NEWS加藤シゲアキ主演舞台「エドモン」全キャスト解禁 総勢12人で約50役を演じ分け
2023.01.31 17:00
NEWSの加藤シゲアキが主演を務め、4月1日から4月16日まで東京・新国立劇場 中劇場にて、4月22日から4月24日まで大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて上演される舞台パルコ・プロデュース2023「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」の全キャスト・メインビジュアルが解禁された。
加藤シゲアキ主演「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」
本作は、映画監督としても活躍するフランスの若手劇作家・演出家アレクシス・ミシャリクによって、2016年にパリで初演。上演回数700回を超えるロングラン・大ヒット作となり、2017年のフランス演劇界最高の栄誉と言われるモリエール賞で7部門にノミネートされ、作品賞、脚本家賞、演出家賞など5冠を受賞し、2年後の2018年にはミシャリク自身の手によって映画化(「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」2020年11月日本公開)された。17世紀に実在した大きな鼻の剣豪詩人『シラノ・ド・ベルジュラック』の物語の誕生秘話をドタバタ幕内コメディ仕立てに描いた物語は、正統派のフランス喜劇の流れをくみながらもテンポの良い台詞運び、サラ・ベルナールやチェーホフ、ラヴェルといった実在の人物が登場するなど、約120年前の演劇人やクリエイターたちに向けた劇場愛にあふれた賛辞として人気を博した。
いつの時代も、どこの国でも、初日の幕を上げるために必死で作品創りをしている舞台人がいる。そんな勇気をもらえる本作を、この度、日本で初めて上演。演出はマキノノゾミが、“書けない”劇作家エドモン・ロスタン役で主演を加藤が務める。
大谷亮介・平祐奈・細田善彦ら出演
そして共演は、有名喜劇俳優コクランに大谷亮介、衣裳係ジャンヌに平祐奈、エドモンの友人で俳優のレオに細田善彦、舞台監督のリュシアンに福田転球、兄弟でプロデューサーを務めるアンジュに三上市朗、マルセルに土屋佑壱、大御所女優サラ・ベルナールに津田真澄、エドモンの妻ローズに佐藤みゆき、コクランの息子ジャンに章平、そして、訳アリ女優マリア・ルゴーに安蘭けい、カフェの店主ムッシュ・オノレに金田明夫と、個性豊かな実力派キャストが勢揃い。出演者総勢12人で約50もの役を演じ分け、今なお世界中で愛される名作誕生にまつわる紆余曲折と、苦悩、そして、なによりも熱い劇場愛を、爆笑の渦に巻き込みながら届ける。(modelpress編集部)
物語
1897年12月、パリ。2年も書けずに大スランプに陥っている詩人で劇作家のエドモン・ロスタン(加藤シゲアキ)。ある日突然、大女優サラ・ベルナール(津田真澄)からの大きな仕事が舞い込み、偉大な喜劇王コクラン(大谷亮介)に英雄的なコメディ詩劇の新作を書くことを約束してしまう。なんと初日は3週間後!ムッシュ・オノレ(金田明夫)のカフェで、構想を練るが、まったく書けない……。衣裳係のジャンヌ(平祐奈)に恋する友人の俳優レオ(細田善彦)の恋愛相談に乗り、訳あり主演女優(安蘭けい)とプロデューサー兄弟(三上市朗・土屋佑壱)の気まぐれに振り回され、妻ローズ(佐藤みゆき)に怒られ、ありとあらゆるトラブルに見舞われながら、舞台監督のリュシアン(福田転球)やコクランの息子ジャン(章平)たちと稽古をはじめるが……。
エドモン・ロスタンの人生をかけた一世一代の創作、そのタイトルは……そう……『シラノ・ド・ベルジュラック』!!!
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