A.B.C-Z戸塚祥太、ドラマ&舞台W出演決定 15歳役で風間俊介の孫に<やすらぎの刻~道>
2019.10.18 05:00
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A.B.C-Zの戸塚祥太が、4月から放送中のテレビ朝日系ドラマ『やすらぎの刻~道』(毎週月~金曜ひる12:30~)の『道』“平成編”に出演することがわかった。また、2020年4月に北海道と東京で上演される、同ドラマの構想の礎となった舞台『屋根2020』にも出演する。
同ドラマは、倉本聰氏とテレビ朝日がタッグを組み、テレビ朝日開局60周年記念として放送中のドラマ。脚本家・菊村栄(石坂浩二)ら“テレビ人”たちが入居する老人ホーム『やすらぎの郷』の人間模様、そして、根来しの(清野菜名)・公平(風間俊介)夫妻の一代記を綴る『道』――という2つの世界が描かれている。
オファーを受けたとき、「最初は信じられずに疑いました。オファーの話を聞いたときには、どこかにカメラがあるんじゃないかと…(笑)」と、ドッキリを疑ったという戸塚。
克夫役を15歳から演じることについては、「彼のお母さんの設定が、僕の実年齢よりも年下で、お父さんは1つ上なんです」と苦笑しながらも、「気持ちを若く保とうと思って、たくさん水を飲んで体の中をきれいにしたりしました(笑)」と、独自の“若返り法”を実践したことを告白した。
また、同じジャニーズ事務所に所属し、同作の“昭和編”にも出演していた風間俊介とKis-My-Ft2の宮田俊哉にも出演の報告をしたという。その際、風間からは「…僕の孫だよね!?」と驚かれ、宮田からは「みやっちにはメールで相談したら『スタッフの皆さんがいいチームなのでその中に入れば大丈夫だよ』と返事をもらいました」とアドバイスを受けたことを明かした。その言葉を受け、「2人が築いてきたものを傷つけないように頑張りたいと思います」と、時代を受け継いでいく覚悟を語った。
さらに、倉本氏から「純粋性に期待している」というエールが届くと、「僕は1986年生まれですが、全世界の1986年生まれの中の“純粋さランキング”ではベストテンに入っていると思います(笑)」と、自身のピュアさに自信を覗かせた。
同ドラマで、数々の大先輩と共演する戸塚。「こんなに貴重な経験はなかなかないので、お仕事なのに“ご褒美”のような感覚すらあります。吸収できることはすべて吸収していきたいという思いで、精一杯努めます!」と、力強くコメントした。
戸塚は「三平はやさしさゆえに内向的でピュアな青年。個人が到底逆らうことのできない時代に自分の考えを貫いた彼は、ものすごくピュアだと思います」と役を寄り添い、「しっかり稽古を積んで、舞台ではそういった克夫とは違う部分も見せられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
なお、北海道公演は富良野演劇工場にて、2020年4月3日から11日まで。東京公演はEXシアター ROPPONGIにて4月17日から26日まで上演される。(modelpress編集部)
最初は信じられずに疑いました。オファーの話を聞いたときには、どこかにカメラがあるんじゃないかと…(笑)。でも台本を手にしたときに、しっかり重みを感じたので、「これは本当なんだ!」と思って…。
まさか自分がこんな大きなプロジェクトに参加できるとは思ってもいなかったですし、普遍的なテーマを描いた作品に出演できることがうれしかったです。
― 克夫役を15歳から演じるにあたって考えていることは?
僕が演じる克夫のお母さんの設定が、僕の実年齢よりも年下で、お父さんは1つ上なんです(笑)。正直いってどうあがいても埋められない部分はあるなと思いながらも、気持ちを若く保とうと、たくさん水を飲んで体の中をきれいにしたりしました(笑)。
役柄としては、いずれは自分が畑仕事を継ぐ、という長男の責任感を持ちつつ演じています。
― 倉本聰氏から「純粋性に期待している」とのコメントが届いていますが、純粋さに自信は?
