“透け感”が魅力のバニーガール“初音ミク”コスプレ「タイツの艶っぽさとツインテールの巻き方にこだわり」＜ニコニコ超会議＞

2025.05.29 17:05

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。4月26日、27日には、ニコニコ動画の世界観をリアルに再現した大型イベント「ニコニコ超会議2025」が千葉・幕張メッセにて開催。2024年を上回る13万2657人が来場し、会場は大盛り上がりとなった。WEBザテレビジョンでは、見どころ満載だった同イベントの中から、屋内外のコスプレエリアを彩ったコスプレイヤーたちにクローズアップ。撮影とともにインタビューも実施し、それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「ニコニコ超会議2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？

■初音ミク(ラビットホールver)／蒼空イヴさん

ウイッグのツインテールが巻き巻きになるようにこだわって準備しました。巻きがきれいにクルクルしているほど見映えもよくなると思ったので頑張りました！

他にもこだわったポイントを挙げるとしたら、黒タイツの質感ですね。艶っぽい質感は残しつつ、肌は見えそうで見えない、ちょうどいい透け感のものを探してきました。バニースーツの格好良さを際立たせる…という意味でも、脚をきれいに見せたかったので、こちらの衣装とタイツの組み合わせは気に入っています。

■「ファイナルファンタジーVII リメイク」ティファ・ロックハート／きゃしーさん

今回は「FFVII」ティファの紫ドレスバージョンのコスプレをしました。ティファはタレ目と優しい顔立ちが印象的なキャラクターなので、目元を中心にメークにこだわり、雰囲気の再現に取り組みました。

■「勝利の女神：NIKKE」ティア(マリオンクレープコラボver)／宮御なでさん

こちらの衣装は「NIKKE」とマリオンクレープのコラボに合わせてデザインされたものになります。一目見た瞬間「コスプレをしたい！」と思い、オーダーメイドで制作していただきました。手に持っているクレープは自作で用意したもので、レジンを加工して作りました。フルーツのフレッシュなツヤツヤ感をうまく表現できたんじゃないかな…と思うんですけど、いかがでしょう？

■「勝利の女神：NIKKE」ブレッディ／まきほさん

衣装の袖の膨らみやスカートのパーツ、手にしたキャンディの造形など細部まで作り込んで、コスプレの再現度を高めることにこだわりました。帽子はベレー帽ではなく、まあるいパン生地のようなデザインが特徴なので、納得のいく形に仕上げたくて手作りで用意しました。こちらの帽子を含め、かわいくむちむちしたシルエットの再現にもこだわったので、そうしたところもうまく表現できていたらうれしいです。

■「ニーアリィンカーネーション」ヨルハ二号B型／あみゅねしあさん

昨年の「ニコニコ超会議」にも参加したのですが、たくさん写真を撮っていただいて、イベントそのものも楽しかったので、今年もコスプレで遊びに来ました。こだわったポイントを挙げるとしたら、刀を持ったキャラクターのコスプレをするのは初めてなので、何度もゲーム画面を確認しながらポージングの練習をしてきたことです。

それと、こちらの衣装は「ニーアオートマタ」ではなく、同作と同じ世界観のスマートフォンゲーム「ニーアリィンカーネーション」に登場する2B(ヨルハ二号B型)のコスチュームになります。「こんなバージョンの衣装もあるとは知らなかった」と喜んでくださる方が多くて、コスプレに挑戦したかいがありました。

■初音ミク／希林まおはさん

これまで何度も「ニコニコ超会議」には遊びに来ていたのに、初音ミクちゃんのコスプレでは参加したことがなくて、「そろそろこのあたりで、一度ミクちゃんのコスプレをしよう！」と思い、こちらのコスプレをさせていただきました。衣装のバリエーションが豊富で、どれにするかかなり迷いましたが、やっぱり最初に着るのは通常版の衣装かな…と思い、こちらを選びました。

■初音ミク／光雅さん

こちらはフィギュアで発売されている、バニーバージョンの初音ミクちゃんのコスプレになります。いつもすてきなミクちゃんですが、このバージョンのときは特にかわいいですよね！　個人的なこだわりとしては、網タイツの編み目の細さを再現したくて、何種類か購入して履き比べて、ちょうどいい網目のものを選び、着用しました。

ちなみに、イベント中はご機嫌で撮影対応をしていたのですが、いろんなポーズをとるうちにタイツが破れてしまって…。次にこちらのコスプレをするときは、替えのタイツも持参するつもりです。

コスプレが楽しめる大型イベントは今後も全国で続々開催！

こうして大盛況のうちに終了した「ニコニコ超会議2025」以降も、コスプレが楽しめるイベントは全国で多数開催が予定されている。

「ワンダーフェスティバル2025[夏]」(7月27日[日]、千葉・幕張メッセ)や「世界コスプレサミット2025」(8月1日[金]～3日[日]、愛知・栄周辺エリア)、「コミックマーケット106」(8月16日[土]・17日[日]、東京ビッグサイト)といった大型イベントも控えているので、本稿でコスプレに興味を持たれた方はこれらのイベントにも足を運んで、会場の熱気を直に体感してみてはいかがだろう。

◆取材・文＝ソムタム田井