岡田准一(提供写真)

岡田准一、プロデュース引き受けた理由「僕に貢献できることがあれば」地元・大阪愛あふれる

2024.03.28 17:08

俳優の岡田准一が27日、大阪市此花区の正蓮寺川公園内にて行われたプロデュースを務めるアートプロジェクト「konohana permanentale 100+(コノハナ ペルマネンターレ ヒャクプラス)」の第1弾作品発表会に出席。同プロジェクトへの想いなどを語った。

  

岡田准一、プロデューサーとして登場

(左から)ミャクミャク、岡田准一、小松美羽、高橋英樹此花区長、このはちゃん(提供写真)
かつて、環境汚染が問題視されていた正蓮寺川。その場所に「環境問題克服の象徴」として今も拡張工事により広がり続ける正蓮寺川公園を舞台に、万博の理念への共鳴をめざし、「いのちの輝き脈々と、未来へ」をテーマにスタートするアートプロジェクト「konohana permanentale 100+」。

除幕式には、岡田のほか高橋英樹此花区長、パブリックアートを手掛けた現代アーティストの小松美羽、此花区のマスコットキャラクターこのはちゃん、大阪・関西万博公式キャラクターミャクミャクが登場。

此花水龍(提供写真)
高さ約3.5メートルとなる迫力満点の「此花水龍」を目の当たりにした岡田は「力を感じる。この場所にあるだけで雰囲気も変わりますね」と初めて見た感想を語ると、パブリックアートを手掛けた小松は「『此花水龍』もこれからここに住むことを喜んでいるよう。とても嬉しい」と自身の作品が初お披露目となった想いを伝えた。

岡田准一、プロデューサー引き受けた理由語る

岡田准一、小松美羽(提供写真)
続いてトークセッションに参加した岡田は、プロデューサーを引き受けた経緯やきっかけについて「オファーをいただけたのは大変光栄。地元である大阪を元気にしたいという想いが元々あったので、僕に貢献できることがあれば何でもしたい、という気持ちで引き受けさせていただきました」と大阪への愛を伝えると、「僕が携わるのはこの第1弾のプロジェクトだけですが、同じように素晴らしいアーティストの作品が100個集まるとなると、とんでもない企画。この川は(汚染問題で)“負の遺産”と言われてきましたが、ここに住んでいる皆様の力で変わり始めています。この企画が実現すれば、間違いなく世界に誇れる、価値のある場所に変わると思う。循環させていいものに変えていくというのが、僕たち次の世代に残された役割。この作品をきっかけに、この場所を世界に発信できるものに変えていくことができれば嬉しいです」と、プロジェクトに対する期待を寄せた。

岡田准一、小松美羽(提供写真)
小松にオファーした理由を問われると「彼女の“祈り”というものが、今世界からとても注目されている。世界で戦い、そして世界から評価されている彼女の初の立体パブリックアートがここにあることは、とても大きな意味があると思ったんです。そして、彼女の“祈り”を日本の大阪から世界へ発表することは、今の時代にふさわしいんじゃないかと思い、オファーさせていただきました」と答えると、小松は「ちょうどパブリックに立体の作品を出していきたい、そういうアート活動をしていきたい、と思った矢先のオファーだった」と明かし、「今回のプロジェクトを受けることは、作家としての一つの役割なんじゃないかと思い、そういった機会をいただけたことに感謝している」と述べた。

此花水龍(提供写真)
また、小松は制作前に公園を訪れたといい「此花区の歴史であったり、行き交う人々の顔を拝見させていただき、この場所に似合うものは何か、深く考える時間を頂きました。(大阪は将来、西に向かって発展すると予想されたこともあり)設置場所から選定をして、『此花水龍』も西の方向を向くようにし、未来に向かって輝いていく、という想いも込めて作らせていただきました」と語った。さらに、「水龍は水のエレメントの神獣なので、水は悪いものを浄化してくれて、いい循環をもたらしてくれる。これからの未来、美しい循環が生まれ、輝かしいものになるよう願いを込めました」と伝え、台座の石も、西で発展し大阪・関西万博が行われる夢洲の工事現場から出てきたものを使用したといい、「そういった循環や歴史も抱えながら変わっていこうというメッセージも込めました。ここに住む皆様の心の拠り所になれば嬉しいです」と作品に対する想いを語った。

岡田准一(提供写真)
最後に岡田は「この場所が住んでいる皆様から愛されることを願っています。そして、ここで育つ子どもたちの生涯忘れられない景色となり、皆様で守っていってくれることを祈っています。そのうち『水龍ちゃんの前で待ち合わせね』といった会話なども生まれると嬉しいです。そして、世界に誇れる場所に育てていって欲しいです」と力強くコメントした。(modelpress編集部)
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