「2023年ヒット予測」エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測【モデルプレス独自調査】

2022.12.01 18:00

年末恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。8年目を迎える今年も、月間13億インプレッションを誇る自社SNSをベースに世論を巻き取った。読者のリアルな声に、モデルプレス編集部の目利きを加えて完成した2023年完全予測を部門別に発表する。<保存版>

  

【2023年ヒット予測】エンタメ部門 選考基準

エンタメ部門(俳優/女優/モデル/アイドル/アーティスト/YouTuber/TikTokクリエイター)は、以下の3つの観点で選出。

【1】読者アンケート「あなたが来年ブレイクすると思う俳優、女優、モデル、アーティスト…は?」の結果
調査期間:2022年10月24日~11月15日
回答数:43,964(男女比2:8)
年代内訳:10代12.4%、20代34.0%、30代25.1%、40代16.2%、50代8.9%、60代以上3.4%

【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査

【3】2022年のモデルプレス内での記事露出回数

エンタメ部門のヒット予測は昨年に続き、自社SNSなどを通じて読者アンケートを実施。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部30人の目利きによる審査、さらに2022年のモデルプレス内での記事露出回数を加味した。

なお【ブレイク】については(1)すでに近年で目覚ましい活躍を見せているが、さらにメディア露出が増加し国民的な知名度が上昇しそうな人物。「2023年の顔」になりそうな人。 (2)これまでにないジャンル、表現を打ち出し、鮮烈なトレンドを牽引しそうな新星(=ネクストブレイク) (3)これまで積み重ねてきたキャリアがありながら、また新しい形で光を浴びそうな人物(=再ブレイク) (1)~(3)のいずれかを基準とし、年齢は問わない。

なお、部門別トップ10のランキング完全版は2023年1月上旬に発表予定。

【2023年ヒット予測】ライフスタイル部門 選考基準

ライフスタイル部門(ファッション/美容/グルメ/旅行)は、以下の3つの観点で選出。

【1】市場を盛り上げることが確実と思われるもの

【2】感度の高いモデルプレス読者の心を捉えるもの

【3】海外トレンドを意識したもの

ライフスタイル編集部のそれぞれのカテゴリに詳しい担当者の目利きにより、特にヒットするであろうものを厳選した。

【2023年ヒット予測】総評

「2023年モデルプレスヒット予測」一覧(C)モデルプレス
<エンタメ部門>

俳優・女優は、現在火10ドラマに出演中で、1月期の月9ドラマも控える高橋文哉(21)、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインの幼馴染を好演中の乃木坂46山下美月(23)のさらなるブレイクを予測。

モデルはコムドットのリーダー・やまとの実妹でZ世代のアイコンになりつつあるせいら(22)を、アイドルは今年11人が加入し世間を沸かせた乃木坂46・5期生から井上和(17)をそれぞれ選出した。

アーティストは、K-POPグループから日本デビューも決定したLE SSERAFIM(ルセラフィム)と、ジャニーズJr.からAぇ! groupのグループ2組をあげた。それぞれ違った角度から音楽シーンを盛り上げるだろう。

YouTuber界では、平成フラミンゴなどに続く“共感系”コンビの新星としてむくえなに期待。TikTokクリエイターでは、現役アイドル最多TikTokフォロワーの持ち主として知られる金子みゆ(19)に注目した。

<ライフスタイル:ファッション・美容部門>

今年トレンドの1つだったY2Kファッションは、「バラクラバ」のような最新アイテムと出会い、“進化系Y2K”として継続する予感。

美容界ではパーソナルカラー診断がますます浸透。自分本来の美しさを際立たせる“素材魅せメイク”が主流になるだろう。

<ライフスタイル:グルメ・旅行部門>

グルメでは、食卓の定番・中華料理をよりローカルに、本場の味わいに近づけたガチ中華がトレンドに。

旅行部門は、としまえん跡地に開業する人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」世界2番目のスタジオツアー施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ ハリー・ポッター」が本命。

全国旅行支援も後押しし、国内旅行を楽しむムードは継続。NHK朝の連続テレビ小説の舞台から四国(高知・香川)の客足増を予測した。

▼以下個別解説

【俳優部門】高橋文哉(たかはし・ふみや)

悲劇の弟からツンデレセンターまで 演技もビジュアルも無双するZ世代俳優

高橋文哉(C)モデルプレス
<選出理由>

今ネクストブレイク俳優として満場一致で名前が上がるのが、令和初の仮面ライダーに抜擢されるなど、着実に俳優としてのキャリアを積み重ねてきた高橋文哉。今年4月期まで7クール連続でドラマに出演、1クール置いて現在はTBS系「君の花になる」に出演中とオファーも絶えない。

