関ジャニ∞大倉忠義、グループで葛藤した時期「全部愛すべき過去に」
2022.12.30 10:55
関ジャニ∞の大倉忠義が、29日放送のNHK総合の特集番組『答えのない“アイドル”という仕事 密着 関ジャニ∞大倉忠義』(よる10時30分~)に出演。紆余曲折を経て辿り着いたアイドルとしての関ジャニ∞の現在地について語った。
大倉忠義、個性を強調する楽曲に抗った過去を告白
“関西らしく面白く”と、関ジャニ∞の個性を強調する楽曲について、大倉は「歌番組でも、求められるのは『ズッコケ(男道)』とか『無責任ヒーロー』とか。でもそれに抗った時期もあったし」と、一時はわざと歌わないこともあったと告白。「なんかもっとバンドを見せたいとか、俺らのいろんな面を見せていきたいってあった」と、与えられた路線に悩んだことを打ち明けた。しかし「関ジャニ∞はそういうグループだから『こう言うことをやらせてみよう』から始まったことが、個性になっていくというか」と、次第に受け入れていったと言う大倉は「それがやりたくないとかじゃなく、やってきたっていうのが自分たちの引き出しになっているから。不思議なもんですよね」と、紆余曲折を経て辿り着いた今の関ジャニ∞を、ありのままに見せたいと心境を明かした。
大倉忠義、切り拓いた関ジャニ∞の道「全部愛すべき過去になっている」
3年ぶりにステージで迎えたドームツアー本番、4万人に埋め尽くされた客席を眺め「これこれ、このために頑張れてたと思ったんです」と喜びを口にした大倉。コロナ禍で自粛していた客席の声出しが一部解禁されたこともあり「歓声の種類が違って、波のようにウワッと押し寄せるような感覚なんです。皆さんが出してくれる歓声が」と感慨深そうにコメントした。「思い描いてるものとみんな違う『えぇ?こんなことするの?』って思った時期もあるかもしれないけど、そう言う物語が全部愛すべき過去になっているなって思いました」と、笑顔でステージを降りた大倉。「疑問に思い続けるから(アイドルを)続けられるのかもしれないですよ。『なんなんだろう?』って」と、アイドルとしてあり続けられる理由について言及し「答えが見つかったら、もう終わりっぽくないですか?…って感じたなぁ」としみじみつぶやいた大倉は、答えがないからこそ続く“アイドルの道”を力強い眼差しで真っ直ぐに見据えた。(modelpress編集部)
情報:NHK
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