「timelesz project -AUDITION-」(C)Netflix

【「timelesz project取材会」主な質疑応答まとめ】審査内容・オーディションの雰囲気・3人が新メンバーに求めることとは?

2024.08.04 04:00

現在新メンバーを募集しているtimelesz(タイムレス)によるオーディション「timelesz project」。このほど行われた取材会に、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡が出席し、記者からの質疑応答に応じた。


「timelesz project」Netflixで独占配信へ

「timelesz project -AUDITION-」(C)Netflix
「timelesz project -AUDITION-」(C)Netflix
4月1日にSexy Zoneから改名し、同時に新メンバーを募集するオーディションの実施を発表したtimelesz。オーディションの模様は9月13日よりNetflixで世界独占配信されることも発表された。

「timelesz project」審査内容・目を引く候補者のポイントは

― オーディションの流れの説明をお願いします。

菊池:今公表しているエントリー数(18,922件)から350名まで絞りまして、今直接会って3次(審査)に向けて人数を絞っているという状況です。

― 審査方法についても教えてください。

菊池:大体5人前後の候補生に集まってもらって、自己紹介、歌、ダンス、こちらは自由ですがラップを披露したい人はラップ、この3つのパフォーマンスを大体1人あたり5~6分を目処にオーディションさせてもらっているような形です。それを僕たち3人で見て、ダンス、歌の先生も一緒に見ていただきながらチームtimeleszで審査をしています。

「timelesz project -AUDITION-」(C)Netflix
「timelesz project -AUDITION-」(C)Netflix
― どういった話し合いがありましたか?

松島:今回オーディションに参加してくださった方には、ダンス、歌が未経験の方も多くて。それでも「ダンス踊ってみました」「歌ってみました」といった熱量をちゃんと表現できている方や、文章でtimeleszや事務所に懸ける思い、エンターテイメントに懸ける思いをちゃんと表している方を選ばさせていただきました。2次では歌やダンスを見て、オーディションを通してすごく伸びしろがありそうだな とか、成長が見えたらすごく面白いんじゃないかなって思う方を選んでいます。

佐藤:目を引く人、空気持ってる人はちょっと違うんですよね。ステージに立つ上で 大事な要素だと思うんですけど、まとっているものが違う方もいらっしゃって、そういう人が来ると「ああいう人いいよね」と共通で合うときがあって、伸びしろもいっぱいあるんじゃないかなと思うんですけど、希望を持てるようなオーディションをさせていただいています。

菊池:僕らはあまり意見が分かれないんですよね。「あの人いいよね」といった方に対しては割とみんな賛同するパターンが多くて。これはある種ちょっと不安に思っているファンの方々にとっては少し安心材料になってもらえるかなと思うんですけど、あまり割れないです。「僕らの審査基準」と言ったら少し偉そうに聞こえてしまうかもしれませんが、ちゃんと僕らの中で基準は定まっていて、それが精査していく中でもブレていないなというのは感じています。

松島聡「リスペクトを感じられないような子もいたりします」

― オーディションの雰囲気はいかがでしょうか?

菊池:緊張感はすごくあります。候補生はすごく緊張してる人たちが多いかなと思いますけど、それはそれで自然なことだと思います。僕らも精一杯向き合ってはいますけど、怖くしているつもりがあるわけではないので、そこら辺は和やかなやり取りも多いです。

松島:真剣に向き合っているからこそ、少し厳しい意見を聞く瞬間もあります。今回のテーマは「仲間探し」で、新しく1から人を集めてグループを作るのとはまた違うので、例えばダンスの経験はあるけど、timeleszを全く知らなくてリスペクトを感じられないような子もいたりします。そういうときにはすごく厳しい意見を言ってしまうこともあります。やっぱり我々だけではなくて、応援してくださっているファンの方に対してのリスペクトっていうのもあるので、それぞれがちゃんと向き合いながら、いい緊張感の中、向き合って会話をしている感じです。

