吉岡里帆、艶やか着物姿披露 父との幼少期の思い出明かす
2025.01.20 12:21
女優の吉岡里帆が20日、東京・東京国立博物館 平成館で行われた、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」取材会に出席。幼少期の思い出を明かした。
吉岡里帆、艶やかな着物姿披露
本展のPR大使と音声ガイドナビゲーターを務める吉岡は、艶やかな着物姿で登場。「襖絵などが、牡丹図だったりですとか紅白梅図だったりですとか、とても華やかなモチーフが多いので、そんな中でも立てるように、華やかさとちょっと謙虚さと、色々混じっているようなお着物にさせていただきました」と説明し、「冬なので梅の花の柄なんですけど、いかがですか?」と呼びかけ、笑顔を見せていた。大覚寺については「幼少期の頃に育った場所からとても近い場所にありまして、父と一緒に、大沢池という本当に美しい大きな池の絵を描きに行った思い出があります」と回顧。「後は時代劇の撮影場所としても使わせていただいているご縁もあって。私も時代劇で大覚寺で撮影した経験もあります」と続けた。
また、本展で印象に残った作品を聞かれると、「個人的に、可愛くてなんて愛らしい絵なんだろうとびっくりしたのが、正寝殿の襖絵」とにっこり。「襖絵に、野兎図といってウサギさんがたくさん、遊んでいる子がいたり寝ている子がいたりするんですけど、その絵の可愛らしさと繊細さにグッときてしまいまして、お気に入りです」と微笑んだ。
吉岡里帆、“兄弟刀”展示に興奮
さらに、「刀剣ファンの皆様もお待ちかねかと思うんですけど、膝丸と髭切が、1つずつ分けてはなくて、並んで1つの箱で見せてある展示にすごく愛情を感じました」と、兄弟刀として伝えられる太刀の展示に感激。「兄弟がこうやって今、一緒に同じ空間にいるんだというところにとてもエモーショナルを感じていただけるかなと思います」と伝えた。自身が務める音声ガイドに関しては「一緒に歩きながらゆったりと、豪華な作品と空間を味わえるような音声ガイドにしたいなという思いもありまして、正しい情報をお伝えするとともに、ゆったりとした、時が止まるような、『ここにずっといたいな』と思えるような空気感を大事にしました」と告白。そして「刀剣の声優をされている岡本さんと花江さんがゲスト音声ガイドとして参加していただいているので、ファンの皆様も必聴の音声ガイドかなと思います」と、「刀剣乱舞」シリーズで膝丸の声優を務める岡本信彦、髭切の声優を務める花江夏樹の音声ガイドもアピールした。
なお、この日は重要文化財「牡丹図」(狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵)の前で取材会が行われた。(modelpress編集部)
<展覧会名>
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」
<会期・会場>
2025年1月21日(火)~3月16日(日)東京国立博物館 平成館
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