松田龍平、高橋一生、満島ひかり、松たか子「カルテット」第1話より(C)TBS

「カルテット」“唐揚げ論争”が再燃で話題<家森諭高(高橋一生)提唱の鉄則2箇条>

2017.03.22 13:26

女優の松たか子満島ひかり、俳優の高橋一生松田龍平が出演するTBS系ドラマ「カルテット」(毎週火曜よる10時~)の最終話が21日、放送された。初回で登場した“唐揚げ”問題が再登場し、話題を呼んでいる。


家森諭高(高橋一生)が熱弁する“唐揚げレモン論争”

高橋一生、松たか子、満島ひかり、松田龍平/楽器提供:日本ヴァイオリン、「カルテット」制作発表会見より(C)モデルプレス
高橋一生、松たか子、満島ひかり、松田龍平/楽器提供:日本ヴァイオリン、「カルテット」制作発表会見より(C)モデルプレス
カルテットを組んだ30代の4人が、冬の軽井沢を舞台に共同生活を送る大人のラブストーリーかつヒューマンサスペンスの同作。巻真紀(松)、世吹すずめ(満島)、家森諭高(高橋)、別府司(松田)の4人が食卓を囲む印象的な食事シーンも多く登場したが、初回で大きなインパクトを残したのが家森が振る舞った唐揚げだ。

妙に理屈っぽくて、めんどくさく、器が小さいこだわり満載の男・家森が、何も気にせずにレモンを大皿の唐揚げにかけたすずめと別府に、何故小皿に取り分けなかったのか注意。真紀も「どうしてかける前に聞かなかったんですか?」と賛同し、家森は「レモンするってことはさ、不可逆なんだよ。二度と元には戻れない」と熱弁。「レモンかけますか?」と聞くのも「かけるのが当たり前みたいな空気が生まれる」“脅迫”のため、最終的に「レモンありますね」「レモンありますよ」と存在を確認するのが正解だという結論に至った。

“かける派”と“かけない派”で大きく好みが分かれ、以前から存在していた“唐揚げレモン論争”。家森の熱弁が話題を呼び、さらに、後のストーリーで真紀が離婚に至った夫・幹生(宮藤官九郎)とすれ違いだした原因の1つに、幹生がレモンかけない派だということを知らないまま、レモンをかけ続けていたことがあげられるなど、人間関係の深いテーマに繋がっていった。

最終話では“パセリ”に注目

高橋一生(C)モデルプレス
高橋一生(C)モデルプレス
最終話の終盤には、1年後再会した4人が再び唐揚げを食すシーンが登場。前回の失敗を反省し、小皿にレモンを取り分けたすずめと別府だが、添えられたパセリを家森の方に押し付け合ったところで、家森のスイッチがオン。

家森は「無いと殺風景でしょ、この子たち言ってるよね『ここにいるよー』って」と色鮮やかな緑のパセリがお皿の中で果たしている役割の重要性を説明し、「食べても食べなくても良いの、ここにパセリがいることを忘れちゃわないで」と持論を展開。それに真紀も同意し2人で「センキュー、パセリ」と言うとすずめと別府も「パセリありますね」「パセリ綺麗ですね」と確認し「センキュー、パセリ」と敬意を払った。

しかし、最後にすずめが大皿にレモンをぶっかけて皿を独占。家森が「なにこれ?革命?一揆?乱?お行儀悪いよお~ルール違反だよお~」とすずめを追いかけるというオチがあった。

唐揚げで始まり唐揚げで終わる

ここに家森が提唱した“唐揚げを食べるときの鉄則2箇条”が完成。

①レモンがあったら(「レモンありますね」と確認して)小皿にとる。本体にはかけない。「レモンかけますか?」とは聞かない。

②パセリがあったらパセリのことを忘れない。心の中で、「センキュー、パセリ」と敬意を払う。


視聴者からは「唐揚げで始まり唐揚げで終わるwww」「これから唐揚げみるたびにカルテット思い出すだろうなあ」「唐揚げのくだり最高か」「鉄則これからは守ろう」などの反響が寄せられ、「センキューパセリ」がTwitterのトレンドワードにランクインするほど話題を呼んでいた。

「カルテット」最終話でロス

松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生「カルテット」第1話より(C)TBS
松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生「カルテット」第1話より(C)TBS
先の読めないストーリー展開やリアルな会話劇が支持を集め、視聴者の間では深読みや考察が盛り上がるなど、新しい楽しみ方も生まれた同ドラマ。

謎が残ったままの終わり方や、4人の絆が描かれた最終話には感動の声が広がり、まだまだ視聴者は余韻に浸っている。(modelpress編集部)

情報:TBS
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