僕は1986年生まれなのですが、全世界の1986年生まれの中の“純粋さランキング”では、たぶんベストテン内に入っていると思います(笑)。
僕は、自分が信じたゴールに向かうとき、心が折れたことがないので…。倉本先生の言葉を胸に、15歳の演技も頑張ります!
― 『道』パートの昭和編に出演していた風間俊介さん、宮田俊哉さんからアドバイスは?
たまたま会う機会があって、風間くんからは「…僕の孫だよね!?」って驚かれました(笑)。“みやっち(=宮田)”にはメールで相談したら「スタッフの皆さんがいいチームなのでその中に入れば大丈夫だよ」と返事をもらいました。
確かに、撮影スタッフさんからはよく「風間くんと宮田くんはこういうふうにやっていたよ」と、2人の話を聞くんです。この作品の中で、風間くんとみやっちの印象は強く残っているので、2人が築いてきたものを傷つけないように頑張りたいと思います!
― 撮影で印象に残っているシーンは?
根来家の“孫チーム”でおじいちゃんおばあちゃんのためにある計画を立てて実行するという回があるのですが、それを撮影しているときは映画『グーニーズ』のような少年アドベンチャーを撮影しているようで、いつもとは違うテンションでした。
大人にバレないように任務を遂行する展開にすごくワクワクして、子どものころ、秘密基地を作ったことを思い出しましたね。
― 演じていて、倉本聰脚本ならではだな…と“倉本ワールド”を感じることは?
先生の脚本は、時代の流れを切り取って描いていらっしゃるなと感じます。その一方で、目を見張るほどのスピードで進化していく現代とはまた違う…太陽が昇って朝が来て、太陽が沈んで夜になって…みたいな、人間が逆らえない時間みたいなものも作品の中に流れている気がします。
― ドラマでは橋爪功さん、風吹ジュンさんなど大ベテランとも共演されますが、感想は?
こんなに貴重な経験はなかなかないので、お仕事なのに“ご褒美”のような感覚すらあります。橋爪さんと風吹さんと僕の3人のシーンで、橋爪さんから「もうちょっとテンポよく」とアドバイスをいただいたことがあったのですが、それを実行したら全然、シーンの仕上がりが違ったんです!
そういうすごさを身をもって知ることができるし、吸収できることはすべて吸収していきたいなという思いで撮影に参加させていただいております。これからも精一杯、努めます!
― 舞台では、ドラマとはまた別の“三平役”を演じますが、意気込みをお願いいたします。
三平はやさしさゆえに内向的でピュアな青年。個人が到底逆らうことのできない時代に自分の考えを貫いた彼は、ものすごくピュアだと思います。しっかり稽古を積んで、舞台ではそういった克夫とは違う部分も見せられたらいいなと思っています。
『屋根』は『やすらぎの刻~道』の原作。2001年に富良野塾公演として初演いたしました。『道』の設定とはかなりちがい、北海道富良野を舞台とした根来一家の戦前、戦中、戦後史です。来年2020年版を創るに当たっては更に大巾に筆を入れ、僕の最後の集大成にしようと思っています。
令和の御代に、今、更めて我々日本人の歩いた道を、思い出していただければ倖いです。
― ドラマと舞台に出演する、戸塚祥太さんに期待することは?
