「おっさんずラブ」は愛の名言の宝庫！「大事なのは長さより深さ」「好きになっちゃいけない人なんていない」…すべての恋する人に勇気を＜4選＞

同作では、男同士の恋愛にハードルを感じながら自らの気持ちに素直に向き合おうとする春田、牧、部長のメインキャラクター3人の葛藤が中心に描かれているが、3人や周りのキャラクターたちの、愛の大切さを伝えるセリフには、恋愛をしている人なら誰しもが勇気をもらえるのではないか。

恋する人に勇気を与える「おっさんずラブ」名言集

「好きになっちゃいけない人なんていないんじゃないかしら」…第2話（瀬川舞香）

春田が部長からアプローチを受けていることを知り、つい激情のまま、春田に壁ドン＆熱烈なキスをしてしまった牧。夜のオフィスで「好きになっちゃいけない人を好きになってしまった」「最初から可能性のない恋ってあるじゃないですか？なのに止められない自分が嫌になる」とこぼした牧に同僚の瀬川舞香（伊藤修子）が笑顔で言ったセリフ。この後、「押してだめなら引けば良いんじゃない？」とアドバイスを送る。

このとき春田の話から2人のことを勘付いた様子の舞香。最初は牧の話を聞き、「不倫！？不倫！ダメ！絶対！」と叫んでいたのに、という無茶苦茶な感じと、良いことを言った後に「なーんつって！」とおどけるお茶目さも含めてすべてが絶妙なキャラクター。

「大事なのは長さより深さだと思うんです」…第2話（牧凌太）

部長が春田を屋上に誘いランチデートを楽しんでいたところに牧が乱入し、男同士のキャットファイトに発展。「部長に春田さんは守れません！」「俺は毎日飯作って春田さんの胃袋支えているんです」と宣戦布告をした牧に対し、部長が「だから！？俺は春田と10年一緒に働いているんだよ！」と言い張る部長に牧が言ったセリフ。

この後、“どちらが春田をより深く愛しているか“の言い争いになり、「春田さんの悪いところ10個言えますか？！」と牧に煽られた部長は「かわいすぎる～！存在が罪～！ピュア～！…かわいすぎる～！」と“語彙力低下”してしまったのに対し、牧は「優柔不断、朝不機嫌、服脱ぎっぱなし、好き嫌い多い、靴揃えない、皿洗いしない、『ちょっとそれ一口ちょーだい』って言う、改札で引っかかる、方向音痴、うつ伏せで寝る～！」とよどみ無く列挙。取っ組み合いになった2人を春田が「俺のために喧嘩するのやめてくださあああああああい！」と必死に止めた。

「世間はいつだってうるさいです。でも結局、今の自分たちにとって一番大事なものは何かってことだと僕は思います」…第5話（牧凌太）

交際を隠しながら同じマンションに引っ越そうと考えている芸能人カップルの新居探しの手伝いをした春田と牧。交際をひた隠しにしたい彼女とバレても良いというスタンスの彼氏が目の前で喧嘩をしだしたため、牧が春田と交際していることを明かし、言ったセリフ。

直前のデートで周りからの視線を必要以上に気にして牧を傷つけてしまった春田に「俺は春田さんにとって恥ずかしい存在なんですか？」と思わず気持ちをぶつけた牧。この後、「形だけじゃなくて、ちゃんと好きになってもらえるよう俺、がんばりますから」と春田に告げると、春田も「牧と一緒にいることは俺にとって全然恥ずかしいことじゃないから」と笑顔で返し、2人は仲直りする。

「人を好きになるのに年も性別も関係ないじゃないっスか」…第6話（栗林歌麻呂）

職場で「俺たち付き合ってます」と牧の手を握って堂々交際宣言をした春田だが、牧にスルーされ、なぜか公開告白が失敗したような形に。そんな春田をモンスター新入社員、通称“マロ”が、屋上で上から目線で励ますシーンでさらっと出た名言。「ハードルの高い恋愛って燃えるけど…ムズいっすよね！」と共感したマロは「今俺史上空前の蝶子ブーム来てんスよ」と部長の元妻・蝶子（大塚寧々）を狙っていることを宣言。

上司をナメてかかった言動を連発するなど、何かとヤバい新人だが、周りから愛され、なんかモテるのは、こういった感覚のグローバルさ故だ。

ついに最終回！

そして、いよいよ2日が最終回。春田たちの恋の行方だけじゃなく、どんな名言が飛び出すかにも注目したい。（modelpress編集部）

情報：テレビ朝日

ドラマ「おっさんずラブ」最終話あらすじ（6月2日放送）

物語は1年後。春田（田中圭）と黒澤（吉田鋼太郎）はなぜか同棲生活を送っていた。

そんなある日、黒澤は春田に、衝撃フラッシュモブでプロポーズ！？

「結婚って……何！？」

答えの見つからない疑問にぶち当たる春田。

“人を愛する”とは一体、どういうことなのか。

「君に会えてよかった」

恋に迷えるおっさんたちが、最後に見る風景とは一体…！？

この春いちばんピュアなラブストーリー『おっさんずラブ』、ついに完結！