庄司浩平ファンミに独占潜入 バイト時代のハプニング・ドラマ「40までに」出演後の大きな変化まで…1人語りで笑い絶えない1時間
2025.12.21 19:00
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俳優の庄司浩平が12月14日・21日の2日間、東京・大阪の2都市で「KOHEI SHOJI FAN MEETING TOUR 2025」を開催した。モデルプレスは独占で東京の第2部公演に潜入。魅力的な人柄が存分に発揮されたファンミーティングをレポートする。
庄司浩平、ファンミ開始10秒で笑い誘う
客席にはドラマ『40までにしたい10のこと』(テレビ東京/2025)で庄司が演じた田中慶司の私服を真似ていたり、ドラマ『君とゆきて咲く』(テレビ朝日/2024)を思わせる和装を着たりと、服装から愛のこもったファンたちが集まる会場。開演時間になると、庄司は「どうも~!」とコーデュロイ素材のセットアップで下手から登場するも「ありがとうございました~!」と上手から捌ける素振りを見せ、開始10秒で笑いを巻き起こした。冒頭はリオネル・メッシやウォルト・ディズニー、イエス・キリストまで各界の偉人が同年代の時に何を成し遂げたか、現在の庄司と比較していくというユニークなフリートーク。「雑談の尺ってもうちょい長いほうがいいんですか…私としては十分やってるんですけれども!」とツッコみつつ、これまでの歴史を振り返る「KOHEI HISTORY」へ。特撮Vシネマ『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』や「パリコレ」出演を果たしたことを紹介していった2022年とは裏腹に、「2023年1番話したかったの。仕事全然していないっていう…ぜひ笑ってくださいこれはね。僕が自信を持って『Kohei Episode』(プライベートトーク)を話していきたいと思います」とにっこり。「単発バイトにてヒーローショーをやっていた場所で働く」と以前「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~2021)のヒーローショーを行った東京ドームシティの清掃業務でショックを受けたという経験や「英語技能を使った案件のほうが時給が高いことに気づく」とゲームの祭典「東京ゲームショウ」の通訳スタッフなど俳優の仕事が少ない分アルバイトで補っていたという時期を振り返っていた。
その後『君とゆきて咲く』キャストオーディションだった「真剣オーディション」に出演したことに触れる際「こちら観ていただいたよって方いらっしゃいますかね?」と客席のファンに手を挙げさせる流れを受け、生配信を観ていたファンから「手を挙げさせている時点でセミナーになってます」というコメントが。「大丈夫です。最後に壺とか売らないので大丈夫です…」と即座に否定しつつ「幸せですか?」とユーモアたっぷりにまるでセミナーのような入りを再現した。
庄司浩平、ファンからの質問に回答
ファンからの質問コーナーでは「なるべく多くのファンの質問に答えたい」という庄司の優しさが垣間見え、次々と回答していくことに。以前好きな言葉に「足るを知る」を挙げていたことからどうしてこの言葉が好きになったのかという質問には「先に謝っておくことは、モットーですとか座右の銘は常に違うことを申しております」と前置きつつ「幸せのハードルは低くいたいなと。朝早く起きられたですとか、美味しいもの食べられた、何か作るのがうまく行ったでもいいんですがそういった一瞬一瞬にこれで必要十分だよねっていう気持ちを持ちたい」と自身の考えを語るも、「セミナーすぎますね。まずいぞ?通報されちゃうな?」とふと我に返りおどけた。また「いつも落ち着いている庄司くんが人生で最大級にテンパった出来事はなんですか?ぜひ再現VTR風にお願いします」というリクエストに、レストランのホール業務をしていた時期を回顧。「ワインをお客様にかけたことがございましてそれはやばかったですね」と中にすでに入っているグラスワインを運んだ当時の状況を仕草で再現しながら「後ろの人がお手洗いか何かに立ち上がられて『失礼します』って避けた瞬間にグラって行っちゃって『あっ』って思ったら『あっ』って言って。残念ながらそういう時にワインって赤なんですよ」「白いワイシャツの左肩にかかっちゃって。そういう時って正しい日本語が出てこなくて『やっちゃった!』って」と謝るより先に良くない反応をしてしまったという。「すごく品のあるお客様だったので『いいのいいの』と言ってくださってそれで済んだんですけど」と事なきを得たと話していた。
庄司浩平、環境の変化に言及
さらに『40までにしたい10のこと』をきっかけに人気が急上昇した庄司は、同ドラマへの出演を経てどのような環境の変化があったかという質問には「取材の量がとんでもなくて」と回答。ドラマ放送中の8月頃から増え始めたという取材はドラマや写真集「だから、ぼくは」(KADOKAWA/10月28日発売)の宣伝が終わった11月以降も増え続け「告知することがないわけですよ。なのに呼んでいただけて今月も雑誌の撮影だったり取材が続いていて僕も何言ってるか分からなくなってきたんですよね」と多忙を極めている日々を明かした。「だからところどころ嘘になっている可能性があります」と冗談交じりに伝えつつ「精一杯各媒体で違うことは言おうかなと思っております」と庄司らしい気遣いを見せていた。庄司浩平、最後はファンと至近距離に
最後は、スクリーンに出されたお題をファンだけが見てアキネーターのように庄司が質問をしていくことでお題を当てる「しょーじーネーター」のコーナーでファンとの交流を存分に楽しんでいた庄司。終演後には全8ブロックに分かれた客席を1ブロックずつ1周し、ファンが至近距離で撮影可能な時間も。再び舞台に登場した庄司はすぐに舞台から捌けようとするボケをもう1度繰り返し「天丼する(同じネタを繰り返す)にはあんまりおもしろくないボケなんですけど…」と自虐で再び会場に笑いをもたらした。ブロックを回っていく際には「(ファンが掲げる携帯電話に)意外と色んな機種がありますね」「皆さんが忙しなく背中をくるくるするゾーンがやってまいりました」「最新の機種はいいですね。だんだん僕の携帯の充電の減りが早くなってまいりましたので買い替え時かなという感じですけれども…」「でかいという声が聞こえます。知ってるだろという感じではありますけれども…」「悪いことやった時くらいのカメラの向けられ方」と実況のようにファンの様子に逐一ツッコミ。
「ぜひご家族・友人・親族・恋人・相方・夫婦…『でかかった』と伝えてください」「何が面白かったか、何分何秒が面白かったか、ぜひ事細かに(SNSに)書いていただけると」などと呼びかけ、澱みなく話しながらも、1人ひとりに笑顔で丁寧に手を振る様子が印象的だった。庄司はそのユーモア溢れるトーク力、会場のファン・オンライン配信を観ているファン全てを置いていかない視野の広さと優しさで、常に笑いの絶えないファンミーティングの空間を作り上げていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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