＜AKB48成人式会見抱負コメント・会見全文＞本田仁美ら「大人になった」と実感したことは？

AKB48、小栗有以・本田仁美ら12名が成人

新成人を迎えたメンバーは、下口ひなな、安田叶（チームK）、山邊歩夢（チームB）、石綿星南、蔵本美結、山内瑞葵（チーム4）、上見天乃（以下チーム8）、小栗（チームA兼任）、下尾みう（チームA兼任）、高橋彩香（※「高」は正式にははしごだか　チーム4兼任）、濱咲友菜（※「濱」は正式には「ウかんむりに眉の目が貝」チーム4兼任）、本田（チームB兼任）の12名。

2009年より、成人の日に国内AKB48グループの新成人メンバーが神田明神に会し、合同で成人式を行っていたが、昨年より新型コロナウイルスの影響で各地方からの移動を自粛し、それぞれのグループで成人式を開催。昨年は成人の日から約2ヶ月遅れの開催だった。

今年は約2年ぶりに成人の日に報道陣前に集結。小栗と本田がセンター位置に立った。以下、囲み取材全文。

下口ひなな、大島優子・秋元才加のような女性に

― それぞれ挨拶と成人の抱負をお願いします。

下口：この日を無事に迎えられたことに感謝しています。小学生からAKBに加入してこの日を楽しみに活動してきたので本当に嬉しく思います。20歳の目標はかつてドラフト会議で選んでいただいた大島優子さんのようなパワフルさと私が憧れている秋元才加さんのような美しい女性になれるように頑張りたいと思います。元気よく頑張ります！（拳をあげてポーズ）

山内：まずはこうして人生に一度きりの成人式をAKB48のメンバーとして迎えられることが嬉しく思いますし、皆さまに見守っていただきながら迎えられたことが嬉しいです。こうして20年間育ててくれた両親に感謝の気持ちを忘れず今まで支えて下さった方々、これから出会っていく方々を笑顔満開にできるような存在になっていけるようこれから頑張っていこうと思います。そして今回の振袖は王道の赤を選んだんですけど、AKB48ならではの成人式にしたいなと思ったので「失恋、ありがとう」で印象付いたベレー帽を今回はポイントにしました。これからも笑顔満開で頑張りたいと思います。

本田：私は13歳の頃にAKB48に加入して毎年テレビで見ていたAKBの成人式にこうして自分も立たせていただけて嬉しく思います。今日を機に新たなスタートを踏み出せると思うのでこれからも日々進歩できるように頑張っていこうと思います。そしてありがたいことに私は振袖を着るのが4回目ということで4回も振袖を着られたのですごくおめでたい年になるんじゃないかなと思います。そして帯もすごく可愛らしく結んでいただいたのでそこがポイントです。

小栗：ハタチになるまで20歳になったという実感がちょっと前まで沸かなかったんですけど今日こうして素敵な振袖を着させていただいて皆さんから「おめでとうございます」というお言葉をいただいて改めて自分が成人になったんだなというのを感じました。私は12歳から活動していて約8年目になるんですけど段々後輩も増えてきたりとか先輩になって年齢的にもハタチになったので大人としての自覚をしっかり持って周りの方への感謝を忘れずに一生懸命でもフレッシュさを忘れずに頑張っていきたいと思います。そしてお兄ちゃんに成人を迎えたときに「おめでとう」と言っていただいたんですけど「ハタチになってからすごくあっという間だよ」と言われたのでハタチになって一歩一歩踏みしめてすごく大切に過ごしていきたいと思います。

下尾：成人式を迎えられたことに親だったりファンの方だったりに本当に感謝しています。今日はデビューのときにやっていた前髪を斜めで分ける髪型をまた成人式でやりました。あれから8年経ってるのでちょっとは成長を感じられるんじゃないかなと思ってやってみました。人生で一度きりしかできない成人式を私は二度目できているのでこれからも感謝の気持ちを持って大人の自覚を持って。天然は卒業できるか分からないんですけどこれからも自分のペースで頑張っていきたいと思います。（周りから名乗っていないことを指摘され）最後になったんですけどAKB48の下尾みうです（笑）。

濱：成人式を迎えるということは私も程遠く感じていてでも気づいたら成人式を迎えていて自分も大人になったんだなという感想なんですけど、ハタチになって夢に向かって一歩一歩着実に前を向いて行けたら良いなと思います。この振袖の色は私が大好きなバスケットボールチームの滋賀レイクスターズの色をイメージしてやっていただいたのですごく気分が上々です。これからも頑張りますのでAKB48の応援もよろしくおねがいします。元気いっぱい頑張ります！