佐藤:もちろん候補者の方も緊張感がある現場なんですけれど、僕たちにとってもオーディション見る側っていうのは初めてだったので、1日目は特にメンバーの緊張感もちょっと漂いながら。人と向き合う時間になるので僕たちもドキドキしていましたが、それはワクワクに変わっていきました。事務所としても初めてですし、なかなかなことをさせていただいているなという思いはありながらやっています。

「timelesz project」候補者にはアナウンサー・公務員も

― 印象的な参加者の方のエピソードをお願いします。

菊池:アナウンサーの方、公務員の方、あとはもともと同じようにこういった活動をしていた方も少なくないですし、様々なジャンルからの挑戦というのは感じています。

佐藤:言語もそうですし、マルチプレイヤーの方とか多彩な候補生の方もいました。

菊池:思いが強くて感極まってしまったり、緊張で泣いてしまったり…裏でのことは僕らは報告ベースで聞いているだけですが、僕らももちろん責任もって真摯に向き合っている分、候補生のみなさんも並々ならぬ思いで挑んでくれているんだなというのは日々感じています。

― ティーザー映像ではみなさんで笑いが起きているシーンもありましたね。

松島:一発ギャグとかモノマネとかそういったこともやってくれる方がいるのでみんなで笑ったりすることもあります。

菊池:返しがおもしろかったりとか、突発的な笑いっていうのは起きたりしますし、やっぱり僕らも息を飲むようなパフォーマンスをする方もいるので想像を超える感じの方もいます。まだ2次なのでそんなに派手なことってあんまり起きないんじゃないかと僕らも思ってたんですけど、そんな予想を超えてくれるようなすごいパフォーマンスがあったりすると、やっぱり盛り上がったりはしますね。基本的に緊張感は持ってますけど、圧迫面接っていうわけでもないですし、やっぱり近い将来すぐ仲間になるようなメンバーを探しているので、僕らも正直に反応して、リアクションしています。

菊池風磨、候補者に求めるものは「timeleszへの思い」

― 候補者に求めるものは?

松島:「これまでグループ活動をしたことありますか?」とか「集団生活したことありますか?」といった協調性に対して質問で聞くことが多くて、 その部分は結構3人とも共通であるかなと思います。個人で自分のアピールをするのは得意だけど、集団ってなるとすごく苦手意識があって難しくなってしまう方もいるんです。やっぱりグループ活動なので、そこをうまくやれる方を探しています。

菊池:やっぱりtimeleszの活動、timelesz自体にどれだけ思いがあるかとか、オーディション中に育んでいただくことも大事ですが、今この瞬間でどれだけtimeleszへの思いを向けてくれてるかっていうのはすごく大事にしてます。先ほど松島の話にもありましたが、やっぱりファンの皆さまあっての僕らなので、僕らにリスペクトを持ってくれてるっていうのは、 すなわちファンの皆さまだったりだとか、今まで一緒にやってきたメンバーだったりだとか、そういう今までの僕たちも見てファンの皆さまも込みで、Sexy Zoneに、timeleszに対してのリスペクトっていうところを僕らは大切にしてほしいなと思います。今入ってきて、ここから始まるっていうよりは、ずっとある物語、歴史、文化の中の“これから”なので、それは大事にしてほしいし、尊重してほしいなと思います。それは候補生だけではなくて、僕らもそうですし、僕らに関わってくれるスタッフもそうですし、そこは忘れちゃいけないというのは僕ら自身ももちろん話し合っているので、候補生にもそこはちゃんと受け止めてほしいです。思いをどれだけ寄せてくれてるかっていうところはすごく大事にしています。

― 手応えについてはいかがでしょうか?

