ミュージカル「SPY×FAMILY」アーニャ役の発表は?クライマックスシーンにも言及
2022.12.08 04:00
ミュージカル「SPY×FAMILY」の製作発表記者会見が7日、都内にて開催。出演する森崎ウィン、鈴木拡樹、唯月ふうか、佐々木美玲(日向坂46)らが出席し、キャスト決定時の心境や周囲からの反響を明かした。
ミュージカル「SPY×FAMILY」
同ミュージカルは、遠藤達哉原作(集英社「少年ジャンプ+」連載中)による累計発行部数2500万部突破の人気コミック『SPY×FAMILY』が、テレビアニメ化に続き2023年3月、帝国劇場で初のミュージカル化。2023年3月8日~3月29日まで帝国劇場、ほか全国ツアー公演として2023年4月に兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、5月に博多座で上演される。「SPY×FAMILY」出演決定時の心境は?
今回、凄腕スパイでコードネーム・黄昏のロイド・フォージャー、殺し屋でコードネーム・いばら姫のヨル・フォージャー、姉のヨルを溺愛する東国の秘密警察、ユーリ・ブライアはWキャストで実施。出演が決定した心境を聞かれると、ロイド役の森崎は「正直驚きました」と明かし、「純粋に身も心も締まる思いでした。自分もファンでもありますし、その中でこのSPY×FAMILYの世界に飛び込めることへの興奮もありました」とコメント。
同じくロイドを演じる鈴木は自身とは正反対の役柄だと話し「最高のチャンスをいただいたなと思いました。舞台の中で演じる間は完璧な人間として。またその完璧な瞬間が崩れるというのが笑いの土俵になっていくと思いますので、楽しみながら普段とは違う完璧な人間になっていきたい」と伝えた。
そして、ヨルを演じる唯月は「ヨルはとてもかっこよくて、大人な色気のあるようなイメージでしたので、何度も『ヨルさんですか?私がヨルですか?』という風に驚きを隠せませんでした」と話し、「電話を切った後部屋で叫びました」と笑顔で告白。
同じくヨルを演じる佐々木も「まさか自分がヨルさんを演じるとは、想像がつかなくて」と驚きを明かし、周りのメンバーも『おめでとう、絶対見に行くよ』って言ってくれたし、今日の衣装も赤色なんですけど実はこれ事務所で選んでいるときにメンバーが『絶対この柄のドレスがみーぱん似合うよ!』って選んでくれて今日それを着てきたので、みんなの気持ちも背負って頑張りたいと思います」と意気込んだ。
G2氏、アーニャ役&ストーリーに言及
さらに、「現在未発表のアーニャ役は決まっているのか?」という質問が飛ぶと、脚本・作詞・演出を務めるG2氏は「実は決まってます」と回答。選出について「数ヶ月ほどワークショップを繰り返して、もう長いお付き合いの中で『この方!』っていう」と長い時間をかけたことを説明し、「年内あたりに発表になります。すっごい可愛いので是非期待していただければと思います」と呼びかけた。また、原作の連載が続いていることから「ミュージカル版のストーリーはどうなるのか」と聞かれると、「1番難しいのはやっぱり、ミュージカル。実は僕は、漫画原作でミュージカルはほぼほぼ初めて。しかも正直こんなに緻密によくできているものをミュージカルにしたときに、必ず違うものにどうしてもなっていく」と話し、「そこを原作ファンを満足させながらミュージカルファンを満足させていくってところで、今毎日毎日戦っている」と告白。
平常心で原作と向き合い、色々な人と意見交換をすることを意識していることを明かし「(原作は)1回1回ちゃんと落としまえがついているというか、読み切りになっている。完結の良さがある。なんだけど、完結の良さを横に並べていくことによって流れが中断することを起こさないかつ、休憩3時間のミュージカルの世界でクライマックスの盛り上がり、ラストの感動はマックスでいきたい。ここは生身の俳優と音楽の力を使って盛り上げていきたい」と語りつつ「どこをクライマックスにするかっていうところを1番悩んで構成したので、そこはお楽しみにしていただけた方がいいかなと思います」と伝えた。
なお、この日は岡宮来夢、瀧澤翼(円神)、山口乃々華、木内健人、鈴木壮麻、朝夏まなとも登壇していた。(modelpress編集部)
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