松下洸平「最愛」井浦新の登場に感涙 再共演望むメッセージも「次、現場で対峙したら…」<2023年 エランドール賞>
2023.02.02 20:00
俳優の松下洸平が、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2023年 エランドール賞」新人賞を受賞。2日、都内で行われた授賞式に出席した。
松下洸平、井浦新の登場に喜び
「新人賞は一生に一度しかいただけない賞だと思うので本当に光栄で嬉しいです」と受賞に喜びを滲ませた松下。続けて「デビュー間もない頃の自分をよく思い出す」と切り出し「悔しい思いもたくさんありました」と話す中で「多くの作品のおかげで今の自分がいると思います。近年の作品だけでなく過去の作品にもこのトロフィーを贈りたいと思います」と感謝。そんな中、ドラマ「最愛」(TBS)で共演した井浦新がサプライズゲストとしてお祝いに駆けつけた。ステージでは花束を贈呈すると、握手とハグを交わし、笑顔に。井浦は「洸平くんが挑戦していく中で感じていた厳しさや喜びを僕にもシェアしてくれていて、そんな洸平くんがこのような評価をいただけたこと僕もとても嬉しいです」と自分のことのように松下の受賞に喜び。
また井浦は「次、現場で対峙したら僕たちはどんなことができるんだろうね」と再共演を望むメッセージも伝えていた。
松下洸平、新人賞を受賞
松下は2008年シンガーソングライターとしてデビュー。翌年の2009年、ミュージカル「GLORY DAYS」出演を機に俳優として舞台・映像に関わらず幅広く活動を開始。2018年に舞台「母と暮らせば」「スリル・ミー」の演技で各演劇賞を受賞し、2019年には連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインの夫役に抜擢され、その繊細な演技で一層注目を集めた。そして2021年、「最愛」でヒロインの幼馴染で元恋人でありながら、殺人容疑に巻き込まれるヒロインを追う刑事という難役を熱演、多くの視聴者に愛され、翌2022年「やんごとなき一族」(フジテレビ)、「アトムの童」(TBS)と注目作への出演が後を絶たない、今最も目の離せない俳優の1人だ。
「2023年 エランドール賞」
1956年にスタートした「エランドール賞」は、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2021年12月1日~2022年11月30日)。「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られる。今年は中川大志、芦田愛菜、岸井ゆきの、間宮祥太朗、奈緒が受賞した。新人賞6人のほか、映画部門から、プロデューサー賞には「ある男」田渕みのり氏&秋田周平氏、特別賞には「ONE PIECE FILM RED」製作委員会が選ばれた。ドラマ部門からは、プロデューサー賞に「カムカムエヴリバディ」(NHK)堀之内礼二郎氏、プロデューサー奨励賞には「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ)草ケ谷大輔氏、特別賞には「鎌倉殿の13人」(NHK)制作チーム、「silent」(フジテレビ)制作チームがそれぞれ選出された。(modelpress編集部)
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