菊池:はい。全部うまくいきます。

松島:(笑顔)。

菊池:もちろん今までがダメだったわけじゃないんですけど、背水の陣っていうところもありますし、僕らとしても最後のチャンスだっていう思いがあったりで、候補生の中でも最後のチャンスだっていう方もいます。(Sexy Zoneの)12年の歴史を知りながら、新しいけど最後の挑戦をするというのはこれ以上の答えがないと思っていて、こうして会っている感触や、やり取りしている感触でいうと全部うまくいきます。

佐藤勝利、Sexy Zoneの5人の活動断念も「下を向いていてはいられない」

― 4月の改名から約3ヶ月が経って、現在オーディションの最中ということでみなさんの中にどういった実感があるのかお聞きできればと思います。

松島:僕はもう3人になった時点で、まず3人としての軸を軸を固めていかなきゃいけないと思ったので、自覚を持って仕事に取り組めていると思います。我々3人が固めておくことによって、新しいメンバーも入ってきやすくなりますし、ちゃんとその辺の覚悟と責任を持った上で、 今いろんなことと向き合わせていただいてるかなっていう風に思ってます。プロジェクトに対するファンじゃない方からの意見とかも色々と受け止めながら、 アイドル、エンターテイメントに対しての声みたいなのをたくさんやっぱり聞きましたし、それが逆に刺激になって、絶対にこのプロジェクトをやってよかったなって思ってもらえるようにしたいなって思ったので、今、本当にちゃんと自覚を持ってやれてます。

菊池:今松島からあったように、いきなりメンバーを増やして「新生timeleszです」というよりは、3人でちゃんとベースを作ったうえで新メンバーを迎え入れるっていうのが1番僕たちの中で腑に落ちて、正攻法かなと思ってこの選択をとりました。もう1つ言うとすれば、その3人のtimeleszの時間も貴重な時間だなと思っていて、オリジナルメンバーだけで今までの曲やパフォーマンスを披露するのが今しかないので、 そこはすごく大事にしたい瞬間だよねっていうのを3人でも話していて。なので、今回のツアーもそういった作りにしています。全てはもちろん時間の許す限りになってしまうので、全てはできなかったですけど、 僕らがもうやり残したことがないと言えるように、オリジナルメンバーでのパフォーマンスっていうのを今まさにやっていて、そういった側面が今の3人だからできることとか、今の3人だから信じてもらえることっていうのは多くあると思うので、そこはtimeleszとして大事にしています。そういったこともあってツアーのタイトルも「We're timelesz LIVE TOUR 2024 episode 0」にしてるわけで。そこからまたメンバーが入った時にエピソードが重なっていくのかなと思っているので、 そういった心持ちで今活動しております。

佐藤:timeleszというグループは、名前の最後に“SZ”(Sexy Zoneから由来)が付いているようにSexy Zoneからすごく地続きな部分はあるんですが、これから新しいグループを作る感覚もものすごくあります。今まで築き上げてきたものも受け継いで大事にしていきたいですし、 これだけ新しい挑戦をさせていただいてるので、やっぱり新しいものが見出せなかったら チャレンジしてる意味はないと思うので、新しい出会いにすごくワクワクしながら、どういう方に出会ってどういう風に動くっていうのがある意味見えない中、 冒険するような気持ちで歩んでいます。このタイミングでそのワクワク感を抱けることはありがたいことですし、ファンの方に心配させてしまっている部分もあるんですけど、応援の声もいただけるようになって、その言葉を胸に精一杯やらせていただけたらと思います。

話は前後しますが、5人のSexy Zoneでの活動をできないという状況になったときに、どうやったら前を向けるようになるかなというのをすごく考えていて。このオーディションが決定したときに、それが原動力というか、下を向いていてはいられない、今までの気持ちも背負ってこれから歩んでいかないといけないと思えた部分もあるので、新しい可能性を探して、色んな方に納得してもらえるように誠心誠意、命を懸けていいグループを作っていけたらいいなと思います。

timelesz取材会裏話

今回の取材会は実際に2次審査を終えたあとの3人が出席し、リモートでの実施に。取材が開始するも記者側がタイミングを見計らい挙手できずにいると、松島はニコニコと思わず笑顔を浮かべ、菊池は「…終わりますか?何でも答えます!」と気遣いとユーモアに溢れたコメントで場を和ませていた。(modelpress編集部)

「timelesz project -AUDITION-」

9月13日(金)から配信開始予定
※2025年初頭まで複数回の配信を予定
※海外の配信開始日は調整中
【Not Sponsored 記事】

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