ヤマザキ春のパンまつり、白い皿の異常な耐久性が話題 防御力カンストの「素材名」で二度驚く…

2024.03.22 04:45
提供:Sirabee

「ヤマザキ春のパンまつり」の尋常でない耐久力が話題に。「30年使っても壊れない」とされる皿の秘密を、山崎製パンに聞いた。

清少納言の『枕草子』にも書かれているように、日本の春を代表するイベントといえば「ヤマザキ春のパンまつり」である。


X上ではしばしば、同キャンペーンの景品となる白い皿の「脅威的な耐久力」が話題となっているのをご存知だろうか。


【関連記事】文明堂カステラに書かれた3つの数字、一般常識と思いきや... 衝撃のカルチャーギャップが話題



「宇宙からの物質で作られた」説も...


2月上旬、とあるXユーザーが投稿したポストにて、自身の母親が「ヤマザキ春のパンまつりりガチ勢」であったと告白。そのため、実家に揃った皿の大半は同キャンペーンの景品だったという。


そして、ポスト本文には「壊れないから20年30年経っても未だに母が使ってるんだけど、アレってどんな未知の素材で作られてんの?」「噂だと隕石に付着してた正体不明の物質だとか」と、驚きの仮説を提唱していたのだ。



「他の食器を粉々に砕いた」


景品の皿が非常に優れた耐久力を有しているのは「春のパンまつりガチ勢」の間では非常に有名で、前出のポストのように「オーパーツ」としての評価を受けるケースも珍しくない。


同ポストは投稿から数日足らずで1万件以上ものリポストを記録し、他のXユーザーからは「あれ、本当に頑丈ですよね...」「真剣に現代のオーパーツだと思う」「親子3世代で使えるの、本当にスゴい」といった具合に、驚きと共感の入り混じった声が続出。


ヤマザキ春のパンまつり

中には「震災のときに他の食器が全滅しても、コイツだけは割れなかった」「台所でうっかり落としたら、あらゆる皿とコップが粉々に砕けた」「春のパンまつりのお皿が壊れるときは、爆発するような音がして、粉々を超えた粉々になります」など、もはや都市伝説の域に入りかけているエピソードも散見された。


しかし、件の皿の耐久性を考慮すると、異様な説得力があるのも事実である。そこで今回は「令和のオーパーツ」筆頭である皿の正体を探るべく、「山崎製パン」株式会社に詳しい話を聞いてみることに...。



担当者「全面物理強化ガラスです」


「春のパンまつり」の歴史は古く、1981年(昭和56年)よりスタート。


誕生の経緯について、山崎製パン担当者は「ヤマザキの商品を日頃からご愛顧頂いているお客様へ、パンの消費量が最も多い春に、感謝の気持ちとして白いお皿をプレゼントするキャンペーンを開始しました」と振り返る。


第1回目のキャンペーンを実施するにあたって「パンを食べる朝の食卓」をイメージし、パン食文化の本場であるフランスのデュラン社製(現アルク・フランス社)の白い皿を採用することに。


清潔感とスマートさにあふれ、ユーザーから「お洒落なお皿」と大好評を博したこちらの皿は、以降も同キャンペーンの景品として現代に受け継がれていったのだ。


担当者は、脅威的な耐久性の秘密について「材質は全面物理強化ガラスで、一般のガラスに比べて丈夫にできていますが、決して割れない、欠けないということではありません」と、説明していた。


完全無敵ではないことが判明したが、それでも「全面物理強化ガラス」の字面から漂う無敵感は異常である。



デザイン決定の工程がガチすぎる...