同世代俳優の中でも特出しているのは、キラキラした王道のかっこよさと柔らかい雰囲気を兼ね備えた唯一無二のビジュアルだけでなく、演技力の高さでも評価されている点だ。昨年「最愛」では記憶障害がある主人公の弟というキーパーソンを任され、演技派揃いのキャストの中でも存在感を放った。

儚げな子犬のような表情、そして繊細な表現力を駆使した弟や年下部下で好演が続くなど、これまで可愛いキャラクターのイメージが強かったが、「君の花になる」では不器用な性格の劇中ボーイズグループ8LOOMのセンターという新境地を開拓し、ツンデレな胸キュンシーンを連発。さらに初挑戦の歌やダンスにもがきながらも成長していく姿を見せており、誰もが応援したくなる主人公のようなストーリーをリアルに歩んでいる。

高橋文哉「君の花になる」第4話より(C)TBS
<読者コメント>

・「久しぶりにこんなにオーラがあって演技も上手な若手俳優に出会った!『君の花になる』で初めて知りましたが、お芝居が本当に好き!既に人気だけど絶対大人気になると思います!」

・「演技力も高く続けて人気のドラマに出るようになって知名度がどんどん上がっていくのがこんなに分かる若手俳優さんは久しぶりに見たなぁと思います。もう超ブレイク必至で今後に期待な俳優さんです」

・「若手の中でスター性が断トツ」

<高橋文哉(たかはし・ふみや)プロフィール>2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2019年、令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」の主演・飛電或人役に抜擢。2020年に放送された「先生を消す方程式。」を皮切りに、「夢中さ、きみに。」「着飾る恋には理由があって」「うきわ -友達以上、不倫未満-」「最愛」「ドクターホワイト」「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」と7クール連続でドラマ出演。2021年下半期「ViVi」国宝級イケメンランキングのNEXT部門では1位に輝いた。また、「日経トレンディ」(日経BP社)が選ぶ「2023年ヒット予測ベスト30」にて「来年の顔」に選出。2023年1月スタートの月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」に出演予定。

【女優部門】山下美月(やました・みづき)

実力で掴み取った朝ドラは本物の証 本職「乃木坂46」にとどまらない可能性

山下美月(C)モデルプレス
<選出理由>

乃木坂46の人気を牽引する「アイドル」を本職としながらも、たゆまぬ努力で地道に磨き上げた演技力から「女優・山下美月」として認知する人も増えてきた。きっかけは数多あれど、その流れを一気に加速させているのが、現在放送中のNHK朝ドラでの好演。クランクインの数ヶ月前から特訓したという関西弁、離別していた母と再会し心の内を話しながら流した涙など、どのシーンを切り取っても「舞いあがれ!」の世界に馴染んでいる。

山下が初めて本格的な演技に挑戦したのは2019年。昨年、TBS系「着飾る恋には理由があって」、テレビ東京系「じゃない方の彼女」などで見せた演技巧者ぶりから、女優としても注目を浴びる機会が増え始め、朝ドラ「ヒロインの幼馴染」という大役を掴んだ。現役アイドルが重要なポジションを務めるのは極めて異例で、オーディションを経てオファーを受けていることからも、番組側が山下の芝居に可能性を感じたことは明らかだろう。

来年1月期にはフジテレビ系「スタンドUPスタート」への出演が決定。ファッション誌「CanCam」専属モデルも2018年から継続中。どれだけ多忙になろうとも、アイドル活動を一切妥協しない姿勢もファンの胸を打っており、あらゆるフィールドで活躍できるリーチ力が、ジャンルレスで推しを決める時代にもマッチしていると考える。乃木坂46、ひいてはアイドルの新しい姿の提示にも期待したい。


<読者コメント>

・「朝ドラの久留美ちゃん役を見て、演技力がすごいと感じた。涙の演技に引き込まれて、思わず朝から泣いてしまった」

・「アイドル、演技、モデル、バラエティなど、まさに全方位で活躍できる人!確実に力を付けているし、今後さらに飛躍していくと思う」

・「“あざと連ドラ”で知ってから出演作をチェックしていて、本当に演技が上手い人なんだなと感じています。これからも色々な役に挑戦していってほしいです!」

<山下美月(やました・みづき)プロフィール>1999年7月26日生まれ、東京都出身。2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格して芸能界入り。2021昨年1月発売の26thシングル「僕は僕を好きになる」でセンターに抜擢されるなど、グループの中心メンバーとして活躍する。ファッション誌「CanCam」の専属モデル。映画「映像研には手を出すな!」、ドラマ「着飾る恋には理由があって」、ドラマ「じゃない方の彼女」など女優としての活動も増えている。現在、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演中。