石綿：私はファンの頃に毎年見ていた成人式にこうして一員として一生に一度の大切な成人式を迎えて嬉しく思っています。私は自信満々でかっこいい女性に憧れているのでそうなれるように頑張ります。今日の振袖はここ（胸上）に小さいお花が2つついているのでそこが注目ポイントだと思っています。これからも感謝の気持ちを忘れず大人の自覚を持って頑張っていこうと思います。

蔵本：私は素敵な振袖を着て成人式に参加できてすごく嬉しいです。ハタチになったので周りに流されず自分の意見を持って素敵な大人になっていけたら良いなと思います。今日は成人式に合わせて人生で初めてジェルネイルもしたのでそこにも注目していただけたら良いなと思います。これからもよろしくお願いします。

山邊：こうして無事に成人を迎えられたのがまずは嬉しいですし晴れ着姿を見てもらったのも嬉しいですし、大人になるということでもっと自覚だったり沢山の方への感謝の気持ちを忘れずこれからも過ごしていきたいと思いました。今日の振袖のポイントは結構こだわっていましてリボンを散らばらせて振袖だったりブーツにして皆と違うことをしてみました。これからも精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

安田：今日こうして成人式を迎えることができてすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。いつも支えてくださる周りの方への感謝の気ちを忘れずこれからも過ごしていきたいです。私はまだハタチにはなってないんですけど3月にハタチを迎えるので「ヘラヘラしているね」とよく言われるのでこれからはちょっとずつ封印しつつ私らしく頑張っていきたいと思います。

高橋：本日AKB成人式を迎えさせていただきましてここまで支えて下さった両親とスタッフさん、応援して下さっているファンの皆さんに感謝を伝える1年にしたいなと思っています。大人に一歩入ったので落ち着いた女性になろうと思ったんですけど私の持ち味は大きな声だと思うので、（マイクを取って地声で）「今年も大きな声を沢山出していきたいと思います！」。成人式のために髪の毛を伸ばすっていうのが結構常識だと思うんですけど腰くらいまであった髪の毛をここまでバッサリと切ってきました。心機一転ということで新しいスタートを切れたらなと思います。

上見：小さい頃からAKBの成人式に出演することが夢だったので今日こうしてメンバーとして成人を迎えることができすごく嬉しく思います。今日まで支えて下さったファンの皆さま、スタッフの皆さま、そして両親には感謝の気持ちでいっぱいです。ハタチの目標は自分の思い描く理想像に近づき素敵な女性になることです。なのでこれから一歩一歩自分らしく歩いて行きたいと思います。地元と2日間連続成人式だったので2日間連続振袖に身を包むことができて嬉しく思います。

本田仁美、20歳になってやってみたい夢明かす

― 大人ならではのやってみたいことや気をつけたいことはありますか？

下口：お金の使いすぎには気をつけようかなと思いまして、よく小さい頃とか「あれ買ってこれ買って」とか沢山言ってきたのでこれからは貯金をしつつ大切なときに使っていきたいと思います。

― 目標金額は？

下口：そうですね…1億（笑）！

山内：絶賛舞台期間中なんですけど本番期間に入ってから朝アラーム大音量でも聞こえなくなっちゃってお母さんに起こしてもらう日々を送っているんですけどさすがにハタチになったのでアラームに耳をすませながら寝ることを心がけたいと思います。

本田：私は大人になったら一人でカウンターのお寿司屋さんに行くことが夢だったので挑戦してみたいです。

― 行きたい店とかあるんですか？

本田：特に今はないんですけど一人で大将さんと向き合ってカウンターで握りたてのお寿司を食べてみたいと思います。

小栗：私も全く同じことを考えていたので…え、一緒に行こう！

本田：一緒に？一緒に行きましょう（笑）。

小栗：ひいゆいで。

― 銀座とか？

小栗：そうですね。銀座とかはなかなか行ったことがないので大人な雰囲気のリッチなお店に2人で行ってみたいです。

下尾：親孝行は絶対したいと思っていて岡田奈々さんがおばあちゃんにお年玉を渡したというお話を聞いたことがありまして私もいつかおばあちゃんにお年玉を渡せるくらい頑張りたいなと思っています。

― ご両親には？

下尾：親には小さい頃から「いつか家買うね」って言ってるのでまあ叶えばいいかなって思っています（笑）。

― いつぐらい目標に？

下尾：親が元気な内に頑張ります。

濱：私は溶接の免許を持っているんですけどまだ一つしか無いのでJIS検定をとったりとかして色んな資格を取っていきたいなと思います。

― 将来はなにに？

濱：将来は女優になりたいんですけど（笑）趣味で溶接を始めたら趣味がどんどん仕事になっていってるのでもっと増やしていきたいなと思います。

上見：私はついつい面倒くさいことを後回しにしがちなのでこれからは後でやろうという考え方を今からやろうに変えていきたいです。

― 具体的なエピソードはありますか？

上見：よく親に「今からお風呂に入ってきなさい」とか言われても「あと1時間後でいいじゃん」とかなってしまいますね（笑）。

高橋：私は料理とパン作りが趣味なんですけどお酒が飲めるようになったのでお酒に合う料理とかパンを勉強して作れるようになりたいなと思うんですけど、まだ全然お酒が飲めないので色々勉強からかなと思っています。