舞台、テレビで共通する大役、屋根の上で、戦争を忌避して自殺する根来三平(テレビでは風間晋之介演)を、今度の舞台ではジャニーズA.B.C-Zの戸塚祥太君が演じます。
あの暗い戦時期の中で、あくまで純粋に人間としての生き方を貫いた三平役を、戸塚君の純粋性がどのように表現してくれるか、今からわくわく期待しています。
戸塚祥太「やすらぎの刻~道」“平成編”に出演
戸塚は、11月から放送がスタートする『道』“平成編”に、根来克夫役で出演。橋爪功演じる根来公平と風吹ジュン演じるしのの孫・克夫の、15歳の少年期から壮年期まで約30年間の人生を演じていく。戸塚にとって倉本作品への出演は初であり、ひとりの人物の半生を演じ抜くのも初となる。オファーを受けたとき、「最初は信じられずに疑いました。オファーの話を聞いたときには、どこかにカメラがあるんじゃないかと…(笑)」と、ドッキリを疑ったという戸塚。
克夫役を15歳から演じることについては、「彼のお母さんの設定が、僕の実年齢よりも年下で、お父さんは1つ上なんです」と苦笑しながらも、「気持ちを若く保とうと思って、たくさん水を飲んで体の中をきれいにしたりしました(笑)」と、独自の“若返り法”を実践したことを告白した。
戸塚祥太、風間俊介に驚かれる 宮田俊哉からアドバイスも
また、同じジャニーズ事務所に所属し、同作の“昭和編”にも出演していた風間俊介とKis-My-Ft2の宮田俊哉にも出演の報告をしたという。その際、風間からは「…僕の孫だよね!?」と驚かれ、宮田からは「みやっちにはメールで相談したら『スタッフの皆さんがいいチームなのでその中に入れば大丈夫だよ』と返事をもらいました」とアドバイスを受けたことを明かした。その言葉を受け、「2人が築いてきたものを傷つけないように頑張りたいと思います」と、時代を受け継いでいく覚悟を語った。
さらに、倉本氏から「純粋性に期待している」というエールが届くと、「僕は1986年生まれですが、全世界の1986年生まれの中の“純粋さランキング”ではベストテンに入っていると思います(笑)」と、自身のピュアさに自信を覗かせた。
同ドラマで、数々の大先輩と共演する戸塚。「こんなに貴重な経験はなかなかないので、お仕事なのに“ご褒美”のような感覚すらあります。吸収できることはすべて吸収していきたいという思いで、精一杯努めます!」と、力強くコメントした。
戸塚祥太、2020年春上演「屋根2020」にも出演決定
さらに、同ドラマの構想の原点となった倉本聰作・演出の舞台公演『屋根2020』への出演も決定。北海道・富良野の山里に暮らす、明治生まれのひと組の夫婦の人生模様を軸に、ドラマとリンクしつつも、異なる物語を展開していく舞台で、戸塚は出征を嫌がり入営前に屋根で服毒自殺を遂げた三男・三平役を演じる。戸塚は「三平はやさしさゆえに内向的でピュアな青年。個人が到底逆らうことのできない時代に自分の考えを貫いた彼は、ものすごくピュアだと思います」と役を寄り添い、「しっかり稽古を積んで、舞台ではそういった克夫とは違う部分も見せられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
なお、北海道公演は富良野演劇工場にて、2020年4月3日から11日まで。東京公演はEXシアター ROPPONGIにて4月17日から26日まで上演される。(modelpress編集部)
戸塚祥太コメント
― 『やすらぎの刻~道』の出演オファーを受けたときの気持ちは?最初は信じられずに疑いました。オファーの話を聞いたときには、どこかにカメラがあるんじゃないかと…(笑)。でも台本を手にしたときに、しっかり重みを感じたので、「これは本当なんだ!」と思って…。
まさか自分がこんな大きなプロジェクトに参加できるとは思ってもいなかったですし、普遍的なテーマを描いた作品に出演できることがうれしかったです。
― 克夫役を15歳から演じるにあたって考えていることは?
僕が演じる克夫のお母さんの設定が、僕の実年齢よりも年下で、お父さんは1つ上なんです(笑)。正直いってどうあがいても埋められない部分はあるなと思いながらも、気持ちを若く保とうと、たくさん水を飲んで体の中をきれいにしたりしました(笑)。
役柄としては、いずれは自分が畑仕事を継ぐ、という長男の責任感を持ちつつ演じています。
― 倉本聰氏から「純粋性に期待している」とのコメントが届いていますが、純粋さに自信は?
