「声を担当したキャラを2.5次元舞台で演じたい」声優・翠扇が語るコスプレとの両立と大きな夢
7月4日、5日の2日間にわたり、東京・池袋サンシャインシティでコスプレイベント「acosta!@池袋サンシャイン」が開催。会場は思い思いのキャラクターに扮したコスプレイヤーと来場者の熱気に包まれた。『ENTAME next』では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!
今回話を伺ったのは、ゲーム『勝利の女神:NIKKE』(以下、『NIKKE』)のミントに扮していた翠扇(すいせん)さん。声優として活動しながら、衣装や小物を自作する本格派コスプレイヤーの顔も持つ。コスプレの経験は声優業にも大きな影響を与えているそうで、2つのキャリアを両立するこだわりと、その先に見据える夢について話を聞いた。
――本日は『NIKKE』のミントのコスプレですが、このキャラクターを選んだ理由は?
翠扇さん 今日一緒にいる友達と「併せ」をするのに、何がいいかなって考えたのがきっかけです。『NIKKE』は好きな作品なんですけど、キャラクターによっては結構セクシーな衣装も多くて(笑)。アコスタのように人前に出ることを考えると、ミントちゃんたちのアイドルユニットの衣装は比較的着やすいですし、可愛いなと思って選びました。
――衣装などのこだわりもぜひ教えてください。
翠扇さん 小物などは自分で作る派なんです。今日の指輪やブレスレットといったアクセサリーも全部自作しました。『NIKKE』って、ゲーム内の映像とキャラクターの立ち絵、それに公式YouTubeのモーションで、少しずつデザインが違うんですよ。なので、それらを全部見比べて、自分なりに「これが一番忠実だろう」っていう配色や形を考えて作っています。
――制作にはどれくらい時間が?
翠扇さん 小物だけなら1日あればできるんですけど、今回はスカートも上も全部作っているので、全部含めると4日か5日はかかっちゃいますね。今回は縫いにくい生地だったので、既製品の中からイメージに近いものを探してきて、それをベースに改造する方法を取りました。
――声優としても活動されているそうですが、その道に進んだ経緯を教えてください。
翠扇さん 元々アニメが大好きで、最初は声優ではなくアニソンを歌っていました。そこから声優に転身させていただいた形です。好きな作品に携わったり、何かを表現したりすることが好きだったので、コスプレにもずっと興味があって。大学生になって、アルバイトもしてお金が貯まったときに「よし、コスプレするぞ!」って始めました。――コスプレを始めたことで、声優のお仕事に何か影響はありましたか?
翠扇さん すごくありました。声優のお仕事では、舞台や朗読劇に参加させていただく機会も増えてきて。朗読劇も声だけのお芝居ではあるんですけど、読んでる姿をお客さんに見られるんですよね。コスプレを経験したことで、立ち姿であったり、見た目からも自分が想像するキャラクター像に近づけたい、という意識が芽生えるようになりました。声の表現だけじゃなく、見られるときの表現力も意識するようになったと思います。
――夢を追いながら、声優業と両立しているアルバイトについても気になります。
翠扇さん 結婚式場の宴会スタッフとして、披露宴でコース料理を運んだり、ワインを注いだりするお仕事をしています。披露宴自体が2時間で、準備と片付けを含めても4時間くらいで終わるので、声優の仕事と両立しやすいんです。
――声優として、コスプレイヤーとして、これからどんな自分になりたいですか?
翠扇さん 目指していることが一つだけあって。それは、「テレビアニメのキャラクターの声を担当して、その作品が2.5次元舞台になったときに、自分でそのキャラクターを演じること」です。
――声優さん自身が舞台に立つ、ということですね。
翠扇さん はい。私がすごく尊敬している声優の佐々木莉子さんが、『かげきしょうじょ!!』というアニメで歌がうまいキャラクターを演じられて、そのまま舞台版でも同じ役を演じて、舞台上で素晴らしい歌声を響かせていたんです。それを見て、本当にすてきだなと思って。私もそんなふうになりたい、という大きな夢があります。
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