“長瀬智也が演じた中で好きな役”ランキングを発表＜トップ20＞

モデルプレス読者が選ぶ「長瀬智也が演じた中で好きな役」トップ20

1位：ドラマ「ムコ殿」桜庭裕一郎役（217票）
2位：ドラマ「マイ★ボス マイ★ヒーロー」榊真喜男役（198票）
3位：ドラマ「泣くな、はらちゃん」はらちゃん役（171票）
4位：ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」真島マコト役（170票）
5位：ドラマ「俺の家の話」観山寿一役（152票）
6位：ドラマ「タイガー＆ドラゴン」シリーズ 山崎虎児役（83票）
6位：ドラマ「白線流し」シリーズ 大河内渉役（83票）
8位：ドラマ「うぬぼれ刑事」小暮己役（48票）
9位：ドラマ「ごめん、愛してる」岡崎律役（44票）
10位：ドラマ「歌姫」四万十太郎役／及川勇一役（36票）
11位：ドラマ「フラジャイル」岸京一郎役（30票）
12位：ドラマ「ビッグマネー！～浮世の沙汰は株しだい～」白戸則道役（18票）
13位：映画「TOO YOUNG TO DIE！若くして死ぬ」キラーK／近藤善和役（15票）
14位：ドラマ「ハンドク！！！」狭間一番役（12票）
15位：ドラマ「華麗なるスパイ」鎧井京介役（9票）
16位：ドラマ「ラブとエロス」合田次郎役（8票）
17位：映画「空飛ぶタイヤ」赤松徳郎役（6票）
18位：ドラマ「クロコーチ」黒河内圭太役（5票）
18位：ドラマ「D×D」相沢悟役（5票）
19位：ドラマ「カケオチのススメ」恵比須保役（4票）
20位：ドラマ「恋人よ」藤田達彦役（3票）

回答数：1,396件
調査期間：2021年3月19日～3月28日

1位：役名義で写真集・CDもリリースしたトップスター役

1位は2001年、2003年に放送されたドラマ「ムコ殿」桜庭裕一郎役（217票）。

天涯孤独の抱かれたい男No.1のシンガーソングライター兼俳優が、世間には内緒で婿養子として結婚するというストーリーで、クールなキャラを貫くトップスターとしての姿と、プライベートでは人懐っこい可愛いキャラというオンとオフのギャップでファンを魅了。

さらに桜庭裕一郎名義でリリースした写真集やCD「ひとりぼっちのハブラシ」も飛ぶように売れ、テレビから飛び出したトップスターとして社会現象を巻き起こした。

＜読者コメント＞
・「TOKIOのコンサートでドラマのワンシーンの撮影をしたので印象に残ってます。プライベートの裕一郎、特に竹内結子さん演じるさくらとのシーンが可愛かった！」
・「世間ではクールでかっこいいスーパースターの桜庭裕一郎、でも本当の姿は天然で明るくて熱い男という二面性のあるキャラがすごくおもしろくて好きだから」
・「裏の顔の桜庭裕一郎に惚れて、これを境に長瀬智也のファンになりました」
・「とりあえずイケメン！！！オフの時のギャップもたまんない！あんな恋したかったなぁ～」
・「人気芸能人と結婚する夢を見させてくれた作品。ピュアな長瀬くんにピッタリの役だった」
・「長瀬くんの演技も歌も聞けるなんて…！なによりビジュが最高でした！」

2位：学園ドラマでのコメディアンっぷりが話題に

2位は2006年放送のドラマ「マイ★ボス マイ★ヒーロー」榊真喜男役（198票）。

ヤクザの組長を目指す27歳の若頭が、学力が低すぎることを理由に組長である父親から高校を卒業するように命じられ、年齢を10歳詐称し、高校3年生に編入するというスト－リー。当時NEWSの手越祐也や新垣結衣が演じる同級生との友情、恋愛が描かれた。

毎回笑いの絶えないストーリーに「大笑いして観ていました」と懐かしむ声が多く、「真っ直ぐで憎めなくて愛おしい人柄が長瀬くんにぴったりだった」と抜けている部分があるピュアなキャラクターを長瀬自身と重ね合わせる意見が多数。