僕は1986年生まれなのですが、全世界の1986年生まれの中の“純粋さランキング”では、たぶんベストテン内に入っていると思います(笑)。
僕は、自分が信じたゴールに向かうとき、心が折れたことがないので…。倉本先生の言葉を胸に、15歳の演技も頑張ります!
― 『道』パートの昭和編に出演していた風間俊介さん、宮田俊哉さんからアドバイスは?
たまたま会う機会があって、風間くんからは「…僕の孫だよね!?」って驚かれました(笑)。“みやっち(=宮田)”にはメールで相談したら「スタッフの皆さんがいいチームなのでその中に入れば大丈夫だよ」と返事をもらいました。
確かに、撮影スタッフさんからはよく「風間くんと宮田くんはこういうふうにやっていたよ」と、2人の話を聞くんです。この作品の中で、風間くんとみやっちの印象は強く残っているので、2人が築いてきたものを傷つけないように頑張りたいと思います!
― 撮影で印象に残っているシーンは?
根来家の“孫チーム”でおじいちゃんおばあちゃんのためにある計画を立てて実行するという回があるのですが、それを撮影しているときは映画『グーニーズ』のような少年アドベンチャーを撮影しているようで、いつもとは違うテンションでした。
大人にバレないように任務を遂行する展開にすごくワクワクして、子どものころ、秘密基地を作ったことを思い出しましたね。
― 演じていて、倉本聰脚本ならではだな…と“倉本ワールド”を感じることは?
先生の脚本は、時代の流れを切り取って描いていらっしゃるなと感じます。その一方で、目を見張るほどのスピードで進化していく現代とはまた違う…太陽が昇って朝が来て、太陽が沈んで夜になって…みたいな、人間が逆らえない時間みたいなものも作品の中に流れている気がします。
― ドラマでは橋爪功さん、風吹ジュンさんなど大ベテランとも共演されますが、感想は?
こんなに貴重な経験はなかなかないので、お仕事なのに“ご褒美”のような感覚すらあります。橋爪さんと風吹さんと僕の3人のシーンで、橋爪さんから「もうちょっとテンポよく」とアドバイスをいただいたことがあったのですが、それを実行したら全然、シーンの仕上がりが違ったんです!
そういうすごさを身をもって知ることができるし、吸収できることはすべて吸収していきたいなという思いで撮影に参加させていただいております。これからも精一杯、努めます!
― 舞台では、ドラマとはまた別の“三平役”を演じますが、意気込みをお願いいたします。
三平はやさしさゆえに内向的でピュアな青年。個人が到底逆らうことのできない時代に自分の考えを貫いた彼は、ものすごくピュアだと思います。しっかり稽古を積んで、舞台ではそういった克夫とは違う部分も見せられたらいいなと思っています。
倉本聰コメント
― 来年4月、『屋根2020』を上演するにあたり、意気込みをお願いいたします。『屋根』は『やすらぎの刻~道』の原作。2001年に富良野塾公演として初演いたしました。『道』の設定とはかなりちがい、北海道富良野を舞台とした根来一家の戦前、戦中、戦後史です。来年2020年版を創るに当たっては更に大巾に筆を入れ、僕の最後の集大成にしようと思っています。
令和の御代に、今、更めて我々日本人の歩いた道を、思い出していただければ倖いです。
― ドラマと舞台に出演する、戸塚祥太さんに期待することは?
舞台、テレビで共通する大役、屋根の上で、戦争を忌避して自殺する根来三平(テレビでは風間晋之介演)を、今度の舞台ではジャニーズA.B.C-Zの戸塚祥太君が演じます。
あの暗い戦時期の中で、あくまで純粋に人間としての生き方を貫いた三平役を、戸塚君の純粋性がどのように表現してくれるか、今からわくわく期待しています。
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