岡田准一「マック」新CMで替え歌披露 “無茶振り”にもテンポよく応じる
2025.07.10 04:00
俳優の岡田准一が出演するマクドナルドの新テレビCM「アツイぜ!ハワイアンバーガーズ篇」が、7月15日より全国で放映される。
岡田准一、アロハシャツ姿で新CM登場
新CMでは、岡田がアロハシャツ姿で登場。青い空と海、強い日差しの下で「ふたりの愛ランド」の替え歌に乗せて「アツイぜ!ハワイアン!」と夏を満喫する姿を見せている。青い空と海が描かれた背景素材の前に、アロハシャツ姿を着こなして颯爽と現れた岡田とサブキャストたち。見るからに“アツイ”メンバーが横一列に並び、「アツアツアツアツ」「肉厚!!」と紹介するシーンから、撮影がスタート。岡田自ら、演技のシンクロ感にこだわり、楽曲「ふたりの愛ランド」のメロディーに合わせて、紙袋から嬉しそうにバーガーを取り出すシーンは、岡田の類まれなリーダーシップも相まって、瞬く間にOKテイクを獲得した。
岡田が「肉厚!!」とカメラ目線で呼びかけるシーン。事前に監督と相談して「肉厚!」のニュアンスを探りながら臨むこととなり、岡田はファーストテイクで、「肉アツぅ~~」と語尾をあえて伸ばし、唇を尖らせて身体を捻るアクションを入れた。想定外のユニークな演技に、監督もスタッフの皆さんも爆笑。岡田もやり切った感を露わにして、一発OKを期待している様子だったが、監督は「もう少し大人しいパターンもお願いします」とリテイクを求めた。これには一瞬、残念そうな表情を見せた岡田だが、すぐに気を取り直して、落ち着いたニュアンスのバリエーションを披露。それでも、やはり一発目のインパクトが大きかったようで、監督と一緒にプレイバックを確認しながら「最初の方が良かったですかね」と相談していた。
岡田准一、“無茶振り”にもテンポよく応じる
食べカットの撮影前、監督から「ワイルドに食べてください」とリクエストされた岡田は「肉厚いねえ!」と口を大きく開け、勢いよくガツンとバーガーを頬張る豪快な食べっぷりを披露。一方、別のバーガーの食べカットでは、監督から「自らに語りかけるように感想を言ってください」と指示された。岡田は「えび、うま~…っ」と、やや声の余韻を残すようなゆっくりとした言い回しで、自分に語りかけるような雰囲気を演出すると、セリフなしのパターンでは「んーー!」と声にならない絶妙の演技で、じわじわと込み上げる美味しさを表現していた。続いて、別のバーガーの撮影では、美術セットが夕闇に包まれたハワイの情景へと一変。三角松明(飾り火)が灯され、辺りは次第に幻想的な空気に包まれていった。「夜のハワイは…」という岡田の掛け声に続いて「アツアツアツアツ 肉厚~」の歌が流れ、再び岡田が「ダブル!!」と叫ぶシーンでは、色々なカットを撮ってみたいという監督のリクエストがあり、「英語っぽくお願いします」という指示も。急な無茶ぶりにもかかわらず、テンポよくノリノリで応じる岡田の姿が、現場の雰囲気を一層盛り上げていた。
岡田が左手に松明、右手にバーガーを持ちながら、ファイアダンスを思わせる軽快な動きを見せる場面。さっそく左手の松明を器用にくるくると回し始めて、見る間にその場の空気を掌握した岡田を中心に、クレーンカメラを使ってさまざまなアングルから撮影した。突然カメラに向かってカッと目を見開き、「ワハハハハッ!」と大声を上げたり、顔の近くに持ってきた炎の明かりで、バーガーを食べようと口を大きく開けたり、豪快なアクションを連発した岡田。即興とは思えない、岡田の遊び心と豊かな表現力が光る完成度の高いお芝居となった。(modelpress編集部)
岡田准一インタビュー(一部抜粋)
― 撮影の感想をお聞かせください。岡田一門というか、僕と同じポーズを取るサブキャストの男性たちがたくさんいるアツイ現場で、アツイ撮影ができたと思います。歌も病みつきになりそうですね。2、3日ぐらい「アツアツアツアツ 肉厚」と歌ってしまいそうな気がします。夏のCMなので、みんなにはアツイ感じでやろうと声を掛けました。圧があるメンバーが揃って、だいぶアツイCMになると思います。そのぐらいアツイ商品なので、皆さんに食べてもらいたいです。
― 夕方5時から限定の「ザク切りポテト&ダブル肉厚ビーフ」は、肉厚ビーフが2倍ということで、岡田さんが2倍味わいたい、2回経験したい、ダブルになってほしいというものを教えてください。
膝下を2倍、ダブルにしたいです。そうすると、安定感がある体型になるし、12頭身ぐらいになりますかね。あと、脳をダブルにしたいなと、最近切実に思います。アクションの時に使う脳と、役者の時に使う脳、プロデューサーで入っている時に使う脳は違って、セットを見て、「これはいくらぐらい掛かっているな」とか、「この壊しモノ、1回いくらするのかな?」とか考えながら芝居するのも良くないじゃないですか。今はいろいろ仕事の幅も広がっているので、脳がいっぱいあったらうれしいなと思います。台本も、役者として読んでいる時とプロデューサーとして読んでいる時は違うんですよ。レイヤーが違うというか。そこにすごく戸惑うことがあるので、そういう時はいっぱい脳があって、切り替えられたらいいのになと思います。
― 夏のCMということで、岡田さんは小学生の時の夏休みをどのように過ごしていましたか?
思い出はドッジボールしかないです、というぐらいドッジボールに明け暮れていました。僕の世代はドッジボールか水風船ですね。当時ドッジボールの漫画も流行っていて、曲げて投げるとか、そういうテクニックを研究して、ずっとやっていました。いかに早くお昼ご飯を食べて、ドッジボールをするかしか考えていなかったですね。あと、壁から壁へ這っていく遊びをしていました。学校の廊下が長かったので、速い人が英雄だったんです。今、それがアクションで生かされています。
― 夏休みのような長期休暇があったら何をしたいですか?
やっぱり夏なので、水の近くに行きたいですよね。ハワイもいいのですが、日本にもプールとかウォータースライダーとか、すごいのがいっぱいあるので、そういうのに密かに乗るのも良いかもしれません。この仕事を始めるのが早かったので、撮影で海に行くことはあっても、大勢の人たちがいるプールは行ったことがないんですよ。ひらかたパークのプールしか知らないから(笑)。だから、今年の夏はプールに行って、ウォータースライダーとかに乗って、楽しみたいと思います。
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