長瀬のコメディ演技が炸裂し、白目を剥く顔芸や「はにゃ？」という口癖は当時若者の間でも流行した。

＜読者コメント＞
・「長瀬智也といったらこれ！男らしく人情深さが1番表れているドラマ」
・「他にも好きな役が多すぎてとても悩みましたが、当時小学生の自分に人生の面白さを教えてくれたドラマだから」
・「ドラマ内でよく言っていた『はにゃ？』は、当時とっても流行りました！」
・「顔芸がおもしろい！笑いばっかりと思いきや、泣くところは泣きます！再放送は毎回チェックしてました！」
・「真っ直ぐで憎めなくて愛おしい人柄が長瀬くんにぴったりだった」

3位：漫画から飛び出したピュアなヒーロー

3位は2013年放送のドラマ「泣くな、はらちゃん」はらちゃん役（171票）。岡田惠和氏のオリジナル脚本である今作は、麻生久美子演じるヒロインが描く漫画の主人公・はらちゃんが実体化して現実の世界に現れ、創造主でもあるヒロインに恋をするというファンタジー作品。

長瀬をイメージして作られ、長瀬自身もキャラクター作りに積極的に意見を出したというはらちゃんは赤のスタジャン、ジーパン、スニーカー姿でギターを背負っているのがトレードマーク。異色の世界観の中でもキャラクターが成り立つのは強い存在感を持つ長瀬が演じたからこそ。異世界においても前向きに生きようとする姿が視聴者に勇気を与え、作品に救われたという声が多数集まった。

＜読者コメント＞
・「『ありふれた毎日』という贅沢を改めさせてくれた役だった」
・「素直で真っ直ぐなはらちゃんの人を愛する姿に心を打たれました！」
・「泣きの演技が天才的。毎回惹き込まれてました」
・「いつもはワイルドな感じだけど可愛い感じがとても似合ってて良かったから」
・「はらちゃんの姿に、当時の私自身、感動、共感などいろいろな思いで観ていました。当時の私を救ってくれたのがはらちゃんだったので選びました」

4位：転機となった代表作

1票差で4位となったのが代表作といえる2000年放送のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」真島マコト（誠）役（170票）。

ドラマは東京・池袋を舞台に、主人公で“池袋のトラブルシューター”マコトが友達を殺された事件をきっかけに、ギャング集団“G-Boysのキング”ことタカシ（窪塚洋介）や、サル（妻夫木聡）らと事件を解決していくという青春ストーリーで、当時若者を中心に絶大な支持を得て、今でも語り継がれる人気作に。

当時21歳だった長瀬はこの役柄でワイルドな魅力を開花させ、以降宮藤官九郎と何度もタッグを組むようになった。

＜読者コメント＞
・「私史上最高の男」
・「男くささ全開で大好き」
・「あの時代の流行な感じがします。大好きでした」
・「長瀬智也と言ったら、やっぱり一番最初に思い浮かぶのはこの役です。でも正直他の役も選びたいくらい、たくさん好きな役柄ありました！惹きつけられる長瀬くんの演技力、気迫が大好きです」
・「私の青春そのものだから。スウェットを部屋着ではなく、ファッショナブルに普段着に昇華した真島マコトの着こなし、その恩恵は大きい！」

5位：俳優・長瀬智也の集大成

そして、26日に最終話が放送され、衝撃的な結末で幕を閉じたドラマ「俺の家の話」観山寿一役（152票）が最新作にして見事5位にランクイン。

プロレスラーとしてのピークを過ぎた主人公が、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の大黒柱として、次々と一家に降りかかる困難に立ち向かうストーリーで、長瀬はプロレスラーを演じるために12キロ増量し、肉体改造。

退所後は「他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と説明している長瀬。俳優・長瀬智也としての集大成となった寿一役が、表舞台を降りる本人の姿とリンクする最終回の演出に、視聴者からは多くの感動の声が寄せられた。

