三浦春馬、はかま姿で初詣

8日スタートのフジテレビ系ドラマ「僕のいた時間」の大ヒット祈願、さらにはキャストそれぞれが今年1年の抱負と思いを込めて、主演の三浦をはじめ、斎藤工、風間俊介ははかま姿、そして多部、山本はあでやかな振り袖姿で訪れ、一般の参拝者に混じって参拝した。

三浦春馬らのお願いごととは？

朝早くから参拝する人も見られる中、三浦は「去年よりも役者として成長できて、実りのある一年になるように、そしてドラマがたくさんの人に見ていただけるようにお願いしました」とコメント。一方、多部は「やっぱり、ドラマが成功するようにお願いしました」と話すと、「ドラマをたくさんの人に観ていただけるようにお願いしました」と斎藤。さらに、山本と風間も同様に「このような素晴らしいドラマに出演させていただけること、そしてドラマが視聴者の方に愛されるようお願いしました」とそれぞれがドラマのヒット祈願を口にし、ドラマへの愛情と意気込みがうかがえた。

風間俊介「女性陣2人から無茶ぶりされています」

一方、撮影現場でのエピソードについて聞かれると、風間は「みんなで『餅つきをしたい！』と話していて、僕と工（斎藤）さんが『紅白のふんどしで餅をついてほしい！つきたてのお餅を食べたい！』と女性陣2人から無茶ぶりされています」と苦笑い。それでも三浦は「ドラマを引っ張る主役として僕も何でもやります！」と即座に返答するなど、現場の和気あいあいとした雰囲気をのぞかせる一面もあった。

そのほかのコメントは下記の通り。

三浦春馬

今年の目標は、本や映画や舞台などたくさん見て吸収したい。（ドラマでは）普段何気なく通り過ぎてしまうこと、人と人のつながりなど、ふとしたことが愛おしいと思えるような内容がたくさんつまっている作品なので、全身全霊で演じて伝えたい。

多部未華子

お料理がもっと上手になるように頑張りたい。（ドラマでは）現代に生きる若者のリアルな感情や絆、愛情などをうまく表現できればいいと思う。

斎藤工

やっぱり健康第一なので、健康を願った。一年の無事を願っても、“まさか”は起きるし、誰も予期せぬことが起こったとき、その現実とどう向き合うか。現実とリンクするような内容を毎週お送りできると思う。

風間俊介

素晴らしい作品に出させていただくことは本当に幸せに思う。特別ではなく、日常的なことだったり、色んな困難に立ち向かい乗り越えていく姿を見ていただけたらと思う。

山本美月

このメンバーで、一番年下なので先輩たちに演技など教わりたい。シリアスな内容の中にも、私が演じる村山陽菜（むらやまひな）や風間俊介さん演じる水島守（みずしままもる）が生み出すホッとする場面など見せられたらいいと思う。

「僕のいた時間」

同作は三浦演じる澤田拓人（さわだたくと）が、筋肉が徐々に衰えて呼吸困難に陥り、最終的には人工呼吸器をつけないと死に至ってしまう筋萎縮性側索硬化症（きんいしゅくせいそくさくこうかしょう）という難病と闘うヒューマンドラマ。毎週水曜よる10時より放送で、初回は15分拡大。

第1話あらすじ

澤田拓人（三浦春馬）は就職活動中の大学生。実家は山梨で総合病院を営んでおり、母親の佐和子（原田美枝子）や父親の昭夫（小市慢太郎）からは医者になることを期待されていたが、いつからかその期待は4歳下の弟・陸人（野村周平）に向けられるようになっていた。本郷恵（多部未華子）も、ファミレスでアルバイトをしながら懸命に就職活動をしていた。ある商社の集団面接中、電源を切り忘れていた恵の携帯が突然鳴り響いた。母・翔子（浅田美代子）からの電話だった。そのときとっさに立ちあがり、自分のせいにして恵をかばったのは、同じ会社を受けていた拓人だった。拓人が同級生の水島守（風間俊介）と大学内のカフェテリアにいると、そこに恵が友人の村山陽菜（山本美月）とやってきた。そこで初めて拓人が同じ大学だったことを知り、驚く恵。拓人も例の商社を落ちたと知った恵は、彼に謝った。拓人は、そんな恵に、落ちた理由を直接聞きに行こうと言い出す。当たり障りのない回答をされて商社から追い返されてしまった拓人と恵は、1日だけ現実逃避をしようと決め、海へ遊びに行く。シャンパンを飲みながら楽しいひと時を過ごした2人は、3年後の自分に向けた手紙を書き、空のボトルに詰めて砂浜に埋めた。拓人は、サークルの先輩で大学院生の向井繁之（斎藤工）に気晴らしに付き合ってもらったりしながら就職活動を続けていた。が、そんな拓人の体に異変が…。

（モデルプレス）