試合を求められる難しさにも直面してきた。それでもレスリングで培ったグラウンド(寝技)には絶対の自信を持ち、目標はマリーゴールドの頂点、そして世界最高峰・WWEへの挑戦だ。後編では、デビュー後に感じたプレッシャーやレスリング経験が生きる武器、怪我による欠場期間の過ごし方、さらにプロレスとグラビア、それぞれの未来について語ってもらった。(前後編の後編)
――山岡さんは怪我をきっかけにレスリングからプロレスへ転向されました。2025年1月のデビュー戦は、今でも鮮明に覚えていますか?
山岡 はい、もちろん覚えています。でも、不思議とデビュー戦は全然緊張しなかったんです。
――意外ですね。むしろ、その後のほうが大変だったのでしょうか。
山岡 そうですね。デビューして1か月くらい経ってからのほうが、すごく緊張するようになりました。デビューするまでは「まずデビューすること」が目標だったんですけど、そこを越えたら「ちゃんと試合を見せなきゃいけない」という気持ちに変わって。そこからプレッシャーを感じるようになって、思うようにいかない時期もありました。
――プロレスのどんなところに難しさを感じていますか?
山岡 期待を裏切れないですし、お客さんとの試合の中での“会話”もあります。本当に難しいです。考えれば考えるほど課題が増えていくので、多分、何年やっても終わりはないんだろうなと思います。
――“スーパールーキー”という期待を背負っていることもプレッシャーになりますか?
山岡 もちろんあります。でも、それ以上に、対戦カードが発表された時に「お客さんはどこまで期待しているんだろう」と考えてしまうんです。その期待を超えなきゃいけない。自分の名前も汚せないし、団体も背負っているので、いろんな期待に応えたいという気持ちが強いですね。
――レスリング経験が最も生きていると感じる部分はどこですか?
山岡 グラウンド(寝技)ですね。同じ団体なら、グラウンドで私に勝てる人はいないと思っています。
――そこまで言い切れる自信があるんですね。
山岡 あります。相手を締めたり、有利なポジションを取ったりするにはグラウンドがすごく大事なんです。私自身も、魅力を感じる選手って、自分よりグラウンドが強かったり上手かったりする人なんですよ。そういう相手じゃないと「この人と試合したい」と思えません。
――今の団体では、その部分で物足りなさを感じることもありますか?
山岡 正直あります。でも、だからこそ団体全体でレベルアップしていきたい。みんなの意識も変わってほしいですし、自分も一緒に団体を変えていきたいと思っています。
――その思いは海外挑戦にもつながっていますか?
山岡 はい。WWEに行くことは、デビュー前からずっと目標です。
――WWEにはどんな魅力を感じていますか?
山岡 今WWEにいるジュリアさんにすごく憧れていて、いつか超えたいと思っています。それに、WWEには日本とはまた違うスタイルの選手がたくさんいるので、その世界も経験してみたいんです。日本でも一番になって、WWEでも一番になれたら最高ですよね。ジュリアさんも、イヨ・スカイさんも超えられる選手になりたいです。
――プロレスと並行してグラビアにも挑戦されています。抵抗はありませんでしたか?
山岡 全然なかったです。お姉ちゃんがやっているのも見ていましたし、自分自身もグラビアをやってみたい気持ちがあったので、お話をいただいた時は「やった!」って、本当にうれしかったです。
――お姉さんとはグラビアで共演もされていますね。
山岡 はい。一緒に仕事ができたのは本当にうれしかったです。ライバル意識は全然ないですね。
――グラビアの先輩として、お姉さんから学ぶことも?
山岡 あります。見せ方は本当に上手だなって思うので、参考にしています。でも笑い方とか表情は少し違うので、自分らしさも出しながら、お姉ちゃんの見せ方を研究しています。
――ご自身のグラビアでの武器は何だと思いますか?
