志尊淳、30歳目前で掲げる“3ヶ条”とは 病気きっかけで表現に変化も
2024.08.12 15:41
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俳優の志尊淳が12日、都内で行われた「NARS」30周年記念新商品発表会に出席。30歳の節目を前に3つの目標を語った。
志尊淳、30歳に向けて3つの目標語る
志尊は2025年3月で30歳の節目を迎える。今後の目標や抱負を、“3ヶ条”にして紹介した。まず、1つ目は「概念」。「芸能生活を始めて13、4年くらい。最初は誰かのマネだったり、この人はこうだからこうするだったり、俳優とはこうあるべきっていう概念にもがいていた。自分自身、数年前病気を経験して、俳優ではあるけど、表現の仕方は志尊淳っていう個人の表現を見せている。“俳優はこうあるべき”という概念を取っ払って、自分が表現したいことにバイタリティを持って動いていきたい。『こんなことするんだ』と最初思われるかもしれないけど、信念を持ってやり続ければ1つの形になる。恥じらわずに自分の思うことを貫きたい」と2021年春に急性心筋炎を発症し活動を休止した経験も踏まえ語った。2つ目は「グローバル」で、海外での活動も視野に。「僕はこれまで『グローバルに活動したい』と言えなかった。恥ずかしい気持ちもあったし、日本でもっと表現を洗練してから発言するべきと思っていた。でも、最近SNSやプラットフォームが増えて、海外との距離が近くなった。恥ずかしいからではなく、やりたいことをやろうと思っている。普段と違った環境に接することで俳優として磨きがかかる部分もあるので、これからは積極的に視野に目を向けたい。言語を学んだり、海外に友だちを作ったり、そういうところからスタートしていく段階ですけど、目を向けることで近づいてくる気がしている。しっかりと準備していきたい」と伝えた。
最後は「一度きり」。「結局、一度きりの人生なので楽しもうって。根底にあるのはここ。後悔ないようにやりたいようにやればいいし。自分で責任をとれる範囲で楽しんで、好きなことをやっていけばいいな」とマインドを紹介した。
志尊淳、私生活と仕事のバランスに変化
私生活と仕事のバランスも、変化してきているという。「この仕事始めて10年くらいはプライベートも仕事も一緒みたいな感じで、区分化ができていなかった。でも、最近は休みが大切だと思って、休みを取るようになってからちょっと気持ちが豊かになった。この仕事をしていると、どうしても『僕が休んでいる間に他の人は頑張っている』って頭をよぎってしまって、ずっと心が休まらなかった。そうじゃなく、『自分は自分だから。自分ができる表現をし、自分を大切にして、休みをしっかり取ろう』と心がけています。いままでは、『ここを休みにしよう』という概念がそもそもなかった。しっかり休息をとって、次の作品に向けて準備することの大切さを感じている」と心境を明かした。続けて「最近は家にいて作品や作品だけじゃなく、いろんなものに目を向けてインプットしている。義務的じゃなく、自分で知りたいと思っていることに対して動けている。暑いので外には出ないので、家でインプットしている」と自宅で表現や知識の幅を広げているという。どんな作品を見るのか聞かれると「もともとドキュメンタリーが好き。日本だけではなく、海外の暮らしや文化、食生活を見るのが好き。そういうのをネットサーフィンしながら漁っている」と話していた。
志尊淳、日本人初の「Friend of NARS」に
この度、志尊はブランドの魅力を発信する「Friend of NARS」に就任。世界でも数人しかおらず、志尊が日本人初の就任となる。「すごくプレッシャーだと思ったけど、この立場で出させてもらう以上、信念を勉強して表現しなきゃいけない。軽い気持ちではできないなと。せっかくお話いただいたからには、自分で表現できるものをNARSとともに表現していきたい」と意気込んだ。(modelpress編集部)
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