― 飲んでみたいお酒は？

高橋：料理とかに合うのはワインとかだと思うんですけどまだ匂いがダメで飲めなくていつか挑戦したいなと思っています。

― 匂いというと？

高橋：よくビーフシチューに赤ワイン入れるじゃないですか？それがダメなんですよ。飲むだけじゃなくて料理に入ってるだけでもダメなのでそれが味わえるようになったら幅が広がるかなと思っています。

安田：大人になるということで色気も必要かなと思って私はよくダンス曲をやることが多いんですけどセクシーな曲にも挑戦してみたいなと思います。

― 今までは？

安田：ほぼないです。

山邊：私は棒読みって言われがちなので棒読みを克服したいんですけど自分的には感情こもりすぎってくらいこもっているのでもっとこめて言っていきたいと思いました。

― どうしたら直ると思いますか？

山邊：どうしたら良いんですかね？研究します。

― 尊敬する先輩や女優さんは？

山邊：AKBだと島崎遥香さんが尊敬している方です。

蔵本：私は買い物の失敗が多くて後から違うの買えば良かったなと思うことが多いのでもうちょっと慎重に買い物をして一発で買い物を成功させられるようになりたいなと思います。

― 具体的にエピソードをお願いします。

倉本：リュックを買ったら色がちょっと違ってたりとかヒールを高いのと低いのどっち買おうかと思っていたら高いの買ったんですけど低いの買えば良かったって後悔してました。

石綿：私は母に甘えてしまいがちな癖がありまして「お腹すいたー」「あれやってこれやって」と言いがちなので言う前に自分でご飯作ってみたりとか母に負担をかけない生活を心がけていきたいなと思います。料理はあんまりできなくて卵焼きなら作れます。

濱咲友菜、久しぶりに父親に怒られて感動

― 普段生活していて大人になったなと実感したエピソードはありますか？

下口：初めて言うんですけど運転免許を取得しまして、最近すごく運転をするようになりましてそこがすごい大人になったなと思います。車は父の借りているんですけど地元を走ったりしてすごく楽しく安全運転でこれからも頑張りたいと思います。

― 行ってみたいところは？

下口：箱根がすごく大好きで千葉の実家から箱根まで行ってみたいなと思います。温泉が大好きなんですよ。

山内：兄弟がいて妹と毎日のように喧嘩をしていたのが最近はすごく妹が可愛すぎて溺愛しておりまして、喧嘩しなくなったのは大人になったなと思いますし、いつか2人でお出かけしたりとかおごってあげたりとかできたらなと思います。妹は高3で年は近いんですけど、昔は毎日のように些細なことで喧嘩していました。

本田：コーヒーがすごくおいしく感じるようになったことと雪が降っても喜ばなくなったこと。次の日すごい地面凍っちゃって危ないなとか雪積もって大変だなとかそういう考えになったのが年をとったなと思います（笑）。

― 喜んでも良いと思いますが…

本田：昔みたいな「わーやった！」というのがなくなりましたね。落ち着いたのかなと思います。

小栗：優柔不断なんですけど最近はそれが直ってきてお肉弁当とお魚弁当があったときに魚が好きになってきて魚を結構選ぶようになってきました。

本田：うそー（笑）。この前お肉…。

小栗：どうしました（笑）？でも割と魚を選ぶようになって結構親が魚をすごいきれいに食べているのを見て私も骨が柔らかかったら骨も食べちゃうくらいきれいに食べるようになって丁寧に食べるようになったなと思いました。

― 何か本田さん言いたいことがありそうですが。

本田：この前音楽番組のとき一緒にお弁当選んでたときにお肉選んでたよね？あと多分お魚の種類が2種類あったらきっと優柔不断は発動しちゃうんじゃないかなと思います（笑）。

小栗：でもですね。本田仁美ちゃんと山内瑞葵ちゃんもすごく優柔不断でこの3人が優柔不断と言われているんですけど私が一番優柔不断から離脱しました。

本田：うそ（笑）。

山内：1回だけゆいゆいちゃんが即決で選んでいる姿は見たんですよ！だから抜け駆け？裏切られた！って思ったんですけどそれ以降は見ていないです。

小栗：少しずつでもちゃんと判断して選べるようになってこれからはお弁当は即決したいと思います。

下尾：私はAKB入る前に生まれたいとこちゃんがもう今年で小5とかになるって聞いたときは大人になったなと、そりゃ自分もハタチになるよなって感じました。

濱：大人になってきたら親と喧嘩することが少なくなってくるじゃないですか？この間何年ぶりかにお父さんに叱られたときに怖いとか悲しいとかじゃなくて感動しちゃって。まだ怒ってもらえる人がいるんだと感動して、それに対してこんな考えができるなんて大人になったなと感じました。

