アミューズ、福山雅治の女性誌インタビューについて声明 元フジ専務大多亮氏主催の懇親会参加「第三者委員会には前向きに協力させていただきました」
2025.08.18 10:26
アミューズが8月18日、公式サイトを通じて「福山雅治に関するインタビュー記事についてのご報告」と題したお知らせを掲載。俳優・アーティストの福山雅治について声明を発表した。
アミューズ、福山雅治の「女性セブン」インタビューに声明
同社は、同日に発売・配信されている雑誌「女性セブン」、ネット媒体「女性セブンプラス」に掲載されている福山の記事について声明を発表。同誌では「≪激震スクープ≫フジ第三者委員会の調査“有力番組出演者”は福山雅治だった」という見出しで報じられており、福山がインタビューに回答している。アミューズは「フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会から、今年3月に、福山雅治のヒアリングへの協力要請をいただいておりました」と報告し、「過去にフジテレビ専務(当時)大多亮氏が主催した懇親会に福山が参加したことがあり、その件に関して、第三者委員会からいくつかのご質問をいただきました」と説明。「大多氏が主催した懇親会に本人が出席したことがあることは事実ですが、あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた」と事実を伝えた。第三者委員会からの質問に関しては「福山本人の『これはきちんと回答すべきである』という意向もあり、第三者委員会には前向きに協力させていただきました」とした。
そして、「女性セブン本誌の記事中に『報告書によれば、当の≪有力番組出演者≫は第三者委員会のヒアリング要請を多忙を理由に拒否し』という記述がありますが、第三者委員会の報告書には『当委員会は、当該男性出演者にヒアリングを打診したところ、多忙のため対応できないとの回答があり、代わりに当委員会の書面での質問に対して書面での回答があった。』と記載されております」と記事内で書かれているヒアリング要請を拒否したことについては否定。地方ロケ中で対面での実施は叶わなかったものの「書面での回答となりましたが、ヒアリングには真摯に対応させていただきました」と報告した。
また、第三者委員会の報告書が公表された際には「性質上、極めて秘匿性の高いものであったため、懇親会参加者の詮索、特定、誹謗中傷といった個人の生活を脅かすような事態にならないように、こちらから名乗り出ることは控えておりました」と公表していなかった理由を記した同社。今回のインタビューを受けた経緯については「一連のフジテレビ問題は社会的関心も大きく、本人からの申し出もあり、齟齬や誤解を招くような報道にならないよう、女性セブンのインタビュー取材を受けさせていただくこととしました」と誤解を招く報道にならないようにするためだとし、「ネット版の記事は一部の抜粋となっておりますが、雑誌版には本人のコメントの詳細が掲載されておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです」と呼びかけた。
最後には「マスメディアをはじめとする各位におかれましては、一連の問題における関係者に対し、詮索、特定、誹謗中傷などを行わないよう、当社からもお願い申し上げます」と結んでいる。(modelpress編集部)
全文
福山雅治に関するインタビュー記事についてのご報告2025年8月18日(月)発売の雑誌「女性セブン」およびネット媒体「女性セブンプラス」に掲載されている福山雅治に関するインタビュー記事についてご報告させていただきます。
フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会から、今年3月に、福山雅治のヒアリングへの協力要請をいただいておりました。過去にフジテレビ専務(当時)大多亮氏が主催した懇親会に福山が参加したことがあり、その件に関して、第三者委員会からいくつかのご質問をいただきました。大多氏が主催した懇親会に本人が出席したことがあることは事実ですが、あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた次第であり、一連のフジテレビ問題で取りざたされているような問題はありませんでしたが、福山本人の「これはきちんと回答すべきである」という意向もあり、第三者委員会には前向きに協力させていただきました。
なお、女性セブン本誌の記事中『報告書によれば、当の≪有力番組出演者≫は第三者委員会のヒアリング要請を多忙を理由に拒否し』という記述がありますが、第三者委員会の報告書には『当委員会は、当該男性出演者にヒアリングを打診したところ、多忙のため対応できないとの回答があり、代わりに当委員会の書面での質問に対して書面での回答があった。』と記載されております。地方ロケ中でスケジュール的に対面でのヒアリングは難しく、書面での回答となりましたが、ヒアリングには真摯に対応させていただきました。ヒアリングを『拒否』したという事実は一切ございません。その後、今年3月31日に第三者委員会の報告書が公表されましたが、報告書の内容は、その性質上、極めて秘匿性の高いものであったため、懇親会参加者の詮索、特定、誹謗中傷といった個人の生活を脅かすような事態にならないように、こちらから名乗り出ることは控えておりました。
今年8月に、女性セブン編集部より、フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会から福山雅治にヒアリングへの協力依頼があったことに関して取材依頼がありました。一連のフジテレビ問題は社会的関心も大きく、本人からの申し出もあり、齟齬や誤解を招くような報道にならないよう、女性セブンのインタビュー取材を受けさせていただくこととしました。
ネット版の記事は一部の抜粋となっておりますが、雑誌版には本人のコメントの詳細が掲載されておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです。第三者委員会の報告書におかれましても注意喚起されていますが、マスメディアをはじめとする各位におかれましては、一連の問題における関係者に対し、詮索、特定、誹謗中傷などを行わないよう、当社からもお願い申し上げます。
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