「Sakura da Space Society presents『SSS Meeting 2021』」を開催した桜田通 (C)モデルプレス

桜田通、ファンの質問&悩みに続々回答「結婚観は?」「自分に自信を持つ方法は?」 ファンクラブが設立1周年

2021.09.03 17:08

「今際の国のアリス」「全裸監督 シーズン2」(ともにNetflix)などに出演する俳優の桜田通(さくらだ・どおり/29)が2日、ファンクラブ「Sakura da Space Society」の設立1周年を記念したイベント「Sakura da Space Society presents『SSS Meeting 2021』」を開催した。

全3公演のうち最終公演はオンライン配信も実施。桜田は「どういう風にファンクラブができているのか、改めて想いを知ってもらえたら」と初のファンクラブイベント開催に至った経緯を語り、自らアイデアを具現化した原画を公開しながら、ファンクラブサイトトップページのモチーフの成り立ちを細かく解説。

Amazonで購入したという宇宙人の着ぐるみで登場した桜田通(C)モデルプレス
Amazonで購入したという宇宙人の着ぐるみで登場した桜田通(C)モデルプレス
「SNSでは書きすぎちゃいけないことや、センシティブな話も知ってもらえるように、限定的な場所を作りたかった」と想いを語り、城と愛犬をあしらった象徴的なモチーフ“Sakura da Familia”については「留学でロンドンにいた時、旅行で行ったスペインのバルセロナでサグラダ・ファミリアを見て好きになりました。“桜田”とかけてダジャレみたいな感じなんですけど、特にこだわりがあります」と明かす。

ファンクラブのデザインの元となった原画を公開(C)モデルプレス
ファンクラブのデザインの元となった原画を公開(C)モデルプレス

結婚観は?自分に自信を持つ方法は?ファンのお悩みに回答

ラジオの公開収録を実施(C)モデルプレス
ラジオの公開収録を実施(C)モデルプレス
ステージ上ではファンクラブ内で展開されるラジオの公開収録も実施。「最近プロポーズされましたが、彼が仕事で忙しくなかなか会えないので結婚すべきか迷っています」というお悩みに対しては、自身の今の結婚願望を「0パーセント!」と断言した上で「仕事が忙しい人がそれでもプロポーズするってことは、その方は相談者さんのことを相当好きなんじゃないかな。僕は自分の時間がすごく大切だから結婚を考えられないので、時間がなくてもこの人と一緒にいたい、プロポーズしたってことは本気なんじゃないかな。相談者さんは、彼の目線でも考えてみたら考え方が変わるかもしれない」と親身にアドバイスし、「もし結婚することになったら報告してくれたら嬉しいです」とメッセージ。

俳優業のみならず音楽、ファッションなど活動の幅は多岐にわたり、「通くんにとっての“俳優”とは?」との質問には「俳優は一番知っていただける機会が多いもの。なおかつ一回一回で伝えられるメッセージが大きい。僕は作品の大勢の出演者の中に属してメッセージを伝えるということをやっていますが、(自分だけではなく)色んな人の力があってこそ伝えられるメッセージもあると思います。僕のことを知らない人が(作品を)観てくれた時に、その人にとっていい影響があればと思いますし、自分にとって俳優はそんな出会いのきっかけであり、より大きなメッセージも投げられる大切なお仕事です」と回答。

「コロナが収束したらどこに行きたい?」には「北海道と沖縄に行ってみたいです。北海道は仕事で行く機会は多いですが、弾丸ばかりであまり満喫できていないんです。沖縄はドラマ『瑠璃の島』で行った海がきれいだったので、そこにもう一回行きたいです」と思いを馳せた。

桜田通(C)モデルプレス
桜田通(C)モデルプレス
さらに「自分に自信を持つ方法、過去の嫌なことを克服する方法は?」というお悩み相談も。桜田は「過去をなかったことにはできないから、今の生きている自分で取り返すしかない。自信がないながらも、自分の人生で経験したことを無駄にしないためにバタ足をし続けている感じ。人それぞれだと思いますが、例えば体が貧弱なら鍛えるとか、後からつけられる自信がほしいなら迷うことなくチャレンジしたらいいと思います」と等身大のアドバイスを送った。

イベントの最後にはファンクラブに今後実装する予定の新機能も紹介。毎朝「Sakura da Space Society」にアクセスし、ファンと交流することがルーティンになっているという桜田は「皆さんは特別な存在です。こういうイベントをすると、またライブもやりたいと思うし、役者の仕事も頑張ろうと思える。色んな自分の頑張りの糧になっています。この景色を見て、改めて自分の原動力になっていると思わせていただきました」と感謝。「初めて自分がチャレンジしたファンクラブが無事に1周年を迎えられたことは何ものにも代え難いこと。本当に作ってよかったなと1日を通して思いました」と喜びを噛み締めていた。