― 何をして怒られたんですか？

濱：ちょっと～門限破っちゃいました～（笑）。門限は22時までだったんですけど22時半とかになっちゃってそしたらすごい怒られて「30分だけやん」とか思ったけど、19歳だったんですけど、怒られちゃいました（笑）。

上見：私も仁美さんに似てるんですけどブラックコーヒーが飲めるようになって思いました。今までは頼んでもガムシロップ2つミルク1つとか入れていたので大人なのかなと思います。

高橋：結婚している兄がいるんですけど甥っ子が4歳で姪っ子が1歳でお年玉をもらう側からあげる側になりまして今年からもらえなかったので、あ大人になったんだなと思って。大人になってもお年玉は欲しいなと思ったので大人になりきれてないなと思いました。

安田：私は食わず嫌いが減ったこと。小さい頃はこれは食べる、これは食べないと勝手に決めて食べていたんですけど最近は食べてみようと言う気持ちになってもずくとか冷奴を食べれるようになりました！今までは嫌いとかじゃなくて食べれないだろうなと思って食べてなかったんですけど食べてみたら自分が好きな味でこれからいっぱい食べようと思います。

山邊：親の言ってることを意見として取り入れるようになったこと。今まで右から入れても左で受け流してたんですけど、最近は「こっちの方がいいんじゃない？」って言われたら一旦自分で当てはめて考えるってことをするようになったので新たな考えが生まれました。

蔵本：私は朝起きれるようになったこと。今日も朝早くて起きれるか不安だったんですけど1分ごとに13個くらい目覚ましをセットしたんですけど最初の一発で起きてあとは全部消したので大人になったなと思いました。

石綿：メイクをちゃんとするようになった。メイクをしないときは帽子をかぶらないとすっぴんで歩くのが嫌になったことが大人になったなと感じました。

“黄金のトライ世代”宣言

― 恒例の今年の新成人を表現すると〇〇世代でしょうか？

小栗：来ました。私たちの世代は寅年ということで”トライ世代”です！（ポーズを取る）虎のように強い心を持って私たちトライ世代が先陣を切って色んなことに挑戦してAKB48を引っ張っていきたいと思います。

― センター経験者もいらっしゃいますし、そういう風に見るとこれまでの黄金世代に値すると思いますか？

小栗：センターをさせていただけるような強みを持っているメンバーが多くてキラキラした世代じゃないかなと思って○○世代はすごく悩んで、エボリューション世代とか、可能世代（「可能性大」とかけて）、新世紀世代とか色々沢山考えたんですけど。

― “黄金の虎”世代は？

小栗：良いですね。改めて“黄金のトライ世代”です！（ポーズを取る）パート2。

― テレビ東京で1月からAKB48さんの冠番組が始まるとネットニュースになってたと思うんですけど番組の意気込みと大人になったからこそ番組で挑戦したいことをお願いします。

本田：リニューアルして1月からスタートということで私たちも番組とともに成長していきたいと思うし、タイトルが「AKB48、最近聞いた？」というタイトルなので沢山の方にAKBの楽曲を聴いてもらえるように成長していきたいと思います。昨日収録したんですけどすごく楽しく盛り上がったのでこれからも盛り上げていきたいと思います。

小栗：AKB48のコアな曲とかあまり知られていない曲も掘り下げていただける番組になっているので、AKB48は曲が沢山あるので皆さんも知らないような曲を私たちメンバーがより魅力的にみせていきたいし、地域のサポートだったり新しい番組を作り上げるにあたって皆で頑張りたいです。

本田：私、免許取りたいです。お願いします。

小栗：私も取りたいです。

本田：このメンバーで。合宿とかテレ東さんお願いします。

― 最後に2人が代表してお願いします。

本田：新年早々コンサートをやらさせていただいたり2月にも現チームのコンサート、カップリングリクエストアワー、そして新チームのコンサートもやらせていただけることが決まったのでぜひそちらも皆さん応援していただけたら嬉しいなと思います。2020年もどうぞよろしくおねがいします。

小栗：昨年「根も葉もRumor」という曲で沢山の方の目に触れて頂ける機会が増えて私たち自身もより団結力が高まりました。さらに邁進して飛躍していけるよう皆で力を合わせて新番組だったりコンサートだったり沢山盛り上げていきますので今後ともよろしくお願いします。

（modelpress編集部）