MUCC・逹瑯、自身初EPで切り開く新境地「前回の続きではない、新たなチャレンジを」
MUCCのボーカル・逹瑯が9日、自身初となるEP作品『奇怒哀落』をリリース。前作「checkmate」から約半年、母体であるMUCC、ソロと精力的な活動を見せる逹瑯は本作を引っ提げたツアー「逹瑯 LIVE HOUSE TOUR [真人間]」を9月12日の長野公演よりスタートさせる。本作のインタビューでは、“奇” “怒” “哀” “落”をテーマとした新曲4曲の制作面や現在の心境などについて迫った。「前回の続き」ではないもの、新たなチャレンジを提示したいと意欲を示す逹瑯の、本作から見えたソロ活動の世界観の“次”とは――。
MUCCのボーカル・逹瑯が9日、自身初となるEP作品『奇怒哀落』をリリース。前作「checkmate」から約半年、母体であるMUCC、ソロと精力的な活動を見せる逹瑯は本作を引っ提げたツアー「逹瑯 LIVE HOUSE TOUR [真人間]」を9月12日の長野公演よりスタートさせる。本作のインタビューでは、“奇” “怒” “哀” “落”をテーマとした新曲4曲の制作面や現在の心境などについて迫った。「前回の続き」ではないもの、新たなチャレンジを提示したいと意欲を示す逹瑯の、本作から見えたソロ活動の世界観の“次”とは――。
本作に繋がった充実感の先
――ライブツアー「LIVE HOUSE TOUR [VILLAINS chapter 2]」の感触はいかがでしたか?
「chapter 1」をやった時に「もうちょいこの世界の続きが見たい」と思えたものが見られました。しっかり表現しきって、この4年ほどかけてやってきたソロの世界観がひとつ完成したと感じたんです。さらに新しく何を表現していくかと次を見ることができて今回の作品に繋がったので、とても充実した活動ができてきた感じがしますね。
――本作『奇怒哀落』の着想としては?
まず、[真人間]というツアータイトルが先に決まったんです。前回のツアーで『COLORS』と『MONOCHROME』がひと段落して完成した気がするので、近年はカタカナのツアータイトルが多かったこともあり、次の世界観に行きたいと思い日本語のツアータイトルがいいなと。そこでパッと出てきた [真人間]ってインパクトがあっていいと思ったんです。
そこで[真人間]というツアーで持って回る作品はどんなのだろうと。「俺が掲げる[真人間]とはどういう[真人間]なのか」となったんです。人間味がある、人が見える感じがいいなと、それを掘りたいと思って『奇怒哀落』というテーマで作品づくりをしたいと思いました。ただの「喜怒哀楽」じゃあ面白くないかなと、言葉をひねりながらやっていこうかなと、ずっとそういう言葉の連鎖や結びつきだったかな。
―― “奇”と“落”、「喜怒哀楽」とは別の2文字にした理由とは?
昨今、ポジティブなメッセージな曲やストレートな曲、それだけじゃないけど、そこが印象的になる曲が多かった気がしていて。ちょっと暗い世界観、もうちょっと温度感をと。そうなると「喜び」があまりいらなくて。喜びの歌を聴くのは好きだけど、歌わなくていいやという感じだったのでそこは省いてやっていきました。奇妙な曲から始まっていく作品の一曲目、「一体何がここから始まるんだろう?」みたいな感じで幕を開ける作品がいいと思いました。タイトルも「奇妙な果実」がいいなと何となく思っていたので、そのイメージで曲を足立(房文)に当て書きしてもらった感じに近いかなと。
曲の意思が選ぶ「言葉」とは
――「奇妙な果実」は、<Metamorphose>(メタモルフォーゼ)という言葉から始まります。「変容」という意味と捉えられますが、この言葉を選んだ理由は?
違う言葉も当てはめていたんですけど、どれもしっくりこなくて。それで譜割に当てはまる言葉をずっと考えていたら最後の方に<Metamorphose>がはまったんです。魔法をかける感じのワン・ワードから始まるのが凄く良いと思いました。自分で考えたのか曲に呼ばれたのかわからないくらいで。最近の作詞、前回の「checkmate」あたりからは、曲が意思を持って「この言葉がいいです」と持ってきてもらっているのに近いことが結構あるんです。「自分で考えたんだっけな?」みたいな。<Metamorphose>は、まんまそんな感じでしたね。
――<Metamorphose>のメロディラインは日本語の言葉も合うとも感じたのですが。
物語を軸にした曲だったので、説明から入る日本語にすると凄く説明くさくなっちゃうし、ひとつのワードで世界観をわかってもらう言葉が良かったんですよ。それがバッチリだったというか。
――冒頭の一撃で引き込まれる感覚です。歌詞全体のこだわりの点は?
