「iPhone 15」「iPhone 15 Pro」など新発表 USB-Cコネクタ搭載・自動ポートレート撮影…新機能をチェック<AppleEvent>
2023.09.13 12:47
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Apple社は、日本時間9月13日未明に開催されたイベントにて、新型スマートフォン「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」など新製品の発売を発表した。
「iPhone 15」USB-Cコネクタ搭載・自動ポートレート撮影…新機能は?
まず、「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」はそれぞれ5色展開。全体的に淡いピンク、イエロー、グリーン、ブルーに加えてブラックがランナップしており、質感はマット、曲線を持たせたエッジでこれまでとは少し違ったフィット感となるだろう。また、液晶画面上部中央の黒い空き部分に通知や情報が表示される「Dynamic Island」を全機種に搭載。ほかのタスクをこなしながら様々な情報をチェックすることができる。
そして、これまで搭載されていたポートレート機能にも変化。光学2倍望遠を使用することでズームインすることができ、さらにはこれまでの2倍の解像度である24MPで撮影することも可能となった。また、複数の被写体の間でピントを切り替えることも可能となり、被写体が人物、犬、猫であれば端末側が被写体の情報を読み込み、自動的にポートレートとして撮影されるという。
さらにバッテリーは「iPhone 15 Plus」で最大26時間、「iPhone 15」で最大20時間のビデオ再生に値するといい、iPhone 12と比較して3時間長くなる。また、衝突事故検出機能として、自動車での衝突事故を認識し、ユーザーが電話をかけられない状態である場合、自動的に救助を要請するという。
中でも大きな変化として、USB-Cコネクタを搭載。従来のLightningケーブルでは叶わなかった、MacやiPadで使用されているUSB-Cケーブルをそのまま接続して充電することが可能となる。
「iPhone 15 Pro」3Dビデオ撮影が可能に
「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」は、ナチュラルチタニウム、ブルーチタニウム、ホワイトチタニウム、ブラックチタニウムの4色展開。チタニウムバンドは美しくきめ細やかなブラシ仕上げで、縁の部分はこれまでのiPhoneの中で最も薄いとしている。「iPhone 15」の機能に加え、ディスプレイにはProMotionを採用。圧倒的なグラフィックス性能が必要な場合はリフレッシュレートを上げることができ、必要ないときには下げることでバッテリーを節約する。
カメラ機能としては48メガピクセルを活用し、ピクセルセンターが被写体に合わせて作動。暗い場所でもくっきりと被写体を捉えることができる。さらに特筆すべきなのは“空間ビデオ撮影”。進的な超広角カメラとメインカメラを使って3Dビデオを撮影でき、臨場感溢れる動画で一瞬一瞬を振り返ることも可能にしている。
さらに、データ転送速度が飛躍的に向上。最大で20倍速いファイル転送を実現。また、「iPhone 15 Pro Max」では最大29時間、「iPhone 15 Pro」で最大23時間のビデオ再生が可能となり、「iPhone 12 Pro Max」と比べ最大9時間長い再生時間となる。
新型iPhone、発売日・価格は?
予約注文はいずれも9月15日よる9時から、発売は22日からとなる。「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」のストレージ容量は128GB/256GB/512GBの3種類。「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」のストレージ容量は128GB/256GB /512GB/1TBの4種類。
価格は「iPhone 15」 が12万4800円~、「iPhone 15 Plus」が13万9800円~、「iPhone 15 Pro」が15万9800円~、「iPhone 15 Pro Max」が18万9800円~となっている(いずれも税込)。(modelpress編集部)
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