村上信五(C)フジテレビ

関ジャニ∞村上信五、東京五輪フジテレビ系メーンキャスターに決定

2019.08.15 06:00

村上信五が、フジテレビ系『東京2020オリンピック』のメーンキャスターに決定した。


村上信五、初のオリンピックキャスター抜擢

来年、東京で56年ぶり2度目の開催となるオリンピック(2020年7月24日開幕)。その4年に一度のスポーツの祭典『東京2020オリンピック』フジテレビ系の放送で、村上がメーンキャスターを務める。村上がオリンピックのキャスターを務めるのは今回が初。この大役に「初めてオリンピックキャスターを務めるのが東京大会というのは、うれしさ半分、やはりちょっとドキドキ半分というのもあります。オリンピックに携われる機会はなかなかないので、非常に喜ばしくはありますけれども、いつもとは違うプレッシャーを抱えながらの挑戦ではあるかなと思っています」と少し緊張しつつも、熱く真剣なまなざしで意気込みを語った村上。これまでの豊富な取材経験を生かし、オリンピック放送の顔としてトップアスリートたちの筋書きのない無限のドラマを熱くお伝えする。

世界中から母国の期待を一身に背負い頂点を目指すトップアスリートがNIPPONへやってくる。現在、“日本行きの切符”を手に入れるためオリンピック史上最多の全33競技で激戦が繰り広げられている。そしてもちろん、その中では日本代表争いも、熾烈(しれつ)を極めている。これまでの努力の成果を発揮し、栄光の切符を手にするのは―。

2013年9月に東京大会が決定し、東京を中心とした40を超える各競技場は着々と準備が進み、今年5月には観戦チケットの販売がスタート、そして聖火リレーが来年2020年3月26日に福島県を出発する―。これからますます日本中がオリンピックモード一色となる。

村上信五、オリンピックキャスターに意気込み

そんな世界が注目するオリンピックの熱気を“フジテレビ代表”として伝えることになった村上自身もスポーツ少年だった。村上にこれまでで最も印象に残っているオリンピックについて尋ねると「僕が小学生の時のバルセロナオリンピック(1992年)です!マイケル・ジョーダンが出ていたんです」と即答。自身がバスケットボール少年だったことから、アメリカとクロアチアとの決勝戦を録画したビデオテープを何度も見たという。そんな村上は、1年後の東京大会について、「今までは海外の選手、海外のスターが主役になることが当然多かったですが、今やもう日本はそれに負けないくらいのスーパースターが各競技で現れていますから、次世代のスターというのが東京オリンピックで誰になるのかも是非期待したいと思います!」と目を輝かせながら興奮気味に語った。

さらにバスケットボールだけでなくスポーツ全般に造詣が深いことで知られる村上は、これまでに『村上信五とスポーツの神様たち』や『村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード』、『村上信五∞情熱の鼓動』などのフジテレビ系スポーツ番組のMCとして競泳・瀬戸大也、陸上・山縣亮太、テニス・錦織圭、卓球・張本智和らトップアスリートを真摯に取材してきた。これら取材で得たスポーツへの豊富な知識と、そしてアスリートに対する敬意と愛情を持った村上が、東京大会の熱戦の現場で直接感じたことをどのように伝えるのか、注目が集まる。村上は「これまで取材をさせていただいた方が出場する競技は全部見たいです!」と早くも1年後のオリンピックを待ちきれない様子。「アスリートの方が少しでもほっとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」とすでにそのまなざしは、オリンピックキャスターとしてのものだった。

そして、フジテレビ系東京オリンピック放送のメーンキャスター就任に伴い、今月25日から開催される『2019世界柔道選手権 東京大会』の中継に、村上がスペシャルゲストとして登場。東京オリンピックと同じ舞台の日本武道館で行われる柔道世界一決定戦を伝える。(modelpress編集部)

村上信五コメント

Q:オリンピックのキャスター就任と初めて聞いたとき、率直な気持ちは?

「初めてオリンピックキャスターを務めるのが東京大会というのは、うれしさ半分、やはりちょっとドキドキ半分というのもあります。オリンピックに携われる機会はなかなかないので、非常に喜ばしくはありますけれども、いつもとは違うプレッシャーを抱えながらの挑戦ではあるかなと思っています」

Q:これまでオリンピック関連のお仕事はされていましたか?

「オリンピックに関わるのは今回が初めてなんです。これまでは見るだけでしたので、初めて中から見させていただくオリンピックになります。スポーツの番組をやらせていただいているので、このオリンピックに向けてのプロセスというのは垣間見させていただいていますので、それがどういった形になるのか。そしてまた自国開催ということで、アスリートのみなさんは非常に強い思いをもっていらっしゃるので、これは今までのオリンピックとはまた違うものになるのではないかとひしひしと感じています」

Q:これまで多くのアスリートを取材されてきた村上さんだからこそ伝えたいことは?

