【推し俳優で巡る名作3選】赤楚衛二、甘美なビジュアルを裏切る“泥臭いまでの熱演”に見入る3作
2026.02.28 08:00
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赤楚衛二の俳優としてのステージはさらなる高みへと到達中。柔らかい好青年のイメージを土台にしながらも、役ごとに異なる魅力を感じさせる彼の多面性はエンタメ界にとって欠かせない輝きを放っている。本記事では、赤楚の名作を3つ紹介する。
「366日」(2025)
HYの名曲から着想を得た本作は、20年の時を超えた「一生忘れない恋」を描く。赤楚が演じるのは、20年前の沖縄で後輩・美海(上白石萌歌)と出会い、初めての恋を知る青年・湊。初恋の煌めきに満ちた10代から、苦い再会を果たす大人へと至る時間の流れを見事に表現した。観る者の胸を締め付けるような圧倒的な透明感と、美海を見つめる時の包容力に満ちた優しい笑顔。彼の繊細な芝居が、主題歌のメロディと共鳴し、観客を深い余韻へと引き込んでいく。「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(2024)
AIで復活した偉人たちが最強内閣を組むという奇想天外な設定の中、赤楚は内閣官房長官・坂本龍馬を熱演。浜辺美波や野村萬斎といった個性豊かなキャストが揃う中で、これまでのイメージを鮮やかに裏切った一作と言える。特筆すべきは、徹底した役作りによる「男臭い色気」。減量し自前の髭を蓄えたビジュアルは、幕末の風雲児らしい野性味と力強さを増幅。土佐弁を操りながら、熱く未来を語るその姿には、普段の柔和な印象を微塵も感じさせず、新境地を開拓した。「ヒル」(2022)
他人になりすまされた青年が、自分を取り戻すために過酷な運命に立ち向かう社会派復讐サスペンス。赤楚は、殺人未遂の濡れ衣を着せられ警察に追われる主人公・ユウキを演じた。役作りの際、あえて携帯やテレビを絶ち、孤独を自分に強いたというエピソードからも分かる通り、劇中の赤楚からは剥き出しの焦燥感が漂う。普段の甘いビジュアルを封印し、傷だらけになりながら足掻く姿は、彼が持つ瑞々しさとその対極にある「影」の部分が絶妙に混ざり合い、観る者の心を激しく揺さぶる。どんな役柄にも寄り添い、そのキャラクターの人生を等身大で生きる赤楚。甘いルックスに甘んじることなく、時には髭を蓄え、時には孤独に沈み、常に自分をアップデートし続ける彼の姿勢こそが、多くのファンを惹きつけて離さない理由だろう。(modelpress編集部)
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