「砂の塔」“お兄ちゃん”佐野勇斗の豹変ぶりが話題「闇が深い」「和樹怖すぎ」「何があったの」

2016.11.12 13:28 views

女優の菅野美穂が主演をつとめるTBS系ドラマ「砂の塔～知りすぎた隣人」（毎週金曜よる10時）の第5話が11日、放送。主人公・高野亜紀（菅野）の長男・和樹（佐野勇斗）が抱える闇に迫るシーンが次々と描かれ、反響を呼んでいる。

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タワーマンションで起きるサスペンスストーリー

同作は、タワーマンションを舞台にした本格サスペンス。平凡だが幸せな主婦・亜紀（菅野）が家族で憧れのタワーマンションに引っ越した矢先に出会った不気味で恐ろしい隣人・弓子（松嶋菜々子）に、思いもよらない方法で追い詰められていくというストーリー。

子どもたちが通う体操教室のコーチで、亜紀の幼なじみ・生方航平役をEXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典、亜紀の夫を田中直樹、亜紀の娘・高野そらを稲垣来泉、同じく息子・高野和樹を佐野が演じる。

第5話＜※ネタバレあり＞

穏やかで妹の面倒をよく見る優しい“お兄ちゃん”だったはずの和樹。しかし、亜紀と航平の不倫を疑い出したことをきっかけに、亜紀に冷たい態度を取るようになる。

和樹が度々学校を無断欠席している事も知り、息子に自分の知らない一面があることに不安を覚える亜紀。追い打ちをかけるように、和樹が地域中の母親を盗撮していたことが発覚。マンション内に知れ渡り、連続誘拐事件（通称：ハーメルン事件）の犯人ではないかと疑われ、警察に通報されてしまう。

お兄ちゃんが豹変「全部自分のためだろ？」

警察が来る直前、亜紀は「和樹を守るためなんだから！」と懇願し、和樹から事情を聞き出そうとする。すると、口を閉ざしていた和樹が豹変。「俺を疑ってんのは母さんだろ？」と冷たい眼差しで言いはなち、「嘘つくんじゃねえよ！全部自分のためだろ？近所の目が怖いだけだろ！あんたが守ってんのは俺じゃなくて自分だろ？」と亜紀を突き放し、警察を無視して逃げ出してしまう。

呆然とする亜紀は、和樹のパソコンを開き、おびただしい数の盗撮写真とともにある文章が保存されているのを見つける。それは「殺す」「死ね」「いらない」「消えろ」などと繰り返し憎しみの感情を吐き出し、最後に「たすけて」と一言つづられた和樹の“心の声”だった。亜紀は「何があったの…。いつから悩んでたの…？ごめん…。気がつかなくてごめん…」と和樹と向き合ってこなかったことを後悔し、涙を流す。

「砂の塔～知りすぎた隣人」第5話場面カット・フォトギャラリー

“闇和樹”に視聴者騒然「何があったの？」

捜査の結果、和樹に対する疑いは晴れたが、真夜中に何かを埋めるシーンや、何のために盗撮をしていたのか、和樹の抱えた闇の真相は謎のまま。

これまでも家では優しい“お兄ちゃん”でありながら、学校では同級生に冷たくあたったり、悪い友達とつるんでいるようなシーンが度々登場し、その二面性が話題に。徐々に明らかになっていく和樹の“裏の顔”に、ネット上では「お兄ちゃん豹変しすぎ！何があったの？どうしちゃったの？」「和樹の闇が深すぎないか…切ない」といった声が続出している。

パパ（田中直樹）と弓子（松嶋菜々子）の関係は？

さらに、エンディングと次回予告では、弓子（松嶋）と亜紀の夫・健一（田中）が過去に関係があったことを連想させるシーンが登場。

「えっ！？パパと弓子さんが？」「そういうことだったの？最初からこの家族だけを狙ってるってこと！？」「お兄ちゃんの闇にハーメルン事件の犯人にパパと弓子さんの関係とかもう考えることありすぎ。。どうなっちゃうの」など予想できない展開にやきもきする視聴者の声も相次いでいる。（modelpress編集部）