上戸彩、竹野内豊と7年ぶり共演 現場での「神技」明かされる<ミッドナイト・ジャーナル>
2018.03.02 06:00
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女優の上戸彩が、竹野内豊主演のテレビ東京 春の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」(3月30日夜9時から放送)に出演することが2日、発表された。上戸は、3年ぶりのドラマ出演、竹野内とは7年ぶりの共演となる。
竹野内豊主演「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」
原作は、本城雅人氏『ミッドナイト・ジャーナル』(講談社文庫刊)。本城氏は、2009年『ノーバディノウズ』で第16回松本清張賞候補となり、サムライジャパン野球文学賞大賞を受賞。本作『ミッドナイト・ジャーナル』は、元新聞記者である著者が新聞社のリアルな内幕を描いた社会派エンターテインメント作品として話題を呼び、第38回吉川英治文学新人賞を受賞した。本城作品を映像化するのは、今作品が初めて。主人公は、竹野内が演じる妻を亡くし子どもと離れて暮らすことになってしまった「仕事が命」の不器用な男、新聞記者・関口豪太郎。ネットニュースが溢れる今、新聞が存在する意義は何か。取材対象に逃げられ、世間から疎まれ、昼夜を問わずネタを追う記者たちの熱意は報われるのか。誤報を打ち左遷された事件記者たちが、7年越しで未解決連続誘拐殺人事件の犯人を追い詰めるため、新聞社内の軋轢や警察との葛藤を乗り越え、真実を求めて奮闘するヒューマンサスペンスで、混沌と喧騒の時代の今だから見るべき、「決してあきらめない」者たちの物語が描かれる。
上戸彩、竹野内豊と7年ぶり共演 ドラマとリンクで「何かの縁なのかな」
今回出演が発表された上戸は、豪太郎に心を寄せ、共に連続誘拐殺人事件を追うマドンナ役の新聞記者・藤瀬祐里役。「色々な作品を見たり、読んだりしている中で『社会派の作品に出たい』と思っていたのでお話をいただいた時は『やった!』と思いました」とオファー時の心境を振り返り、「竹野内さんとは7年ぶりの共演でこの作品も豪太郎とタッグを組むのが7年ぶりということで、それも何かの縁なのかなと思いましたし、嬉しかったです」と7年ぶりの共演に歓喜。
さらに、「シリーズ化を狙っています(笑)」と語り、「映画を撮影しているスタッフさんが集結しているというのもありますが、ドラマという枠を超えた、とてもクオリティの高い作品に仕上がっています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです」と自信を覗かせた。
上戸彩を絶賛 現場での「神技」明かされる
また、プロデューサーの田淵俊彦氏は「上戸彩さんには『華』がある。しかもその華は危うく、もろい美しさを秘めている。私は上戸さんの作品を見るにつれ、そう感じてきた。それが上戸彩という女優の魅力だと考えていた」と印象を明かし、「今回初めて上戸さんとお仕事をしてみて、わかったことがあった。それは上戸さんがとても気遣いの人だということだ。現場でスタッフの一人一人に気を配り、若いアシスタントに至るまで声をかけ、場を盛り上げようとする様は、プロデューサーの私から見ても『神技』である。現場は全てが上戸さんを中心に回っていたといっても過言ではない」と現場での姿を絶賛。「視聴者の皆さんは、上戸さん演じる祐里に同化した気持ちで、笑い、怒り、喜び、悲しみ、闘う。まさにそんな疑似体験をすることになるだろう。3年ぶりのドラマ出演……スケールアップした上戸彩を堪能して頂きたいと思っている」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)
上戸彩コメント
色々な作品を見たり、読んだりしている中で「社会派の作品に出たい」と思っていたのでお話をいただいた時は「やった!」と思いました。私が演じた祐里はとても心があったかい女性だなと感じたので、その部分を大切に演じました。また、竹野内さんが主演ということで喜んでやらせていただきたいと思いました。新聞記者役は初めてでしたが、新聞記者の方々は責任を持って取材し、多くの読者の方に届ける。それはとても大変なことなんだと思いました。
竹野内さんとは7年ぶりの共演でこの作品も豪太郎とタッグを組むのが7年ぶりということで、それも何かの縁なのかなと思いましたし、嬉しかったです。毎日楽しく演じることができました。シリーズ化を狙っています(笑)寛 一 郎さんとは初めて共演したのですが、セリフを話している感じがない、すごくナチュラルなお芝居をされる方だなと思いました。人柄もすごく柔らかいですし、明るい方です。それぞれのキャラクターや立ち位置がある中で、3人のシーンもとても楽しく撮影させていただきました。
映画を撮影しているスタッフさんが集結しているというのもありますが、ドラマという枠を超えた、とてもクオリティの高い作品に仕上がっています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。
プロデューサー 田淵俊彦(テレビ東京 制作局 ドラマ制作部)コメント
上戸彩さんには「華」がある。しかもその華は危うく、もろい美しさを秘めている。私は上戸さんの作品を見るにつれ、そう感じてきた。それが上戸彩という女優の魅力だと考えていた。今回のドラマは、女優・上戸彩にとって実に「3年ぶり」となる。しかし、全くそのブランクは感じさせない。「華」は一層あでやかになり、「強さ」と「深み」が加わったからだ。貫禄さえ感じさせられる。そんな上戸さんの姿や演技表現を、いち早く視聴者の皆さんにお届けできる喜びを感じている。
今回初めて上戸さんとお仕事をしてみて、わかったことがあった。それは上戸さんがとても気遣いの人だということだ。現場でスタッフの一人一人に気を配り、若いアシスタントに至るまで声をかけ、場を盛り上げようとする様は、プロデューサーの私から見ても「神技」である。現場は全てが上戸さんを中心に回っていたといっても過言ではない。主演の竹野内さんも、寛 一 郎さんも、監督でさえも、上戸さんが何か撮影上のアイデアを出すと、嬉しそうな顔をして、「いいね!」と言う。またそのアイデアが革新的、斬新で素晴らしいのだ。当然、役者や制作陣の一人一人が積極的になり、作品の質はどんどん良くなってゆく。以前に増して上戸さんの演技に磨きがかかったことは前述したとおりだが、そういったプロデューサー的な気遣いや目配りも、この作品を成功に導いた大きな要素だと確信している。
中でも、7年前の誘拐事件の被害者の女の子と対面するシーンは、圧巻である。祐里が取材を越えて、同じ女性として女の子に真正面からぶつかってゆくこの場面に関しても、数々のアイデアが上戸さん本人から出された。そのおかげで、とてもリアリティに溢れた、ドラマ史に残ると言っても過言ではない素晴らしいシーンになった。
視聴者の皆さんは、上戸さん演じる祐里に同化した気持ちで、笑い、怒り、喜び、悲しみ、闘う。まさにそんな疑似体験をすることになるだろう。3年ぶりのドラマ出演……スケールアップした上戸彩を堪能して頂きたいと思っている。
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