鈴木仁「お花のセンセイ」で犯人役熱演 沢口靖子も絶賛「頼もしく感じました」
2021.12.08 06:00
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俳優の鈴木仁が、女優の沢口靖子が主演をつとめるドラマスペシャル『お花のセンセイ』の第2弾(テレビ朝日/12月23日午後8:00~午後9:48)に出演する。
鈴木仁、立てこもり事件の犯人役に
華道家元にして衆議院議員の鳳丸子(おおとり・まるこ/沢口靖子)が、持ち前の正義感で政界に風穴を開ける社会派コメディーミステリー『お花のセンセイ』。昨年8月に放送し好評を博した作品の第2弾が放送される。本作では、再選を果たした丸子が立てこもり事件に乗り込む非常事態が発生。そんな丸子を人質に取って籠城する元大学院生役として、若手実力派の鈴木が登場する。
《代議士》沢口靖子×《苦悩の若者》鈴木仁、2人が対峙する“緊迫のショット”に期待だ。
沢口靖子×鈴木仁、初共演で衝撃の対峙
第1弾では、ひとりの少女からの陳情を機に“世界一の誠実さ”を発揮し、永田町の悪しき慣習を打ち破った新人議員の丸子。第2弾は、丸子が衆院選で最高得票数を獲得して再選を果たしたところからスタートする。ところが、2回生になったとたん、丸子は政策秘書・幸田光喜(八嶋智人)と大ゲンカ。会期中にもかかわらず幸田が休暇を取ってしまい、丸子は孤軍奮闘することに。そんな中、丸子は偶然、国家プロジェクトに関わっていたという元大学院生・萩原大樹(鈴木仁)と知り合い、未来を担う若者たちに希望を持ってもらいたいと行動を開始するが、犯人自ら立てこもりを動画配信するという衝撃事件が発生。その籠城犯こそ、大樹だったのだ。
真面目で研究熱心だった大樹が、事件を引き起こすまで追い詰められた原因とは?一方、人質の身代わりとして現場に乗り込んだ丸子は彼にナイフを向けられ、絶体絶命の危機に。はたして丸子の運命は…。
緊迫シーンに挑んだ鈴木仁 沢口靖子も熱演を絶賛
鈴木は2016年、モデルとしてデビュー。2018年、『花のち晴れ 花男 Next Season』(TBS)でメインキャストのひとりを演じて注目を集め、その後も『3年A組 今から皆さんは、人質です』(2019年/NTV)など人気作に次々出演。2021年も映画『ホリミヤ』『ブレイブ -群青戦記-』、配信ドラマ『僕らが殺した、最愛のキミ』(TELASA)などオファーがひっきりなしで、『消えた初恋』では主人公の幼なじみのあっくんを演じて大きな話題に。本作では、あっくんとは真逆ともいえる、未来を悲観する悩み深き青年像に挑んでいる。本作で沢口と初共演を果たした鈴木は、「撮影前から丁寧にやさしく接してくださったおかげで、丸子さんとの関係性、向き合い方にスッと入っていくことができました」と、笑顔で現場を包み込む座長・沢口のやさしさに感激。
沢口もまた、「鈴木さんのお芝居はいい意味で力が抜けていてとても自然体でした。まだお若いのにご自分をしっかり持っていらっしゃる俳優さんだなと、頼もしく感じました」と、鈴木の芝居への姿勢を絶賛していた。
緊迫の対峙シーンは自暴自棄になった大樹と、暴走を止めたい丸子の思いが交錯する緊張感あふれる場面で、沢口は「脚本を読んだときは丸子の真摯な思いが、こんな衝撃展開につながっていくの!?と意表をつかれました。SOSを発している大樹くんと同じ目線に立って語りかけよう…そんな丸子の思いを胸に撮影に臨みました」と、丸子同様ひたむきな決意を抱いて演じたことを告白。
沢口の熱意に応えるかのように、鈴木も「大樹自身、今まで外すことのなかった“感情のネジ”がこのシーンで抜け崩れたのだと思います。彼の中で新しく生まれた感情を忘れずに演じました」と、穏やかな大樹が感情をむき出しにする熱演を披露。2人の気迫がぶつかりあう対峙シーンに注目だ。
山崎樹範、伊武雅刀ら個性派キャストも集結
さらに本作には、丸子に“永田町の常識”をレクチャーする内閣府職員・萬屋吉康(よろずや・よしやす)として名バイプレイヤー・山崎樹範も出演。萬屋は休暇中の幸田秘書のかわりに丸子に振り回されることになるが、実は幸田役の八嶋智人は同じ劇団の先輩。演技巧者の八嶋に負けじと、山崎は本作で抜群の演技力とコメディーセンスを発揮。物語に絶妙なスパイスを加えている。また、大ベテラン・伊武雅刀も自由新進党最高幹部・梅村幸之介役で名を連ねている。腹の底ではいったい何を企んでいるのか、一癖も二癖もある大物政治家を貫禄たっぷりに演じる。(modelpress編集部)
鈴木仁(萩原大樹役)コメント
― 元大学院生の萩原大樹役を演じられましたが、演じるにあたって心がけたことは?大樹には、目上の方との会話に少し慣れている印象を持ちました。硬すぎるわけでもなく関係性や立場を理解し、会話ができる人という人物像が意識のひとつにありました。
― 本作で沢口靖子さんと初共演されましたが、沢口さんの印象を教えてください。
撮影前から丁寧にやさしく接してくださったおかげで、丸子さんとの関係性、向き合い方にスッと入っていくことができました。ありがとうございました!
― 丸子を人質に立てこもる緊迫シーンは、どのようなお気持ちで演じたのでしょうか?
大樹自身、今まで外すことのなかった“感情のネジ”がこのシーンで抜け崩れたのだと思います。彼の中で新しく生まれた感情を忘れずに演じました。
― 視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
負の感情に身を任せるのでなく、自分自身の正義を貫きながら突き進みたいと思えた作品です。みなさんにもぜひそう感じていただきたいと思っています。
沢口靖子(鳳丸子役)コメント
― 人質となって大樹役の鈴木仁さんと対峙するシーンはどのようなお気持ちで演じたのでしょうか?脚本を読んだときは丸子の真摯な思いが、こんな衝撃展開につながっていくの!?と意表をつかれました。立てこもりシーンは、SOSを発している大樹くんと同じ目線に立って語りかけよう…そんな丸子の思いを胸に撮影に臨みました。
― 初共演となった鈴木仁さんの印象を教えてください。
鈴木さんのお芝居はいい意味で力が抜けていて、とても自然体でした。まだお若いのにご自分をしっかり持っていらっしゃる俳優さんだなと、頼もしく感じました。
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