【モデル部門】せいら

顔出し1年半で「ViVi」専属モデル SNS時代を象徴するシンデレラガール

せいら(C)モデルプレス
<選出理由>

5人組YouTuber・コムドットのリーダー・やまとの実妹でモデルのせいら。2021年1月、コムドットの動画に初登場し、どこか憂いを帯びた美しい顔立ちで注目を集める。いわゆる量産系とは一線を画したモード系メイクも映えるビジュアルはファッション業界で重宝され、今年はGirlsAwardやTGC(東京ガールズコレクション)など日本最大級のファッションショーに初出演。堂々としたランウェイで観客の視線を奪った。

さらに、顔出しからわずか1年半という短期間でファッション誌「ViVi」の専属モデルとして鮮烈デビュー。表紙を飾った同号は完売となり、その影響力と人気を示した。

Instagramでは「#セイラノシフク」のハッシュタグのもと私服を公開。持ち前のセンスを活かしたトレンド満載のスタイリングは同世代女子を中心に支持を集め、ファッションアイコンとして信頼が寄せられる存在へと駆け上った。常に最新美容をインプットし、ストイックな姿も見せるなど、躍進の裏のたゆまぬ努力もファンの心を惹きつける。SNS時代の新たなモデル像を確立させつつある彼女が、来年さらなる旋風を巻き起こしそうだ。

せいら(C)モデルプレス
<読者コメント>

・「ViViの専属モデルになって注目度が増した!TV出演も増えそう」

・「ファッションセンスがピカイチ!自分の力でViViの専属モデルを勝ち取った努力家」

・「ViViの表紙で衝撃でした!いつの時代にも映える美しい顔立ちで憧れの存在。最近ますます可愛くなっていて進化が止まらない」

<せいらプロフィール> 2000年11月24日生まれ、東京都出身。2021年1月、5人組YouTuber・コムドットの動画にやまとの実妹として出演したことをきっかけに「美人すぎる」と視聴者の間で話題に。現役大学生でありながら、その美貌やファッション、メイクに憧れる人が続出している。身長170cmという抜群のスタイルを活かし、モデルとしても活躍中。ファッション誌「ViVi」11月号より同誌の専属モデルに加入。

【アイドル部門】井上和(いのうえ・なぎ)/乃木坂46

約9万人から選ばれたアイドル界のホープ 漂う“女王感”に大物の片鱗

井上和/乃木坂46YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」より
<選出理由>

井上和乃木坂46に5期生として今年2月に加入したばかりだが、すでに新ミューズとの呼び声も高い。初めて動画で紹介された時点から「美少女すぎる」と話題になり、関連ワードがTwitterのトレンドを席巻。その5期生と言えばオーディションの応募総数が、国内のグループアイドル単独オーディション史上最多の8万7852人にのぼり、倍率7987倍の超難関だったことも注目を集めた。

また彼女を推す理由はビジュアルだけにあらず。11人からなる5期生の初楽曲「絶望の一秒前」でセンターを務めており、17歳らしからぬ"女王感"はお笑いコンビ・バナナマンの2人も舌を巻くほど。日テレ系「新・乃木坂スター誕生!」ではたびたび一人でパフォーマンスをしているのだが、いちアイドルとは思えない佇まいと歌唱力でファンを何度も騒がせている。

もし乃木坂46のファン以外が彼女の存在を知ったら…。もしバラエティ番組などで彼女がソロで歌う機会があったら…。来年はそういった機会が増えると十分に予想でき、そのときの世間のリアクションをイメージすると、デビュー1年未満ながら選出せざるを得なかった。

<読者コメント>

・「ポテンシャルが凄いから。今年加入したばかりなのにもうオーラがある」

・「非の打ち所がないビジュアルに加え、歌もダンスも器用にこなす5期生。センターに抜擢される日も遠くないと思うから」

・「デビューしてからの雑誌や『乃木坂工事中』での活躍がすごい!顔、性格、演技力、スタイル全てが完璧。確実に2023年は外仕事も増えると思うし、専属モデルとかにもなりそう!センターにも期待!」