ヤマザキ春のパンまつり

また、皿のデザインには相当のこだわりがあるようで、今年の景品「白いスマートボウル」を例にあげ、「昨年の『春のパンまつり』キャンペーンがまだ行なわれている3月頃から、流行やトレンドなどを基にデザインの検討に入り、8月頃には10種類程度に絞りました」「さらに消費者モニターからのご意見を参考に、サイズや使い勝手について検討を重ね、11月に決定しました」と、スケジュール感を明かしてくれた。


「春のパンまつり」実施期間は4月30日までなので、今年ももうじき終盤戦に突入する。油断のないよう、「春のパンまつりガチ勢」の証にして最強の食器である純白の皿を入手してほしい。


(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

関連記事

  1. 田中みな実が熱弁 男性が「皆に優しいんでしょ?」と聞かれた際の正答は…
    田中みな実が熱弁 男性が「皆に優しいんでしょ?」と聞かれた際の正答は…
    Sirabee
  2. 永谷園、「さけ茶づけ」で作る和風パスタが最高すぎる 想像以上のウマさ…
    永谷園、「さけ茶づけ」で作る和風パスタが最高すぎる 想像以上のウマさ…
    Sirabee
  3. 100円ショップの「薄すぎるスポンジ」がかなり優秀だった これはリピ確定だ…
    100円ショップの「薄すぎるスポンジ」がかなり優秀だった これはリピ確定だ…
    Sirabee
  4. ずっと悩んでいても仕方ないから… 落ち込んでいる日の過ごし方4選
    ずっと悩んでいても仕方ないから… 落ち込んでいる日の過ごし方4選
    Sirabee
  5. 吉川晃司、『バナナサンドSP』出演 サンドウィッチマンと悲願の初コントを披露
    吉川晃司、『バナナサンドSP』出演 サンドウィッチマンと悲願の初コントを披露
    Sirabee
  6. 駐車場で見かけた落とし物、何かがおかしい… 「大胆すぎる仮説」にネット民衝撃
    駐車場で見かけた落とし物、何かがおかしい… 「大胆すぎる仮説」にネット民衝撃
    Sirabee

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 岡田結実、結婚の決め手・夫について語る「彼とだから結婚したいって…」
    岡田結実、結婚の決め手・夫について語る「彼とだから結婚したいって…」
    モデルプレス
  2. Dream Ami、夫・テラハ半さん&娘とディズニー満喫 オフ動画に「理想の家族」「幸せに満ちてる」と反響
    Dream Ami、夫・テラハ半さん&娘とディズニー満喫 オフ動画に「理想の家族」「幸せに満ちてる」と反響
    モデルプレス
  3. 工藤静香、こだわりの手作りパンケーキ公開「オシャレな食卓」「真似してみたい」と反響
    工藤静香、こだわりの手作りパンケーキ公開「オシャレな食卓」「真似してみたい」と反響
    モデルプレス
  4. 「タイプロ」浅井乃我、高校卒業を報告 アカデミックガウン姿のオフショットに「おめでとう」「かっこよすぎる」と反響
    「タイプロ」浅井乃我、高校卒業を報告 アカデミックガウン姿のオフショットに「おめでとう」「かっこよすぎる」と反響
    モデルプレス
  5. 令和ロマン・高比良くるま、新しい宣材写真が話題「印象変わる」「誰かと思った」撮影はかが屋・加賀翔
    令和ロマン・高比良くるま、新しい宣材写真が話題「印象変わる」「誰かと思った」撮影はかが屋・加賀翔
    モデルプレス
  6. 声優・島崎信長、第1子誕生を報告「呪術廻戦」など多くの人気作出演
    声優・島崎信長、第1子誕生を報告「呪術廻戦」など多くの人気作出演
    モデルプレス
  7. 正門良規“龍平”、高梨臨“環”の交際宣言にぼう然…10年越しの恋が破れる展開に「つらいよ」の声<ムサシノ輪舞曲>
    正門良規“龍平”、高梨臨“環”の交際宣言にぼう然…10年越しの恋が破れる展開に「つらいよ」の声<ムサシノ輪舞曲>
    WEBザテレビジョン
  8. 「タイプロ」西山智樹、WATWINGのオーディション受けていた「ホリプロ」所属後初のテレビ出演で告白
    「タイプロ」西山智樹、WATWINGのオーディション受けていた「ホリプロ」所属後初のテレビ出演で告白
    モデルプレス
  9. 6歳からことわざを駆使… 澤穂希、“活きた”子育て方法ゆえのエピソードに共演者驚き<上田と女が吠える夜>
    6歳からことわざを駆使… 澤穂希、“活きた”子育て方法ゆえのエピソードに共演者驚き<上田と女が吠える夜>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事