今回、作詞でめちゃくちゃJ-POPを意識したというか、凄くアンニュイなことをしているけど、ポップスをやりたいなという感じでして。俺の中の槇原敬之さんが出てきたというか(笑)。
――槇原さんですか?
「俺の解釈する槇原敬之さんなんだよな……この辺の感じ」というようなイメージを書いていて面白かったですね!
――確かに、槇原さんの歌詞にはストーリー性が色濃い印象もあります。本作4曲にもそれぞれストーリー性を感じ、コンセプトEPなのかなとも思ったのですが。
MUCCの方では全曲のコンセプトを考えて、そこに向かって曲をつくって歌詞を書いていくことはできないんですよね。みんなで曲を持ち寄ってやるので。
――するとソロならでは?
そう。前回の「MONOCHROME」の時も7曲書いて、7曲色分けして「虹の色で曲を書きたい」というところに向かって曲づくりをしていたというか。今回も『奇怒哀落』に向けて曲をつくっていったので、それはソロだったらできるなと。なので、ひとつひとつストーリーがイメージしやすいという感じだったかな!
さらにひとつ先の表現を
――「St.Anger」は激しい曲調で、怒りを原料にして先へ向かうような感覚がありました。
怒りをテーマに曲と歌詞を書いていく時、外ではなく一回、内に入れてからの推進力みたいなベクトルにしたくて。自分に対する苛立ちや怒りを外に爆発させる方向に持っていきたいというイメージで書いていました。
――まさに、<鏡が映したピエロの涙 歌えよ苛立ちを抱いて>という歌詞の部分にも繋がるかと。ジャケットがピエロなのもこのイメージから?
歌詞とジャケットのどっちが先だか覚えてないんですけど、そこが結びついて良かったなという感じですね。ジャケットをピエロにしたいとなった時、『奇怒哀落』というタイトルなので、デザイナーさんにオーダーしたのは「何とも言えない表情にしてください」というのだけで。そうしたら凄くバッチリの絵を描いていただきました。
――歌詞の<化粧を落としたピエロが笑う 終わりと始まりを抱いて>という部分が印象的です。
化粧を落とした自分の素直な部分などを出して、ワンコーラス目は内に向けたものを、そこから外に向けていく転換のきっかけだと思うんです。その勢いのままギターソロになだれ込んでいくのが好きで。勢い付けのフックになる言葉を入れたかった感じですね。
――続く「剥哀」は逹瑯さんご自身の言葉からのタイトルですね。
哀しみのど真ん中というか、癒え始めるほんの一瞬の時期の限定的な言葉を乗せたいなと思いました。怪我の治りかけで瘡蓋を気にするのに似ているというところで、瘡蓋が剥がれないこととかけて「剥哀」という響きがいいという感じでつけました。「匂いがする」「触れそうな」「経験したことがある」みたいな身近な表現をたくさん入れたいなと思って歌詞を書いていました。匂う、見える、触れる、みたいな。
――おっしゃる通り、今作中で「剥哀」に最も肉体的な言葉が使われていると思いました。そんななか<東京>という土地名が入っているのはどうしてでしょう?
より具体的なワードがいいと思いながら書いていたんです。やはり自分が生活しているこの街で見える空が自分には一番リアルだったので、そこを入れたかった感じですね。東京以外の方が聴いたらあまりリアルに聴こえないかもしれないけど、自分にとってのリアルを優先した感じかな。
――すると、<オレンジ>というワードにもリアリティがあるのでしょうか。
夕暮れの空が凄く好きなんです。ビルの隙間から見える空はオレンジ色なのに、反対側を見るともう紫色になっているコントラストが好きで。あの空が見える時間って数分で、5分経ったら「もう暗くなっている」みたいな感じなので。その瞬間の切り取りがいいなと思い、歌詞を進めていきました。
――続く「落下の終着点」は、それまでの3曲の感情がほどけていきつつも発展していくような感覚が得られました。着想としては?