＜読者コメント＞
・「最新の長瀬くんであり、今までの集大成という仕上がり。素の長瀬くんに近いような、唯一無二の圧倒的存在感、カッコ悪いのも全てカッコよく見えてしまう最高のヒーロー」
・「最新作が最高作。コロナ禍でドラマが実現するのか不透明だった時期から、信じられないほどの努力を積んで心身ともに寿一を作り上げた。俳優としてだけでなく『長瀬智也という人』の魅力が詰まっている」
・「演じて来た役柄の中で長瀬さん本人に一番近い気がするし、男らしくてカッコイイから」
・「プロレスラーかと思うくらい動きがよかった」
・「年齢相応のカッコ良さとカッコ悪さを併せ持ち、それらが魅力になっている。地に足のついた普通の人なのに、とても素敵。男も女も惚れる男」

6位～10位のコメント紹介

6位：ドラマ「タイガー＆ドラゴン」シリーズ 山崎虎児役（83票）

＜読者コメント＞
・「長瀬智也さんじゃないとハマらない役は多いですが、その中でも特に好きな役です」
・「カッコよくてチャーミングで今も浅草で落語やってる気がする程はまっていた」
・「何度もみて、ふっとした瞬間に顔が出てくるくらい夢中になったから。落語の中の人になるときも日常でのほかの人との関わりでも、とても生き生きとしてて魅力的なキャラクターで、街のどこかに虎児がいると思わせてくれるリアリティがあった」

6位：ドラマ「白線流し」シリーズ 大河内渉役（83票）

＜読者コメント＞
・「まだTOKIOの長瀬智也として認識する前の作品で、陰のある星が好きな大河内渉がすごくカッコ良かったです」
・「言葉数の少ない渉の感情を細やかな表情で見事に演じきっていた。目で語るってこういう事だというのを突きつけられた。とにかく格好良い。惚れる」
・「長瀬くんファンになって26年…軽いファンから大好きに変わった原点の作品です」

8位：ドラマ「うぬぼれ刑事」小暮己役（48票）

＜読者コメント＞
・「小学生の時初めてドラマで笑い転げたドラマ！熱演していただいたうぬぼれは一生忘れません！」
・「全犯人に惚れてしまうコミカルな役がハマってた」
・「いつものかっこよさとは裏腹にかわいい面が見られたから」

9位：ドラマ「ごめん、愛してる」岡崎律役（44票）

＜読者コメント＞
・「前髪ありのビジュアルが最高に好きです！複雑な背景をもつ役どころでしたが、演技力が素晴らしすぎていつもドラマ見ながら泣いてました」
・「難しい生い立ちの主人公でしたが、とても感情移入できて感動しました」
・「切ない役だったけど1番印象に残ってる。吉岡里帆ちゃんとの組み合わせも最高だった！！」

10位：ドラマ「歌姫」四万十太郎役／及川勇一役（36票）

＜読者コメント＞
・「記憶喪失という難しい役柄に加え、方言もあり大変だったかと思いますが、記憶が戻った後の演じ分けがさすがでした。今でも見返したくなる印象的なドラマです」
・「四万十太郎、ビジュアル、物語、男気、長瀬君の人柄が重なり、堪らなく好きな役でした。ドラマであんなに泣いたのは初めてでした」
・「彼を好きになったきっかけの作品です。作品自体も本当に素晴らしいのですが、何より四万十太郎と及川勇一という正反対の男2人を見事に演じた長瀬くんの演技力の素晴らしさを改めて実感しました」

後記

改めて振り返ると、作品数はそこまで多くないが、どの役柄もテレビの前の視聴者の記憶に強く刻まれている。

どの役にも「長瀬くんじゃなきゃ成り立たなかった」という意見が多く、その圧倒的な存在感と演技力は、紛れもなく唯一無二のものだった。

今後も俳優としての作品を観たいというのが多くの視聴者の願いであるが、ジャニーズ事務所を退所した先にどんな新しい姿を見せてくれるかも楽しみに見守っていきたい。（modelpress編集部）