岡田准一、解決したい課題明かす「めっちゃ寂しい」

岡田准一、撮影期間を回顧

コンサルティング企業の新CMに出演する岡田。出演のオファーが来た際の心境を尋ねられると「会社内でイノベーションがあって新しい価値を創造するというときにご指名いただいて、出演してくれないかということだったので、その思いも嬉しかったですし、光栄に思いながら撮影に臨ませていただきました」と振り返った。

さらに、CMではCOO役を演じているが「現場が出来上がっていて、自分1人で撮るところもあったんですけど、入ったときから役者さん100人くらいいて、みなさんが準備万端で場が出来上がっているって感じたんですね。それはこの会社と制作会社と話をし合った上で現場ができているというのは、僕は入っていく中で安心感と信頼感があって、この会社の熱い想いと安心と信頼を生み出そうというのを感じられました」とコメント。

続けてCMで演じた役にちなみ、今の日本に何があれば変わると思うか尋ねられると「僕に聞きますか？それ」と笑いつつ、「自信を持つって大事だと思うんですよね。なかなか自信って持てなくて、持つには自分がやってきた経験を知らないといけないと思うので、そのためには“自信が持てるものはなんなのか”をちゃんと知るということが自信につながると思うので、そういうことは大事だなと思いますけどね」と語った。

岡田准一、今後取り組みたいことは？

加えて、同社の目標にちなんで、この5年で取り組んでいきたいことを聞かれた岡田は「個人的には俳優として映画を中心にやらせていただいているんですけど、出方だけではなくて裏方の仕事もどんどんやっていこうと思っています」と告白。

「出方としては僕は25、35と（年齢に）5がつくタイミングでみなさんに知ってもらえる作品を作ってきたというのがあって、45までにそういうものを、その時期あたりに作れるようにというのは、個人的に裏テーマで思っています」と打ち明けた。

岡田准一、解決したい課題は？

その後、自身が今解決したいと思っている課題について問われると「年齢が上がってきているので、黙っていると怖くなっていくじゃないですか。長く仕事をしていると、気を遣われて楽屋から誰もいなくなっていく（笑）」と吐露。

「そっとしておいてほしくなくて、できればみなさんと一緒にコミュニケーションを取りたいんですけど『どうぞ、この部屋に』って通されてみんな出ていっちゃってめっちゃ寂しいなってことが結構あるんですよね」と苦笑し、「そういうのを踏まえて、みんなで取り組んでけるいい年齢の上のあり方みたいなものは模索したいなというのはあります」と胸の内を明かした。

岡田准一、周囲の環境に変化

続けて、2023年に起こしたい変化を聞かれると、5月に公開される映画を話題にあげ「監督もスタッフも若くて、自分がちょっと年上の中でどういう立場で若い世代と上手く絡んでいって、どういう存在で力になれるかみたいなことを考えた作品だった」と回顧。

「そういう意味では俳優としても1人のクリエイターとしても、年齢が上がっていくという変化は感じていますね」と語った。

岡田准一、社員の悩みにアドバイス

そして、イベントでは同社の社員の悩みや課題を岡田がコンサルティングする企画も行われ「本業以外の仕事でキャリアの幅を広げたい」という悩みについて、岡田は「副業OKならどんどんチャレンジすることも大事」とアドバイス。

「ゲームの転職説ってあって、某ゲームでレベルが20になると転職できるシステム知ってますか？」と切り出し、「色々違うことをチャレンジしていくと、繋がって違うことが生み出せて、僕は格闘技とか武術をやっていて、その競技をめちゃくちゃやって強い人は尊敬するんですけど、いろいろやった結果、違うビジョンでそのものを見られたり、自分でもいろいろやった結果、体感していることがあって、某ゲームのレベル説って意外と正解なんじゃないかなって思います」と語った。（modelpress編集部）