『奇怒哀落』の「落」は落ちるというところで、本当に寂しくて暗い曲にしたかったんですよ。曲をつくっている時はそういうイメージで「いい感じの曲ができたな」と、完成して歌詞を書くぞというタイミングのちょっと前かな……昔からの仲の良かった仲間が亡くなってしまったんです。そいつに向けた歌詞を書くつもりはなかったんですけど、歌詞を書いていくなかで自分とリンクする部分というか、重なる部分、「どんな気持ちだったんだろう」とか色々考えちゃって、曲を聴きながらそこが引っ張り出されるというか。そいつに歌ったわけではないんだけど、そいつに引っ張り出されたのか、そこと自分がリンクして何かグーンと落ちていく感覚、体中の力が抜けるみたいな感覚が言葉にはまっていったかなという感じの曲ですね。
――過去と未来を見つめるような感覚も受けたのですが、深読みしすぎでしょうか。
過去と未来はみんなにあるものなので。その友達にはもう未来がなくなってしまったので。でも自分には未来があるというところがリンクしながら、思うことがたくさんあって言葉がずるりと出てきた感じなんです。昔だったら、絶望したらその絶望を激しい歌にのせてエモーショナルに表現していた気がするんですけど、激しい絶望ではなくてさらにそのひとつ先のもっと暗い部分というか……絶望とも違うんですけど、その先の暗い部分みたいなのが表現できるようになったのかなという感じでしたね。
――歌詞の<落ちて>と<堕ちて>という言葉の使い分け、効いていると思いました。
日本語って面白いのは、同じ読み方、同じような意味でも若干意味が違う漢字の当て方がありますよね。そういう面白さ、使い分けで歌い分けられるのは凄くありがたいですよね。
――歌詞を読んで初めてわかる面白さもあると思います。歌詞の最後、<流れる光はあの日の僕だ 砕け散り輝く未来の僕だ>という部分に物凄い密度の意味が含まれていると感じました。
そこはやっぱり、その友達と俺がリンクしている部分というか。最後のそういう瞬間って走馬灯じゃないけど、過去のことを色々思い出した時に、昔になればなるほど楽しかったなとかいうのって凄く光り輝いて見えるもの、そのキラキラしているもの、輝いて見えるものが過去の思い出というイメージで、そこまでがその仲間のこと。そこから最後の一節は、その仲間と自分を重ねた時の「自分もいつかそうなるんじゃねえかな」というところかな……。他人事でもないなという。
EPの肝となる曲
――本作も足立さんとの共同作曲ですが、前作のインタビューで「足立が良い意味で遠慮がなくなってきている」「俺への理解、咀嚼の仕方の解像度も上がってきている」といった内容をおっしゃっていました。それがさらにバージョンアップした印象です。
そうですね。俺も足立に「もっとこういうオーダーの仕方をした方がわかりやすく動いてくれるかな」という感じ、足立がイメージしやすいオーダーをした方がいいかなというのも上手くなってきたというか。そこから返ってきたものが良くなったりして「それで進めよう」というのが凄くスムーズになってきたと思う。
――制作自体はいかがでしょうか?「checkmate」の時は録音後のキー変更という大幅な変化がありましたが。
今回は大丈夫でした。俺も6月末、7月とかクソ忙しい時にやっていたのでなかなか詰め切れなかったところもあったんですけど、前回ほど凄く迷惑をかけた感じはなかったかな。
――新たな試みや実験的アプローチはあったのでしょうか?
何かあったかな……本当に柔軟に脳みそを使いながら作詞できたので、「こういう言葉の当て方やアプローチもありだな」とか「言葉をひとつこういう解釈に置き換えてのやり方も、歌詞にのせるんだったらありか」みたいなのをやっていました。その脳みそが活性化している状態で、まずこの4曲の作詞を終わらせて「いい感じ」という余韻が残ったまま、同時に制作していたMUCCの楽曲の作詞もできたんです。ソロの方を先にやっておいてよかったと。ソロの作詞で脳みそのストレッチが完全にできて、色んなアプローチや実験をしたなかでMUCCの方の作詞もできたから、そっちもいい感じに進んでわりとWin-Winでしたね。
――ちなみに作詞で一番時間をかけた楽曲は?
最後まで直していたのが「剥哀」です。そもそもなかなか手がつかなくて完成しなかったのは「落下の終着点」かな。この曲の書き出しをどうしようかと。1曲目と4曲目はこのEPの肝になる曲だから「どうしようかな、時間かかりそうだな……時間かかる曲から先にやっていっちゃうか」と思いながら、頭から結構考えながらだったけどなかなか進まなくて。「ここで引っかかっちゃうと次に進まないから後に回そう」と、違う曲を書き始めたりして結局、最後に埋めていったのが「落下の終着点」だったんです。そういう意味で言うとこれが一番時間かかっているかも。
――「落下の終着点」の歌詞を読むと、言葉が削ぎ落とされていると感じたんです。相当な言葉数の中から洗練させたのではないかと。
そうですね。説明とかではなく主観で話が進んでいってイメージしてほしいみたいな。難しい言葉は使わないんだけど、具体的なのかそうじゃないのかギリギリの詞、攻め方と。イメージしながら聴いていってほしい感じです。
「前回の続き」ではないものの提示
――本作『奇怒哀落』にちなんで、「喜怒哀楽」で逹瑯さんが最近大きく動いた感情はありますか?
何かあるかな……あんまり普段怒ったりもしないし。「楽しみ」かな! その楽しみだけを糧に生きて日々のスケジュールを乗り越えているから。8月の後半にキャンプに行く予定があったんです。そこだけを楽しみに乗り切っていましたね。
――制作期間中のインプットとしては何か影響を受けたことはありますか?
