SUPER EIGHT横山裕「24時間テレビ」マラソン合宿で「何度か心が折れる音が聞こえた」児童養護施設も訪問「実際に弟がお世話になった」

横山裕、合宿で感じた辛さ

7月31日にチャリティーランナーが発表されてから、練習以外にも取材に参加するなど本番に向けて準備を進めている横山は、様々な施設を訪問したことに触れ「生の声、生の状況を見ることによって、いろいろなことを知ることができて、支援が必要な施設がこんなにもあるんだと知りましたし、貧困とされているご家庭もこんなにもあるんだと正直知らないことだったので衝撃を受けました」と振り返った。

チャリティーランナー発表を受け家族が「『兄ちゃんすごいな』と言ってくれたのが嬉しかった」とにっこり。「実際に弟がお世話になった施設にロケさせてもらったんですけど、僕の知らない弟がいて、そこにまたやす子ちゃんが去年走った支援金で得たテレビが飾られていたんですけど、子どもたちが集まってテレビを観ているのを見て『すごい僕が走る意味ってあるねんな』って。やっぱり直接お世話になっているので弟が。またここに支援金で得た何かがプレゼントできるって思ったら、背中を押してもらいましたね。『頑張ろう』ってシンプルに思いました」と走ることへの意味を改めて感じた出来事を明かした。

本番に向けて練習も佳境に入っており、合宿では「フルマラソンを超えて44キロ走って、もうこれはウルトラマラソンになるらしいんですけども『24時間テレビ』の100キロを凝縮したようなコースなので『ここさえ乗り切れば絶対に大丈夫です』と言われた」と初めての距離に挑戦したという。あまりの辛さに「何度か心が折れる音が聞こえましたね。本当にしんどかったですね」と当時の心境を吐露。「ポキッと言っていたんですよ、2～3回。それまではいけるかなと思っていたんですけども『やっぱり100キロってすごいねんな』と改めて思いました。だから歴代ランナーのみなさんすごいことしているんやなと改めて尊敬しますね」と敬意を払った。

横山裕、心の支え明かす

心の支えとなっているものを聞くと「『とにかく完走し切るぞ』という想いですかね」と強い気持ちを告白。「練習は楽しかったんですよ。でも本当に合宿がすごいコースでしたね。本当に坂道ばかりで」と合宿が辛かったことを「まじでやばかったですね」と改めて振り返ったが「いい経験になりました」と前向きに捉えた。さらに暑さへの心配の声が多数挙がっていることを受け「暑さとかをみなさん心配していただけてありがたいんですけど、暑さは僕全然平気なんですよね。何度も言っているんですけどサウナがめっちゃ好きなんでそこが効いているんじゃないかな。嘘みたいな話なんですけど（笑）」と笑顔で語った。

当日の1番辛いときには「やっぱりおかんとか家族が浮かぶんじゃないかな」と想像し、さらに『24時間テレビ48』関連で様々な番組に出演する中で劇団ひとりから「もし辛くなったら俺を思い出してみて」と声掛けがあったため「1回思い出そうかな（笑）」と付け加えて笑いを誘った。音楽では自身の楽曲「ど真ん中」などが流れるのではないかと語り「失敗があるから成功」「感情で動くから感動」という作詞にも携わった言葉が響くと話した。

「24時間テレビ48」目的別募金＆走行距離

今年の24時間テレビチャリティーマラソンは、ランナーを務める横山の思いから、目的別募金「マラソン子ども支援募金」を開設。24時間テレビ公式ホームページや、24時間テレビでランナーが走っている間に画面に表示されるQRコードから参加することが可能で、寄付金は全額、支援を必要とする子どもたちのために役立てられる。

今年のチャリティーマラソンの実施場所については、安全上の理由で非公開に。走る距離については、練習を重ねて決定するとしている。

「24時間テレビ48」テーマは「あなたのことを教えて」

今年のテーマは「あなたのことを教えて」。テレビ業界全体の信頼性が強く問われる中、「上田と女が映える夜」などのヒット番組を手がける総合演出の前川瞳美氏が、「誰もが当たり前に自分や他人の尊厳を大切にする社会を実現したい」と願いをこめて、このテーマに決定した。

総合司会には、昨年初めてトリオを組んだ上田晋也・羽鳥慎一・水ト麻美アナウンサーが今年も集結。さらに、災害復興や障がい者支援など、それぞれのテーマで「24時間テレビ」の企画に参加し、チャリティーの輪を広げる協力者「チャリティーパートナー」として浜辺美波、志尊淳、やす子、長嶋一茂、King ＆ Prince、氷川きよしが出演し、10人一丸となって前進し続ける「24時間テレビ」を届ける。（modelpress編集部）