EXILE AKIRA、肉体美輝く“乗馬カット”披露で照れ笑い「裸体を見せたいとか、そういうことではなくて」
2022.12.22 16:57
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EXILE AKIRAが22日、都内で開催された写真集『EXISTENCE 実存』刊行記念囲み取材に出席。写真集への思いや印象的なカットを明かした。
EXILE AKIRA、写真集のタイトルの由来は?
AKIRAの最新写真集『EXISTENCE 実存』は、重鎮の肖像で知られる巨匠・⻑濱治氏が、AKIRAをモノクロームの力強いタッチで捉えた骨太な写真集。タイトルの由来を聞かれたAKIRAは、写真集の完成後にタイトルを付けることになったと言い「自然と実存というテーマがですね、⻑濱さんの言葉であったり、あとは周りのスタッフの方々の言葉であったり、自然と生まれたワードでしたので。これ以外ないなというところで『実存』というところに決めさせていただきました」と明かした。⻑濱氏へのオファーについては「僕自身、⻑濱さんの大ファンだったということもあるんですけれども、今回は自分が40歳になり、人生の折り返し地点を迎えるにあたって、何か将来の自分にとって、タイムカプセルに入れるような宝物になる、そんな作品を作れたらなということで。偉そうな意味ではないんですけれども、⻑濱さんが実現できなければ今回は写真集を出すのは辞めようといいますか。⻑濱さんでないと出す意味がないというところでの意気込みがありましたので。そういった思いで直接オファーさせてただいて、快く受けてくださって」と回想。
また「60歳、70歳と僕が⻑濱さんくらいの歳になって見返したときにですね、エネルギーを感じるような。いろんなことは思うと思うんですけれども、今撮ったタイムカプセルに入れたその写真集が将来の自分にとっていろいろなメッセージが伝わる、そんな作品になればなというところで、⻑濱さんにオファーさせていただきました」と告白。
「僕より倍の年齢を、人生を過ごされている大先輩ですので。⻑濱さんとセッションをさせていただくことで、いろんなことを感じるんだろうなというところがありましたので。そういう⻑濱さんとのセッションというところも非常に楽しみにしておりました」と明かした。
EXILE AKIRA、“乗馬カット”を振り返る
大半がモノクロで撮影されたことについては「自分としては感無量といいますか。被写体の僕がどうこうというよりも、エネルギーがすごいので。写真1枚1枚からもそうですし、僕を知らない人が本屋さんとか街のポスターを見て、『この写真、こいつ誰だ?』って思ってもらえるくらい(笑)、その写真からエネルギーが出ていますので。それを見たときに、⻑濱さん自身がもちろん僕の実存というところを抜き取ってくださっている部分もあるんですけれども、⻑濱さん自身がそこに投影されている部分というのも感じてもらえるんじゃないかなと思いましたので。そういったエネルギーをものすごく、自分自身も出来上がって見させていただいて感じましたね」と振り返った。印象的なカットには浜辺で撮影したものを選び「裸体を見せたいとか、そういうことではなくて(笑)。単純に、砂浜で撮った写真があるんですけれども、ロケ現場のベースからだいたい片道1キロくらいあったと思うんですよ。そこを僕は乗馬しながらずっと撮影現場に向かっていたんですけど、⻑濱さんは横で足元が悪い中、ずっと歩きまくって。片道それくらいの距離を歩いた先に海があって、そこの中に僕が突っ込んだり走ったりする中を、ご年齢を言っても申し訳ないんですけど、80代の⻑濱さんが海に飛び込むわ走り回るわ、もう本当に格闘ですよね」と述懐。
「バトルって仰っていましたけれども(笑)。やっぱりこの砂浜で、大自然の中で⻑濱さんと格闘したこの瞬間っていうのは、僕にとってかけがえのない時間でしたし、⻑濱さんの真骨頂と言いますか。レンズ越しに感じる⻑濱さんの眼力とエネルギーを感じたときに、きっと⻑濱さんは僕と同じ年の40代くらいと、そのエネルギーとスタンスが変わっていないんだろうなって思う撮影現場でしたので。この大自然の中での撮影は思い出深かったです」と笑顔を見せた。
EXILE AKIRA、写真集への思い語る
改めて写真集に対する思いを聞かれたAKIRAは「僕たちの職業といいますか、ダンス&ボーカルグループであったり、アーティスト業をやっていたりすると、こういった写真集っていうものは、どちらかというと若い子たちの熱狂であったり、そういうファンの皆さんのためのプレゼントといいますか。そういう形もあるんですけれども、やはり自分はこの年でそういった出版物を出させていただくというところには、いろんなメッセージであったり意味合いであったり、意味合いがあってないようなものでもあるんですけれども、自分にとってすごく意味のあるものにしたいなと思いました」とコメント。「1枚1枚見させていただいたときに、先ほども言いましたけれども、将来の自分に贈るものになったんじゃないかなと思いましたし。エネルギーって言いましたけれども、実存っていうテーマが生まれたときに、固いことを言うわけではないですけれども、今の世の中コロナ禍もそうですし、様々なことがある中、またいろんなことが進化して便利になっている世の中、本当に大切なことを見つめ直すことが必要な時代だとは思うんです」と考えを明かした。
さらに「自分にとっての実存というのもそうですし、これを取ってくださる受け手の方々のそれぞれの実存というところも、本質的なところで向き合っていただけるような、そういうメッセージを感じていただけるような。この写真を手に取ってくださった方々が、それぞれの実存と向き合っていただけるような、そんな作品になったらいいなっていう思いもありましたので。写真1枚1枚を見返したときに、自分自身そういう思いになりましたね」とも話していた。(modelpress編集部)
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