初グラビアでサーバーダウンの美女・羽柴なつみ「最初はグラビアを止められていたんです」

――地元が北海道で、今は東京と行き来しているとか。主にどんな活動をしているかお聞かせください。

羽柴　北海道だとテレビや映像のお仕事がメインで、東京では、SNSのお仕事、舞台、映像など、いろいろなことをやらせてもらっています。

――元々芸能界に興味があったのでしょうか？

羽柴　ずっとSNSが好きだったんです。それが根本にあって、大学進学を機に上京するときにSNSを見た方にスカウトしていただいたんです。最初はバイト感覚でしたね。なんか楽しそうだし、人とは違うお仕事するのも魅力的だし、人前に出るのも好きなので自分に合っているなというぐらいで。

――いろんな活動している羽柴さんが今1番楽しいことはなんですか？

羽柴　全部楽しいんですけど、SNSかもしれないです！「これをSNSに上げてこの反応だったから、次はこういうのを上げてみよう」とか分析するのが好きなんです。

――TikTokだけでフォロワー69万人ですが、始めてすぐに反響があったのでしょうか。

羽柴　1本目は、最初ぜんぜん伸びなかったですね。だから、通知オフにしていたんです。それからしばらくして開いたらすごくたくさんのいいね！が付いていて驚きました。そこまで割と早かった気がします。

――Instagramのプロフィール欄には「需要しかない私の顔面を晒すアカウント」。XとTikTokには「需要のない私の顔面を晒すアカウント」と記載がありますが、この理由について教えて下さい。

羽柴　キャッチフレーズって結構耳に残るじゃないですか。何かないかなと思って、つけたんです。名前は覚えられなくても、「あ、このプロフィール見たことある」的なのがあったらいいなって。で、思いついたのが「需要のない顔面」だったんです。顔写真を投稿しているのに「需要ない」って、言っていることに矛盾するじゃないですか。でも、ファンの人は「変えた方がいい！これは『需要がないアカウント』じゃない！」と言ってくれて（笑）。じゃあインスタだけ変えようかと。

――ファンとの交流は多い方ですか？

羽柴　そうですね、距離感も近い方だと思います。DMは100パーセント目を通しますよ。いつもイベントに来てくれている子だったり、ファンクラブに入っている方には既読をつけていいね！を押すこともありますね。――ちょうどいい距離感を保つ秘訣はなんでしょう。

羽柴　んー。結構プライベートもこのままな気がします！こちらが友達っぽく話すから相手もラフに来てくれるんですよね。「そのラフさがいい」と認めてくれる方が多いです。逆にファンの人と距離が遠いのが嫌なんですよ。もっと直接話したいです。

――ライブ配信はしないんですか？

羽柴　告知してのライブ配信はほとんどないです。インスタライブはたまにやるんですけど、やりたい気分になったら、急にぱっとつけたり。でも、4月後半から「Pococha」でライバーに挑戦していて、CMにも出演しています！

――結構気分屋なんですね（笑）。スカウトされて入ったこの世界の最初のお仕事って覚えていますか？

羽柴　最初は舞台でした。私は服が好きなので、「モデルになりたいです」って言っていたんです。そうしたら、「あなたは表情がいいから女優を目指しなさい。動いている方がいい」って言われて切り替えました。それで、舞台に挑戦してみたらすごく楽しかったですね。

――2021年にはグラビアにも挑戦されています。

羽柴　実は最初「グラビアはやらない方がいい」と事務所から止められていたんです。でも『週プレ』のグラビアの担当の方が、猛プッシュしてくれて、私もすごくやりたいって言い続けていました。最初のオファーをいただいてから1年ぐらい経って出演が決まりました。TikTokerが『週プレ』さんのグラビアに出るのは初めてだったそうです。

――それがまさかのサーバーダウンに？

羽柴　びっくりですよね。デジタル写真集は12時ぴったりに、発売されるんです。でも、ファンの方から「サイトが重くて買えないです」って報告が来ました。「『週プレ』発売日はデジタル写真集が何冊も一気に出るし、12時ぴったりだから重いんだ」と思いつつ、「みんな頑張って買ってよ！」なんて言っていたらサーバーダウンしていたみたいです。

後日『週プレ』さんに伺った際に「なつみちゃんのデジタル写真集にお客さんが集中しすぎて、サーバーがダウンしました。こんなこと初めて」と言われて…。それでネット担当の方が怒られたというのと、これを機にサーバーが強化されたという話を聞きました。それで関係者全員の意見がひっくり返って、「やってよかった！」となりました（笑）。

――サーバーがダウンしたのは、SNSの宣伝上手かったのもあるとか。

羽柴　担当の方に、宣伝がめっちゃ上手いって褒めてもらいました。毎日、「あと何日」と、カウントダウンしていたんです。今でこそよく見ますが当時は珍しかったみたいで。

――他にも工夫したことはありますか？

羽柴　SNSでのコミュニケーションは工夫しました。例えば「私は何ページのこのカットが好き」って言ったり、逆に「みんなは何ページが好き？」って聞いたり。買ってくれた方が盛り上がるような会話をして、一緒に楽しんでいました。――ちなみに、それまでに人前で水着になることはありましたか？

羽柴　なかったです。でも緊張より楽しいが勝っていました。いろいろな水着を着て、ルンルンでしたね。初めてのグラビアって、すごく勇気がいる仕事だと思っていたんです。でもこんなに楽しいだなんて。だから私は周りに「すごく楽しいからやった方がいいよ」ってグラビアを布教しています。

――どういうところが楽しかった？

羽柴　自分の成長を見られるというか。最近ジムに頻繁に行っているんですけど鍛えると成果が出るので、私は今の体を撮ってほしいって思います。自分の素の写真を綺麗に撮ってくれるし、貴重なんです。

――今後もグラビアはやっていきたいと。

羽柴　やりたいですね。大好きな好きな仕事の1つです。

▽羽柴 なつみ（はしば なつみ）1998年9月12日生まれ、北海道札幌市出身。女優、インフルエンサーとして活動。大学進学で上京後、モデルの仕事を始め、2019年から女優業を開始した。2021年にはTikTokやInstagramで人気を集め、『週刊プレイボーイ』（集英社）でグラビアデビュー。デジタル写真集の発売日にはサーバーダウンを起こし、話題に。小学生からダンスや陸上を経験したスポーツウーマンでもあり、チャームポイントは笑顔と豪快な笑い声。6月8日から「BS日テレ」の番組「北海道すたいる」に新規レポーターとして出演決定！（毎週日曜　朝9:00~9:25放送）

▽BS日テレ「北海道すたいる」番組HPhttps://www.bs4.jp/hokaidou/