Travis Japan中村海人「泣けてきます」LA留学前に共演者からサプライズエール 松田元太との共演者に謝罪も＜今どきの若いモンは＞

反町隆史主演「今どきの若いモンは」

原作は、就活生やビジネスマンの間で絶大な共感を生み、第1話がTwitterで25万いいねを超える吉谷光平の漫画「今どきの若いモンは」。主人公の“究極の上司”とも言える三ツ橋商事・営業2課の課長・石沢一（いしざわ・はじめ）を反町、新入社員で石沢の部下となるわりと根性のある“今どきの若いモン”麦田歩（むぎた・あゆみ）を福原、石沢の部下で麦田の指導係となる舟木俊（ふなき・しゅん）を中村が演じる。

本作は1話約8分×全22話という“大作ショートドラマ”。放送は各回30分で3話分という新スタイルで「国民的長寿ドラマ」を目指している。

中村海人、スーツ×ハーフアップ風ヘアで登場

同作でWOWOWドラマ初出演となる中村は、スーツ姿に髪をハーフアップのようにしたスタイルで登場し、「とっても緊張しているんですけど、楽しく話せたら良いなと思います」とコメント。

撮影中はキャストや監督に相談しながら役柄に向き合ったそうで「自分の中で解釈を飲み込みながらやってきたので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただけたらいいなと思います。よろしくお願いします」と放送・配信を待ち望むファンへメッセージを送った。

中村海人、役柄との共通点明かす

また、後輩にどう接したらいいかわからない舟木は自身と「ちょっと似ている」と明かし、舟木は石沢からの言葉などを通して「自分の中での先輩としての在り方がわかってきたのかなぁと思っていて」と成長を分析。「これから先輩になる人もこれを見て共感していただけたらいいなと思います」と続け、「めちゃめちゃ楽しみにしていただきたい」と自信を見せた。

また、自身に初めて後輩ができた時は「自分の意見として後輩にアドバイスする」ようにしていたそう。「何かを押し付けるのではなくて、こういう意見もあるよって言えた時は先輩になったなと感じましたね」と振り返った。

中村海人「うちの松田がすいません」

この日は登壇しなかったキャストから3人へ向けたサプライズメッセージがMCから代読される場面も。中村は3月末にグループでアメリカ・ロサンゼルスに留学するが、萩原聖人からは「休憩中に僕に質問してくれて『自分はこの現場で何ができるか』と真剣に向き合っている姿が印象的でした。WOWOWドラマ『だから殺せなかった』では同じグループの松田元太くんと共演しましたが、2人がどんな姿で日本に戻ってくるか楽しみにしています」とコメントが寄せられた。

演技経験が少ない中村は、キャストたちのアドバイスをきっかけに色々なチャレンジができるようになったと振り返り、「本当に温かい現場で良かったなっていうのは感じています」としみじみ。また「『うちの松田がすいませんでした』とこの場を持って謝らせていただきます。すみません」と謝罪し、会場の笑いを誘った。

中村海人、LA留学控えキャストからエール

また、藤井隆からは「キャスト・スタッフ、皆に愛されていた中村さん、アメリカに気をつけていってらっしゃい！」、水崎綾女からは「舟木はアメリカ支社に行ったと思って待っています」などと続々とメッセージが読み上げられると、中村は「うわ～…ちょっと泣けてきますね。めちゃめちゃ今僕緊張しているんですけども、この緊張がほぐれてきたのも相まって泣けてきちゃう」と感動した様子。

「去年の撮っている時に皆さんと会話をしたり、演技のお話を聞いたりしてると、今でもフラッシュバックして戻ってくるので、やっぱりすごく素敵な時間だったなと改めて思いますし、こうしていろんな方に応援してもらえているのはすごくありがたいなと思うので、これからも全力で頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。

今回のイベントは、WOWOW公式YouTubeチャンネルにて生配信も実施。事前にTwitterで募集した反町・福原・中村に“言ってほしい一言”をカメラ目線で言う企画も行われ、中村は「俺がいなくてもしっかりしろよ！」とクールに一言。しかし、言い終わった後には照れた様子で「ちょっと暑いですね～！失礼します」とポケットからハンカチを出して汗を拭い、登壇者や記者たちを笑わせた。

なお、反町は「ったく、今どきの若いモンは、あんまり頑張りすぎるなよ」、福原は「毎日お疲れ様です！美味しいものいっぱい食べてゆっくり休んでくださいね！」とカメラ目線で言い、それぞれ中村同様に照れ笑いを見せていた。

反町隆史「原作を超えるように」見どころ語る

原作を読んで勇気をもらっていたという福原は「この作品に関われたことを本当に嬉しく思っていて」と喜びをあらわに。「1人で1歩踏み出す時って本当に不安だったりとか勇気が必要だと思うんですけど、そんな時にこの作品を観ると、石沢課長がすごい温かい言葉をかけてくださったりとか、自分自身が包み込まれるような素晴らしい作品だなって私自身やりながら思っていたので、ぜひそういう部分を皆さんに感じていただけたらと思います」と見どころを語った。

反町は「原作あっての話だったんですけど、僕たちは現場で原作を超えるように熱く皆で話し合いながら、葛藤しながら、作品を作ったつもりでいます」と力強くコメント。「WOWOWさんのドラマでちょっと斬新な企画の部分では『よくこんなところをドラマにしたな』ってところもありますので、ぜひ皆さんにも応援していただいて、1人でも多くの方に観ていただけたらと思います。よろしくお願いします」と呼びかけた。（modelpress編集部）