山岡 やっぱり筋肉ですね。そこは一番見てもらいたいです。特に首には自信があります。レスリングで鍛えました(笑)。
――今後、グラビアで挑戦してみたいことはありますか?
山岡 海で撮影したことがないので、ハワイやグアムで撮ってみたいです。それと、まだ写真集を出したことがないので挑戦したいですね。いつか姉妹写真集も出せたらうれしいです。
――プロレスについても伺います。現在は怪我で欠場中ですが、レスリング時代の経験もあって精神的には大丈夫でしたか?
山岡 怪我には慣れているので、その意味では大丈夫でした。でも「また脱臼するんじゃないか」という不安はあります。ただ、後ろ向きになったら本当にダメになるので、今だからできることをやろうと思っています。
――例えばどんなことですか?
山岡 試合を客観的に見たり、団体全体を見たりしています。リングに立てないからこそ気づくことって結構あるんです。それに今はネイルをしたり、縫い物をしたり、ピアノを弾いたり、趣味も楽しめています。筋トレにもじっくり時間を使えていますね。
――復帰は10月24日の両国国技館大会を目指しているそうですね。
山岡 はい。その大会でSareeeさんか松本浩代さんとシングルマッチができたらいいなと思っています。
――ぜひ戦いたい相手なんですね。
山岡 はい。お二人とも本当に強いので、試合をして刺激を受けたいです。それと最近デビューした彩桜選手も気になっています。パルクール出身で、私とは違うタイプのすごい動きをするので。私はこれまで先輩と試合をすることが多かったので、後輩とも戦ってみたいですね。
――最後に、これからの目標を聞かせてください。
山岡 まずはマリーゴールドのトップに立って団体を引っ張ること。そしてジュリアさん、Sareeeさん、松本浩代さんとシングルで戦うことです。その先にプロレス界のトップになってWWEへ行きたい。そしてプロレスブームを巻き起こして、芸能界でも「プロレスラー・山岡聖怜」の名前を残せる存在になりたいと思っています。
▼山岡聖怜(やまおか・せり)2006年11月13日生まれ、福岡県出身。T162、B82・W61・H96。小学4年生ごろにレスリングを始め、2021年の全国中学選抜選手権女子54キロ級で2位。2025年1月3日、女子プロレス団体「マリーゴールド」でデビュー。A&K所属。
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
「未来がなくなった」レスリングで五輪を目指した山岡聖怜、怪我の絶望からプロレスラーになるまでENTAME next -
元DeNA監督ラミレスの妻、愛娘の7歳誕生日を祝福&“複雑”な親心「これも成長なんだなぁ」ENTAME next -
SUPER EIGHT丸山隆平、京都劇場は「初めて板の上に立った場所」研修時代の思い出語る【舞台「water」】モデルプレス -
SUPER EIGHT丸山隆平、“丸山隆平役”挑戦で複雑な役作り「自分っていうのを解体して、もう一回再構築」安田章大との楽屋秘話も【舞台「water」】モデルプレス -
齋藤飛鳥「アナザースカイ」新MCに決定 初回は10月3日放送「びっくりしすぎてちょっと笑ってしまいました」【コメント】モデルプレス -
【「ガルアワ2026A/W」イケメンまとめ】SixTONES田中樹・トラジャ松田元太らシークレット登場 俳優&アーティストが豪華集結モデルプレス -
【「ガルアワ2026A/W」坂道シリーズまとめ】乃木坂46・櫻坂46・日向坂46、OG含め25人豪華集結 ステージ華やかに彩るモデルプレス -
「GTO」カジサック長女・梶原叶渚、ネクタイパッチワークのミニドレス着こなす ボリューム感あるイヤーマフで小顔際立つ【ガルアワ2026A/W】モデルプレス -
元櫻坂46小林由依、柄カーデ・ハーフパンツ・ニット帽…個性派コーデに反響「着こなせるのさすが」「ギャップがすごい」【ガルアワ2026A/W】モデルプレス