A.B.C-Z河合郁人、King ＆ Prince楽曲のダンスに苦戦 高橋海人を目指すも「全然近づけていない」

佐藤アツヒロ、コロナから復帰で稽古も「ばっちり」

A.B.C-Zが立ち上げた演劇ユニット「ABC座」による、ジャニーズの歴史を愛あふれる演出で贈る舞台「ジャニーズ伝説」。第1幕の「ジャニーズ伝説」は、初代ジャニーズの活躍や光GENJIの伝説的エピソードを紹介。第2幕のスペシャルメドレーでは、初代ジャニーズからA.B.C-Z、世界デビューを果たしたTravis JapanやジャニーズJr.のナンバーまで36曲をノンストップで披露する。

記念すべきデビュー10周年の年に贈る上演7回目の同作について、河合は「我々はこのABC座と同時にデビューしたので思い出も詰まっていますが、基本的にはジャニーズの素晴らしさをお伝えする内容となっています」と説明。新演出のこだわりは「光GENJI（コーナー）」だそうで、前年に続いて参加する佐藤は「また混ざっています」とにっこり。

また、「1週間前に（コロナ感染から）復帰できて、ばっちり稽古して準備できたので良かったと思います」と安堵の表情を浮かべ、「（A.B.C-Zの）みなさんから毎日手紙が届いて」と冗談も。河合は「あげましたか？」と否定するが、塚田は「見えない気持ちのお手紙を…」と佐藤の言葉にのっかり、笑いを誘った。

河合郁人、King ＆ Princeのダンスに苦戦

例年、メドレーの選曲は河合が務めており、「好きな楽曲を入れました。僕の趣味になっていないか不安ですが、ここでしか見られないジャニーズメドレーが完成していると思います」と胸を張る。しかし、「Snow ManやKing ＆ Princeの曲は踊りが格好いいのでやってはいるんですが、踊りが難しくてまだものにできていない。『Magic Touch』がものにできていない」と一抹の不安ものぞかせる。

同楽曲は河合、五関、塚田が担当するが、河合だけが「どうしても上手くいかない。毎回キンプリのイメージでやっているんだけど」と嘆くと、橋本は「格好良かったですよ。リハーサルを見た時、普段フードを被らないんですけど、その時だけめちゃくちゃ被っていて、スイッチ入っていたのが見えました」と告白。

河合は「高橋海人（※「高」は正式には「はしごだか」）になって踊っていますが、鏡で自分の姿を見て、全然近づけていないなぁと思って…。千秋楽までには完成すると思います。昨日の『ベストアーティスト2022』でも、どんな癖があるのか確認したので、それを上手く取り入れたいと思います」と意気込んだ。

A.B.C-Z、ジャニーさんへの想い

そんなジャニーズの楽曲について、五関は「どのグループのどの曲をやっても知らない曲がないのがすごいと思います」と感心。戸塚も「ヒット曲しかない。ジャニーさんと一緒に（楽曲を）作り出したアーティストの方々にリスペクトを込めてやっていきたい」と気合いを見せる。橋本も同意見だが、「忍者の曲だけは知らなかった」と90年前後に活躍したグループの楽曲「秘・美・子」について素直に打ち明ける場面もあった。

10年前から思いを込めて披露し続けている同作。塚田は「ジャニーさんに『ジャニーズ伝説』を認めてもらったことが1番の思い出」と語ると、河合も「なぜ僕たちに『ジャニーズ伝説』やらせてくれたのかというしっかりした答えは聞いていないけど、僕たちになら任せられると思ってくれたと思うので、その気持ちを胸に毎回やっています」と吐露。橋本は「天国のジャニーさんに『10周年おめでとう』と言ってもらえるような舞台にしたいと思います。最後まで気を抜かず頑張っていきたいと思います」と力強く宣言した。

橋本良亮、Twitterの不安明かす

残りわずかの1年を振り返り、河合は「10周年のベストアルバムが出たり、ライブツアーがあったり、ファンの皆さんと近くにいれる時間がたくさんあったと思います。TwitterやTikTokも開設したので、ファンの皆さんの声を聞けるコンテンツができたのは嬉しい。仲間がいるんだという気持ちになれる」と感激。

ところが橋本は「呟きすぎて、ファンから『この人たち暇なのかな』と思われていたらどうしようというのがあります」と思わぬ本音。そのため、「料理やワンちゃんと戯れている写真をあげていますが、今年、忙しかったんですよ。その中で夜中の2時とか3時に起きて時間を作って、クッキーを作って写真を撮ってアップしています」と多忙な中での作業であることをアピールした。

橋本良亮、W杯のクロアチア戦に期待

橋本は現在開催中の「FIFAワールドカップ・カタール大会」にドはまりしていることも明かし、「眠いです。キックオフの1時間前からテレビの前でスタンバイして整えています。再放送でも内容を知っているにもかかわらず『いけいけ！』『ナイス！』とか言っています。それくらい今年のワールドカップは熱いなと思います」と興奮気味にコメント。そして、決勝トーナメントでの日本対クロアチア戦に向けて、「ぜひ勝ってほしいです。長友（佑都）選手の『ブラボー』を聞きたいです。“死のグループ”と言われていたけど、日本が1位で突破して、奇跡じゃないと感じています。偶然ではなく必然と感じたので、絶対にやってくれると思います。2－0で勝ってほしい」とエール。

河合が「にわか（ファン）なのでサッカーに詳しいわけではないですけど、今まで不可能と言われていたことを可能にしていく姿には刺激を受けます。格好いいな、尊敬できるなと思います」と敬意を込めると、塚田も「伝説が生まれる瞬間なんだなと感じて刺激を受けています」と目を輝かせていた。（modelpress編集部）