「これはその時になってみないとわからないんですけど、オリンピックの本番になった時にどういう顔つきになるんだろうとか、少しお話を聞かせていただける機会があればどういった言葉が出てくるんだろうとか。オリンピックというのはたくさんの人に感動を与え、心を動かすビッグイベントですから、その主役であるアスリートの方に、競技が終わった後、どういった思いで臨まれたのかも直接聞いてみたいなと思います」

Q:オリンピックキャスターは大役ですが、どのようなキャスターを目指しますか?

「こんなこと言うとあれなんですけど…よくこんな関西弁のヤツを使ってくれたなという思いもありますので(笑)。でも、みなさんが楽しんで見ていただけるオリンピックになればいいなと思います。もちろん絶対に邪魔はしてはいけないと思いますけど、アスリートの方が少しでもほっとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」

Q:村上さんがこれまで一番印象に残っているオリンピックは?

「僕が小学生の時のバルセロナオリンピック(1992年)です!マイケル・ジョーダンが出ていたんです。その当時は僕は部活でバスケットボールをやっていて、初めてNBAドリームチームを見ました。決勝戦の相手はクロアチアでした。あの試合は初めて父親がVHSで録画してくれたんです。すり切れるくらい何回も見ました。当時、NBAは夢の夢の夢の舞台でしたから、その印象がすごく鮮明に残っています。父が初めて優しくなった瞬間でもあるんですよ(笑)。ジョーダンが23番じゃない、9番つけている!というのも覚えています。3年くらい前かな、大人になって通販でその9番のバスケットシューズを買いましたもんね。大人買いして(笑)。バルセロナオリンピックは異常なほど鮮明に残っています。もちろんカール・ルイスの場面も印象に残っているんですけど、やはり当時触れていた競技のスーパースターが出場したという記憶は子供ながらに残っていますね」

Q:1年後の東京大会でも村上さんの記憶に色々な競技が残ることになりそうですね。

「今回はニュースターが出てきますよね。今までは海外の選手、海外のスターが主役になることが当然多かったですが、今やもう日本はそれに負けないくらいのスーパースターが各競技で現れていますから、次世代のスターというのが東京オリンピックで誰になるのかも是非期待したいと思います!」

Q:今まで取材をされてきた中で、東京大会で見たい・気になっている競技があれば教えてください。

「当然これまで取材をさせていただいた方が出場する競技は全部見たいです!そこは気になりますよね。まだ出場がどうなるかもわからないところはありますが、錦織圭選手は2018年末にかなりお話をさせていただいたので、前回のリオデジャネイロオリンピック(2016年)で銅メダルという結果も踏まえてというところもありますから、めちゃくちゃ気になる方の一人では当然あります。体操も、内村航平選手が出るとなったら、この目に焼き付けておきたいなっていうのはあります。僕と年が近い選手には特に思い入れがありますね」

Q:番組を楽しみにされているみなさんに一言お願いします。

「このたびキャスターに就任させていただくことになりました村上信五です。僕はこれまで数々のアスリートのみなさんを取材させていただいたんですが、若手のアスリートの方、初めてオリンピックを迎えるアスリートの方が、思いの外緊張されず非常にリラックスして日々練習し、日常を過ごされている一方で、東京大会が最後じゃないかという位置付けにされている選手の方は非常にシビアでストイックな日々を過ごされているのも目の当たりにしています。オリンピックを迎えるにあたり、これまでの取材で数々のアスリートのみなさんから得た言葉は本当に千差万別ではあるんですが、間違いなく“最高に輝く姿を見せたい”という思いはすべてのアスリートの方が一緒だと思います。その最高に輝く姿を、みなさんとぜひ一緒に応援させていただければと思います。東京オリンピック、たくさんの応援、声援お待ちしています。みんなで応援しましょう!」

プロデューサー太田光史コメント(フジテレビニュース総局スポーツ局スポーツ部)

「これまでフジテレビの様々なスポーツ特番やスポーツ・ドキュメンタリー番組で総合司会やナビゲーターを務めてきてくださった村上信五さんと、この東京オリンピックでご一緒できることとなり大変嬉しく思います。村上さんが常日頃から大事にされているアスリートの皆さんへの「敬意」をあらためて我々の取材・番組制作の大テーマに掲げ、多くの五輪競技会場が集まるここお台場から明るく、楽しく、情熱ほとばしるオリンピック放送を皆様にお届けできるよう、村上さんと共に本番までしっかり準備してまいります!どうぞご期待ください!」
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