上沼恵美子&香取慎吾、MC再タッグ「上沼&香取のずっと伝えたかった」8月5日放送決定
2025.07.26 07:00
フジテレビでは、8月5日19時よりバラエティー特番『上沼&香取のずっと伝えたかった』(フジテレビ系)を放送。上沼恵美子と香取慎吾がMCを務めることがわかった。
上沼恵美子&香取慎吾が再タッグ
同番組は「初恋」「憧れ」「感謝」など、番組ゲストの芸能人たちが心に秘めた積年の思いを“ずっと伝えたかった”相手に届ける、ヒューマン・ドキュメント・バラエティー。MCを務めるのは上沼と香取。12月17日放送のバラエティー特番『星になったスターたち』(フジテレビ系)でMC初タッグを組み、初めてとは思えないほど息ピッタリな掛け合いを繰り広げた2人が、当番組で再タッグを組む。“ずっと伝えたかった”人との対面を控えて緊張するゲストを、時に鼓舞したり、時に静かに見守ったりと、運命の対面を優しく後押しする上沼と香取の人間味あふれる言葉。上沼自身も“憧れの人”との対面を控えているようだ。今回登場するゲスト芸能人は浅野ゆう子、井上芳雄、天童よしみ。彼らが会いたい人とは一体どんな人物なのか。長年胸にしまってきた“ずっと伝えたかった”思いとは。各界のトップランナーとして走り続ける彼らにも、知られざる苦難や葛藤の過去があった。番組では、ゲストの証言をもとに“ずっと伝えたかった”人々にまつわるエピソードや、ゲストの心を動かした彼らの真摯な思いや言葉を紹介。そして、“対面の瞬間”を見届ける。
浅野ゆう子が涙 恩人に伝えたい思い告白
日本を代表するトップ俳優・浅野は、13歳でアイドル歌手としてデビュー。その後、俳優としてのキャリアをスタートさせ、1990年代にはトレンディードラマを牽引する存在に。デビューから51年たった今なお第一線を走り続ける浅野だが、今から30年前、1995年に人生最大の絶望を経験する。心の支えである大切な母が、阪神・淡路大震災で被災したのだ。その前日まで母は東京に遊びに来ていたのだが、仕事の都合で神戸へ帰ることに。「あの時、どうして帰しちゃったんだろう…」と今も後悔が残るという浅野は、当時を振り返り、絶望の中にありながらも、ある人物の決死の行動によって“一筋の光”を見出すことができたと語る。30年の時を経て、その恩人にどうしてもお礼を言いたいという浅野だが、恩人との再会は果たせるのか。
さらに、浅野にとってのもう1人の恩人を紹介。今から半世紀前、まだ幼かった浅野は、母子家庭で母親が多忙を極めていたため、しばしば隣人の中川さんのお宅に預けられていたという。とても親切で愛情深かった中川家の人たち。映画館にも連れて行ってくれて、その時に見たアラン・ドロンの映画『さらば友よ』が俳優の道を志すきっかけの1つになったという。中川家の方々と会わなくなってからはや57年。“俳優・浅野ゆう子”の生みの親と言っても過言ではない恩人である中川さんとの対面やいかに。
井上芳雄、アメリカで出会った恩人紹介
井上は思いを伝えたい相手として、留学時代に支えてくれた外国人女性の名前をあげる。中学2年生のとき父親の仕事の都合でアメリカへ留学することになった井上を待ち受けていたのは、地獄の日々だった。英語が全くわからない、授業の内容もわからない。休み時間もひとりぼっちで過ごし、孤独感にさいなまれる日々。留学先のノースカロライナ州は、町に日本人がほとんどおらず、下校後も家族以外に話す人はいなかったという。そんな時、井上少年の支えになってくれたのが、担任の先生の娘で当時高校生だったブリジットさん。彼女が日本語に興味を持っていたことをきっかけに、言葉の壁を越えた心の交流が始まったという。しかしその後、帰国してから次第に疎遠になり、会わなくなって32年。どうしてもブリジットさんに感謝を伝えたいという井上の希望をかなえるべく、番組スタッフはノースカロライナ州へ。現地のコーディネーターの力も借りながら、ブリジットさんを大捜索するが…。果たして、32年越しの再会はかなうのか。
天童よしみ、“伝えたい相手”ひとめぼれした人とは?
続いて、言わずと知れた国民的歌手、天童が登場。幼少期から“のど自慢荒らし”の異名を持つ天才少女として名をとどろかせ、15歳で歌手デビュー。数々のヒットソングを世に放ち、『NHK紅白歌合戦』には通算29回、28年連続出場中だ。歌謡界のトップに君臨し続ける天童が思いを伝えたい相手は、デビュー当時、15歳の時にバス停で出会った男性。当時、男子高校生だった彼は2歳年上の17歳で、通学時、いつも向かい側のバス停に並んでいたのだとか。甘いマスクの彼にひとめぼれして以来、天童は彼に会いたくて毎朝同じ時刻にバス停に向かったという。やがて、そんな天童の乙女心に火がつく瞬間が訪れる。ある日の朝、ふと目が合い、「君のこと、テレビで見たよ。歌、上手だね」とジェスチャーでメッセージを受け取ったのだ。
舞い上がった天童は、その出来事を陽気な父親に報告。すると、父がとんでもない行動を起こしたそう。55年前に抱いた恋心に決着をつけたいという天童だが、再会を果たすことはできるのか。(modelpress編集部)
上沼恵美子コメント
「この『ずっと伝えたかった』は、“この人と会いたい”“会って思いを伝えたい”というゲストの方々の夢をかなえるだけでなく、そのゲストの方や相手の方の人生を垣間見ることができる、非常にぜいたくな番組だと思います。視聴者の皆さんにもきっと、いつも見ているテレビ番組とは何か違う味わいを感じ取っていただけると思いますし、いつかこういう心温まる番組が主流になる時代がやってくる、そんな予感があります。(香取との名コンビぶりを称賛されて)そんなそんな、名コンビだなんて言わないでください!この方(香取)はすごい方なんですから。私なんて、憧れの人(大女優A)を前に震えてしまって…。司会者なのに何やってんだ、って怒られますよ。ですから、今後の第2弾、第3弾にぜひ期待していただいて…でも、次から私がいなくなって、香取さんの横に別の人が立ってたりして(笑)。フジテレビさん、そんな気ぃ悪いことはやめてね(笑)」香取慎吾コメント
「今や、スマホにしても、SNSにしても、“伝えたいこと”があれば、いつでもどこでも何でも、簡単に伝えられる世の中じゃないですか。だけど今回、この番組を通じて、直接会って言葉を交わすことの大切さだったり、その時に湧き上がる思いの強さだったり、そういうことを改めて感じさせてもらうことができて、人と人が対面する姿を見るだけで、こんなにも感動するんだっていうのは、ある意味、発見でしたね。僕自身も“グッとくる瞬間”が多々ある収録でした。テレビをご覧になる皆さんもぜひ、グッとくる瞬間を楽しんでいただけたらと思います」
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