普段からあまりなくて。今回、歌詞を書くタイミングが海外ツアーだったんです。それが逆に凄く良かったです! 飛行機の中で作詞を進めていったんですけど、ケータイも電波が繋がっていないからいじれないし、完全に何の誘惑もないなか集中できたので10何時間のフライトもあっという間だったというか。すげえ良かったですね。
――作詞は主にフライト中だったのですね。ところで、「喜怒哀楽」の4つ以外の感情はあると思いますか?
普段の生活ではニュートラルだと思うので「健やか」や「和やか」とかですかね。わからないですけど…そこから動くじゃないですか? その先が「喜怒哀楽」だと思うので。あと、あるとしたら「狂う」じゃないですかね(笑)。
――なるほど(笑)。さて、ライブハウスツアー「逹瑯 LIVE HOUSE TOUR [真人間]」「逹瑯ACOUSTIC LIVE TOUR [ sing for you #2 ]」が控えていますが、意気込みは?
楽しみですね。新曲が4曲増えて、その入れ方によってはライブのイメージ、余韻、始まった感じとかが変わるはずなので、そういう新しいチャレンジみたいなのをと。前回の続きって感じではないものを提示できると思うので楽しみかな!
――ソロ活動の今後の展望としてはいかがでしょうか。
今年動いたら、来年はMUCCの周年なのでソロをやらないんですよ。2027年はMUCCに集中してソロ名義のツアーとリリースは休むので、そのぶん2028年に動き出した時用の水面下の準備はしっかり進めつつ、2028年にまた新しく動きたいというイメージは凄くたくさん湧いていて。そこに向けての準備をするのに2026年をしっかりやりきって「もうちょっとこれの続き見たかったな」とかではなく、ここでちゃんとしっかり完成させて、やりきって、2028年に向けていけるようにしたいかな。(取材=平吉賢治)
(おわり)
PHOTO:冨田味我
作品情報
2026年9月9日(水)リリース 逹瑯 1st EP 『奇怒哀落』
<TYPE-A> DCCA-178 / 3,500円
01. 奇妙な果実
02. St.Anger
03. 剥哀
04. 落下の終着点
05. VILLAINS -2026.04.25 浅草花劇場-
06. OVERKILL -2026.04.25 浅草花劇場-
07. 朱色の月 -2026.04.25 浅草花劇場-
<TYPE-B> DCCA-179 / 3,500円
01. 奇妙な果実
02. St.Anger
03. 剥哀
04. 落下の終着点
05. 壊れたピアノ -2026.04.26 浅草花劇場-
06. checkmate -2026.04.26 浅草花劇場-
07. アメジスト -2026.04.26 浅草花劇場-
【商品詳細はこちら】
https://www.tatsuro-soloworks.jp/news/articles/154
【CDのお求めはこちら】
https://tatsuro.lnk.to/wW46ufJ6
【サブスクリプション、配信はこちら】
※『奇怒哀落』は9/9〜配信開始
https://tatsuro.lnk.to/lMpMafmA
【ツアー情報】
■逹瑯 LIVE HOUSE TOUR [真人間] LIVE SCHEDULE
2026年9月12日(土) 長野ライブハウスJ(長野県) OPEN 16:15/START 17:00
2026年9月13日(日) 金沢vanvanV4(石川県) OPEN 16:15/START 17:00
2026年9月23日(水・祝) 渋谷音楽堂(東京都) OPEN 16:15/START 17:00
2026年9月26日(土) 新横浜NEW SIDE BEACH!!(神奈川県) OPEN 16:15/START 17:00
2026年10月3日(土) 名古屋CLUB UPSET(名古屋愛知県) OPEN 16:15/START 17:00
2026年10月4日(日) 梅田BANGBOO(大阪府) OPEN 16:15/START 17:00
一般チケット発売中:イープラス:https://eplus.jp/sf/word/0000057078
■【有村竜逹瑯 -令和八年 東京編/愛知編-】
【有村竜逹瑯 -令和八年 東京編-】
2026年10月6日(火)東京キネマ倶楽部 [開場17:45/開演18:30]
2026年10月7日(水)東京キネマ倶楽部 [開場17:45/開演18:30]
【有村竜逹瑯 -令和八年 愛知編-】
2026年10月13日(火)NAGOYA JAMMIN’ [開場17:45/開演18:30]
2026年10月14日(水)NAGOYA JAMMIN’ [開場17:45/開演18:30]
出演:有村竜太朗/逹瑯
【チケット料金】 前売り7,500円 / 当日8,500円 (税込・ドリンク代別) ※スタンディング
【チケット一般発売】発売中
https://eplus.jp/arimuraryutatsuro26/
※1人4枚受付
(問)ディスクガレージ https://info.diskgarage.com/
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