桜田通にとってファンクラブとは…「家族だからこそ、会話がなくても伝わる瞬間がある」

終演後、楽屋での桜田通(C)モデルプレス
終演後、楽屋での桜田通(C)モデルプレス
― イベントの感想をお聞かせください。

桜田:今回は“ファンクラブに入ってくださっている人たち”というところに僕の安心があったからこそ、実現できたイベントだなと思います。それ以外の方だったらやっても楽しめないだろうな…ということも、ファンクラブにいてくださっている方だからこそ聞く耳を持ってくれるかな、という想いも込めてやらせていただきました。

なので今までのイベントよりもニッチな内容にはなりましたが、「僕はこういう想いを持ってファンクラブを作っていたんだよ」っていうことを、1周年記念なので伝えていけたらと思いました。僕の構想にはなりますが、できれば2周年、3周年のイベントもやりたいと思っています。それは多分、今日とはまた違うイベントになると思いますし、今日は1周年を一緒に祝ってくれるみんなだからこそやれた内容になったと信じています。

― 改めて桜田さんにとって「Sakura da Space Society」はどんな存在ですか。

桜田:僕はもう「Sakura da Space Society」がなかったら、どうしていいかわからないですね(笑)。とにかく皆さんの理解度が高いんです。ここまで追いかけてくれる人たちだから、僕の言葉の細かいニュアンスも汲み取ってくださる。それってファンとタレントという関係を構築する中では、なかなか難しいことなんですよ。家族だからこそ、会話がなくても伝わる瞬間ってあるじゃないですか。それが僕にとってファンの皆さんであり、「Sakura da Space Society」にいる人たちの一つの指針になっている。ここにいる人たちならここまで話してもきっと理解してくれるだろうとか、ここまで僕のちょっと弱い部分を見せたとしてもわかってくれるかな、という確固たる空間なので、僕にとって助かっている場所ですね。

桜田通(C)モデルプレス
桜田通(C)モデルプレス
― 一方で、Twitterのスペースで生配信を行うと必ずハッシュタグがトレンド入りしていますよね。

桜田:皆さんが賛同してついてきてくださるからこそですね。外のSNSの機能もどんどんアップデートされていますし、「この機能僕のファンクラブに欲しいな」と思うこともあるので、勉強がてらこれからも使わせていただこうと思っています。

― トレンド入りは新しいファンの方との接点にもなりますね。

桜田:見てもらえるものなんですかね?「#桜田通生放送」って出てきたら、本当に国道の桜田通で誰かが生放送してるんじゃないかって普通は思うんじゃないかな(笑)。それで実際に見てみたら役者の人なんだってなるのかなって。

― イベントでは新機能の予告もあり、これからの発展が楽しみです。

桜田:基本的には需要と供給を大切にして生きているので、ファンの皆さんが欲しいっていうものがあるんだったら、なるべく答えようと思っています。何でも忘れないうちに形にしたいですね。開発には時間も人件費もかかるので大変ですが、今この年齢になって会議に参加させてもらえることもありがたいと思っています。こんなに色々な人が関わってくれるからこそ、より大切にしようと思うし、そこでみんなとつながれることの幸せを噛み締められる、一つの大切な要素になっています。

桜田通(C)モデルプレス
桜田通(C)モデルプレス
― 最後に、ファンの方々にメッセージをお願いします。

桜田:この記事を読んでくださっている方の中には、「Sakura da Space Society」に入ってくださっている方も多いかと思います。僕はファンクラブの中で色んなメッセージを伝えさせていただいていますが、こうやって取材を受けたりして、色んな角度からまた皆さんに伝えたいことや、日々の楽しいことを提供していきたいと思っています。ファンクラブの中にいるからこそ、外にいる僕の見え方でまた新しい一面を知ってもらえると思うし、僕の外の世界の姿を見てくれているからこそ、ファンクラブでも楽しみが増えると僕は思っているので、これからももしよければどちらの僕もチェックしてくれたら嬉しく思います。皆さんに飽きられないような素敵なファンクラブにしようと思っているので、これからも楽しんでくださったら嬉しいです。

そしてまだ入ってないよ、ちょっと迷ってるな、興味あるなという方で、もしこの記事を読んでくださっている方がいたら、ぜひ一ヶ月とかだけでもいいので入って様子を見てくれたら嬉しいです。よろしくお願いします!

― ありがとうございました。(modelpress編集部)

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