山戸穂乃葉&少年忍者・深田竜生、関係性に変化?共演者からストイックな舞台裏明かされる<ミュージカル「魔女の宅急便」初日前会見>
2024.03.07 18:08
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2022年に第9回「東宝シンデレラ」オーディションのミュージカル賞を受賞した山戸穂乃葉と少年忍者の深田竜生が7日、東京・日本青年館ホールで行われたミュージカル「魔女の宅急便」(東京:8日~17日/大阪:21日~25日)の公開ゲネプロ&初日前会見に出席。稽古と本番とのギャップが明かされた。
山戸穂乃葉&深田竜生、関係性に変化?
稽古を重ねる中で、落ち込むことばかりだったという深田。初日を前に心境を聞かれると「本当に稽古が始まったあたりから思うように何もできなくてお芝居も歌も不安があった。稽古を重ねてすごくこの作品が大好きになって、明日からはトンボとして楽しんで役を生きていきたいと思います」と笑顔を見せた。これに共演者からも「自信持っていこう!」と口々に声がかかり、励ますなどキャスト陣の仲睦まじい姿が舞台上で繰り広げられた。さらに21歳である深田は、16歳の山戸をリードしたいと話していたことについては「(リード)していただいていました…(笑)」とまさかのリードされる側だとコメント。「今日出る前もすごく緊張していたんですが、キキは全く緊張していなくて『あ!すごいな!』って見習いたいなって」と山戸に感心したといい、「本番期間中はたくさん僕がリードできるように頑張ります!」と意気込んだ。
2人の関係性を問われると「最初は遠慮がちだったが、稽古を重ねていくごとに役としての良い距離感になっていった」(山戸)、「仲良くなりすぎても役と合わなくなる部分も出てくると思うので、適度な距離感を(大切にしていた)。変に意識はしていない」(深田)とそれぞれ語った。
深田竜生、共演者からギャップ明かされる
稽古からの変化についての質問に、深田は「声が通るようになったのかな」と一言。これに、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は白羽ゆりは「さっきも袖でずっと練習していて。袖でもずっとセリフの練習をしている。ファンの方にもギャップを見せたい」と舞台上では、明るく伸び伸びと器用に演じているように見えるが、実は裏では練習熱心で常に努力を重ね、ストイックに取り組んでいる一面を明かした。この一言をきっかけに、関係者から稽古場でも最後の最後まで残り自主練習をしていたとのタレコミが。これに恥ずかしそうにはにかみながら聞いていた深田は「もっともっと上手くなりたい。それだけです」と真っ直ぐに話した。「1公演1公演、日々を大切に。挑戦できることは挑戦して、成長していければ。キャストの皆さんを見て、吸収できることは吸収してやっていきたい」と秘めたる闘志ものぞかせた。
山戸穂乃葉&深田竜生「魔女の宅急便」
「魔女の宅急便」は、児童文学作家・角野栄子氏が執筆した全6巻の児童書。1993年~1996年には、蜷川幸雄氏演出によりミュージカル化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化された。さらに2017年には岸本功喜が脚本・演出を務め、新進気鋭の制作チームにより、新たなミュージカル版が上演。盛況の熱気そのままに、2018年に再演、2021年に再々演が行われた。そして2024年、「魔女の宅急便」が新たなキャストで4度目の公演を迎える。今回キキ役に抜擢された山戸は、本作がミュージカル初挑戦。さらに、キキの相手役となるトンボ役には、ドラマ「紅さすライフ」(日本テレビ/2023)に出演し、カリスマモデル役でも話題を呼び、現在はドラマ「マイストロベリーフィルム」(MBSほか/毎週木曜25時29分~)でクアトロ主演を務めている深田が選ばれ、深田にとって本作が外部ミュージカル初出演となった。
また、キキの母であるコキリ役には生田智子、キキの父オキノ役は横山だいすけ、おソノ役は白羽、おソノの旦那さんフクオ役には、お笑いコンビ/ライセンスの藤原一裕が、前作に引き続き出演し、フレッシュな2人を盛り上げる。(modelpress編集部)
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