胃がん手術成功の宮迫博之に「復帰が早すぎる」の声

2013.01.09 06:00 views

早期胃がんの手術のために休養していた雨上がり決死隊の宮迫博之が8日、神奈川県内で行われたTBS金曜ドラマ「夜行観覧車」（1月18日スタート、毎週金曜よる10時～※初回15分拡大）の制作発表に出席し、元気な姿をアピールした。

昨年12月7日に手術を受け、同29日から仕事復帰している宮迫は「夏のシーンを撮り終わるくらいにがんが判明して、ここで降板したらどえらい迷惑をかけると思った。手術してきれいさっぱりとれましたので、順調に撮影に参加しています」と経過を報告。所属事務所の吉本興業には「復帰が早すぎる」という声も寄せられているといい「会社には休めと言われましたが、僕が働きたいと希望したんです。そこを強く言ってくれと会社に言われたので、今言いました！」と持ち前の軽快なトークで笑いを誘った。

◆がんで家族の絆を再認識

同作は2008年のデビュー作「告白」がベストセラーとなった湊かなえの同名ミステリー小説を連続ドラマ化。誰もが憧れる高級住宅街「ひばりヶ丘」で起きた殺人事件を通して、様々な悩みを抱える3世帯の家族の崩壊と再生を描き出す。俳優としても定評のある宮迫は、鈴木京香演じる主人公・遠藤真弓の夫・啓介を演じ、家庭内暴力を繰り返す娘を叱ることのできない情けない父親像を表現する。

「鈴木京香さんの旦那役で、お向かいの奥さんが石田ゆり子さん。即（オファーを）受けました。作品の内容を聞く前にOKを出した。そりゃそうでしょう、テンション上がるでしょう」と美女にデレデレの宮迫は「バラエティだとハリセンボンばっかりだから。あんなの顔面蹴れます」とニヤリ。家族愛を描いた同作にちなみ「今回のがんで家族の絆って大事だなと再認識しました」と真面目に語りつつも「嫁はあまり病室に来てくれませんでしたけど。レギュラーの西川くんばっかり来てくれた」と笑いを取った。

また、手術前の「ネオ宮迫にご期待ください」という宣言については「2週間程度の入院では人は変わらない」とキッパリ。本人はいたって元気な様子だが、共演者やスタッフからは「すごい気を使われる」といい「簡易ストーブが僕の周りに6つくらい置いてあったり、ヒートテックも4枚くらい着させられたり、優しく扱っていただいています。そんな寒ない。キレイさっぱり治ってるんで」と周囲の心配を笑い飛ばした。

会見にはこのほか鈴木京香、石田ゆり子、安田章大（関ジャニ∞）、高橋克典、夏木マリが出席した。（モデルプレス）

■TBS金曜ドラマ「夜行観覧車」
1月18日スタート、毎週金曜よる10時～10時54分　※初回15分拡大
原作：湊かなえ「夜行観覧車」
脚本：奥寺佐渡子、清水友佳子
主題歌：AI「VOICE」
出演者：鈴木京香、石田ゆり子、宮迫博之、安田章大、杉咲花、宮崎香蓮、中川大志、田中哲司、夏木マリ、高橋克典

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