ムロツヨシ主演「うちの弁護士は手がかかる」

本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・勉（ムロ）が、人気女優・笠原梨乃（吉瀬美智子）に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、エリートなのに猪突猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・杏（平手）に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマだ。

フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役を、そしてフジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役、杏の姉で同じく弁護士の天野さくら役は女優・江口のりこが演じた。

平手友梨奈・江口のりこ「うちの弁護士は手がかかる」クランクアップ

ムロ、平手、江口の最後の撮影は、青海医大病院に関する裁判を終えた法廷で会話を交わすシーン。最後のカットを撮り終え、最初に「天野さくら役、江口のりこさんオールアップです！」と声がかかると、盛大な拍手の中、ムロから花束を渡された江口は「ありがとうございました。皆さん本当にお疲れさまでした」とねぎらい、「いい年末をお迎え下さい。またどこかでお会いした時はよろしくお願いします」とコメントした。

次に「天野杏役、平手友梨奈さんオールアップです！」と声がかかると、ムロから花束を渡された平手は「（初めての弁護士役の挑戦だったので）たくさんご迷惑をおかけしてしまった部分もありましたが、キャスト、スタッフの皆さんの元気に本当に助けられていました」と振り返り、「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。約4カ月間、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

ムロツヨシ「うちの弁護士は手がかかる」オールアップ

最後に「蔵前勉役、ムロツヨシさんオールアップです！」と声がかかり、相沢秀幸監督から花束を渡されたムロは、まず「本当に、本当に申し訳ございませんでした。皆様と他の現場で会っても心からおわびを続けると思いますが、まさか撮影を止める男になるとは思いませんでした」と、ドラマ撮影中に腹膜炎のため入院したことに触れ、笑いを誘った。

「クランクインのときに言ったとおり、ちょっとした伝説が始まりました。WBCで優勝してスポーツ界が盛り上がっているところ、これからエンタメ界、特にドラマ界も頑張ろうじゃないかと。大きい流れというか、勢いというか、結果というか、皆さんの印象に残るようにやってきました。まだまだ足りないですが、新しい枠の1作目としてはいいスタートが切れたかなという気持ちもあります」と自信をのぞかせた。

そして「これからはスケジュール以外で（笑）、もっと手のかかる役者になって、どの国にも、どの配信にも負けない何か面白いものを、また皆様と一緒に作りたいなと思います。とにもかくにも、楽しい楽しい現場でした。いろんなことも言えましたし、言ってもらえました。これが最高の結果だと思っております。また会って、また面白い何かを、必ずや、続きを、何かを作りたいなと思っております。皆さん本当にありがとうございました！」と笑顔で締めくくった。（modelpress編集部）