木村慧人の進化が止まらない FANTASTICSで鍛え上げたダンス&芝居、底なしの体力…全身全霊の挑戦がアースと重なる<BREAK FREE STARS ゲネプロレポート>
2023.10.23 21:48
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FANTASTICSの木村慧人が主演を務め、東京・IHIステージアラウンド東京にて上演されるダンスパフォーマンスステージ「BREAK FREE STARS」が23日より開幕。同日、初日会見&公開ゲネプロが行われた。ここでは、ゲネプロの様子をレポートする。
木村慧人主演「BREAK FREE STARS」
「BREAK FREE STARS」は、2018年に世界最大の演劇祭「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」 にて日本人初の「アジア芸術アワード・ベストパフォーマンス賞」を受賞した植木豪氏演出のノンバーバルダンス作品「BREAK FREE」を原作に、亀田真二郎氏、大西雄仁氏が舞台作品として新たに脚本を書き下ろしたオリジナルのダンスパフォーマンスステージ。HIPHOPを禁じられた街で囚人となったHIPHOPスターたちと、それを取り締まる刑務官たちの対立と葛藤を、ダンス×映像×照明を駆使したエンターテインメントショーで魅せる。木村慧人、プロ集団の中で座長を張れる理由
今回が初座長となる木村。共演者たちには舞台演技・ダンス・ラップ・アクロバットなどその道の実力者たちが集結しているが、そこで埋もれず座長として輝くことができるのは木村の実力があってこそだ。そもそも彼の所属するFANTASTICSは、パフォーマンスだけでなく全員揃って“演技もこなす”グループであるのが特徴。これまでのライブでもパフォーマンスと演技を融合させたステージを見せ、個人でもドラマや映画、舞台などで活躍の幅を広げている。グループ活動を通して、パフォーマーとしての実力を上げながら演技力も磨いてきた木村だからこそ、今回のエンターテインメントショーでも主演を飾ることができたのだろう。
木村慧人の底なし体力が凄い
激しいダンスに加え、アース(木村)らHIPHOPスターたちとソーマ刑務官(阿部顕嵐)らが繰り広げるテンポの良い逃亡劇も見どころの今作。360度回転するステージのみならず、キャラクターたちが客席を含めた会場中を縦横無尽に駆け回ることによって、一層観客を「BREAK FREE STARS」の世界へ引き込んでいる。ゲネプロ前の初日会見では、木村は「(FANTASTICSの)ライブですごい体力がついてるので、この舞台をやっててもバテない」と話しており、アースとともに監獄に入れられるダンサー・デューク役の松田昇大も木村の体力の凄さに驚いていた。
木村慧人「BREAK FREE STARS」で見せた進化
FANTASTICSとして鍛え上げてきたダンスと芝居の実力、そこに木村の武器である表情の豊かさが加わり、アースは観ているこちらが思わず応援してしまうようなキャラクターに。さらにどんな時でもガムシャラに努力し続ける木村と、アースの壁にぶち当たっても諦めない姿が重なり、より魅力が増している。これまでの経験を余すことなく自らの力に変え、実力をつけてもなおノンストップで走り続ける―――「BREAK FREE STARS」では、進化が止まらない木村の“今”の姿をしっかりと目に焼き付けてほしい。(modelpress編集部)
「BREAK FREE STARS」あらすじ
様々な人が溢れる大都会、ニューシティ…。望めば全てが手に入るこの街で、たった一つだけ手に入らないもの……それは自由。誰にも邪魔されない心の自由を求めて、若者達は今夜もヒップホップの聖地・クラブ“BREAK FREE”に集まっていた。だが…突然施行された新たな法律「ヒップホップ禁止条例」により若者達の自由は奪われ、クラブ“BREAK FREE”のヒップホップのスター達は危険分子として監獄に入れられてしまう。「Hip Hop is not a crime」自分達の自由を取り戻すため、そしてヒップホップを守るため、監獄に入れられたスター達は巨大な力に抗っていく。
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