<井上和(いのうえ・なぎ)プロフィール> 2005年2月17日生まれ、神奈川県出身。2022年に乃木坂46の5期生オーディションに合格し、グループに加入。2022年2月23日、幕張メッセイベントホールにて行われた「5期生お見立て会」にてステージデビューを果たす。初の5期生楽曲「絶望の一秒前」ではセンターに抜擢され、“次世代エース”として注目が集まっている。

【アーティスト部門】LE SSERAFIM(ルセラフィム)

恐れ知らずで前に進み続ける HYBEのガールグループが日本勢力拡大

BTSなどのグローバルアーティストを多数輩出するレーベルを傘下におくHYBEとSOURCE MUSICが手掛ける初のガールグループ。KIM CHAEWON(キム・チェウォン)、SAKURA(サクラ)、HUH YUNJIN(ホ・ユンジン)、KAZUHA(カズハ)、HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)からなる。グループ名であるLE SSERAFIMは「IM FEARLESS」をアナグラムさせた名前。5月にそんなグループ名ともリンクしたシングル「FEARLESS」で鮮烈デビュー。その後10月には「ANTIFRAGILE」で初のカムバックを果たした。2023年1月25日に「FEARLESS」で日本デビューすることが決定している。
<選出理由>

群雄割拠となっているK-POP第4世代から、BTSなどのグローバルアーティストを多数輩出するレーベルを傘下におくHYBEのガールグループとして鮮烈なデビューを飾ったLE SSERAFIMの日本での勢力拡大を予想。

SAKURAとKIM CHAEWONが合流し、長年練習生として研鑽を積んできたHUH YUNJINと共にデビューを果たすということで、全貌公開前より大きな期待が寄せられていた同グループ。蓋を開けると、3人の大きなイメージチェンジとスキルアップしたパフォーマンスはもちろん、ベールに包まれていた他のメンバーの個性にもそれぞれ注目が集まった。

KAZUHAは、異色の経歴やバレエ経験を活かしたしなやかなダンス、清楚なビジュアルで脚光を浴び、最年少のHONG EUNCHAEは愛くるしいキャラクターでファンの心を鷲掴みに。

LE SSERAFIMは「IM FEARLESS」をアナグラムさせた名前で、世の中の視線に動揺することなく前に進むという自己確信と強い意志を表すという意味が込められており、メッセージ性の強いコンセプトと、洗練されたパフォーマンスが特色。

10年以上アイドル活動の歩みを止めず、常に高みを目指すストイックな姿勢が“プロ”と呼ばれるSAKURAを筆頭に、メンバー自身がコンセプトを体現するようなキャリアを歩んでいることも支持を集める理由の1つ。“恐れ知らず”の5人は前進あるのみで、「第73回NHK紅白歌合戦」にデビューからわずか7ヶ月で初出場が決定したほか、2023年には日本デビューも控えており、日本での人気確立は必至だろう。

<読者コメント>

・「グループのコンセプトがすごく良くてメンバー全員ダンスがキレキレで話題になっています。これからもっと人気出ると思います」

・「SAKURAさんのファンでもあるけど、何回もアイドルにチャレンジし取り組む姿は、見ている者にも勇気を与えると思う」

・「困難もあるけどそれでも5人で切磋琢磨しながら強くいるのが素敵」

【アーティスト部門】Aぇ! group(ええグループ)/関西ジャニーズJr.

関西が生んだ“ギラギラ系”ジャニーズ 王道を脅かすエキスパート集団

<Aぇ! group(ええグループ)プロフィール> 2019年2月18日に結成した関西出身の6人組(正門良規・末澤誠也・草間リチャード敬太・小島健・福本大晴・佐野晶哉)。読みは「ええグループ」で、ジャニー喜多川氏が「君たちはええ(良い)グループ」という思いを込めて命名。同年3月の関西ジャニーズJr.公演「SPRING SPECIAL SHOW 2019」でファンに初お披露目された。バラエティー番組「THE GREATEST SHOW-NEN」「関西ジャニ博」や、ラジオ番組「関西ジャニーズJr. Aぇ! groupのMBSヤングタウン」などにレギュラー出演中。/(左から)小島健、福本大晴、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、佐野晶哉
<選出理由>

数あるジャニーズJr.のグループの中から、2023年に大きく飛躍を遂げそうなのが、関西ジャニーズJr.のAぇ! group。彼らの魅力は歌やダンスだけではなく、バンドや笑いにも貪欲な“ギラギラ”さ。デビュー前から「歌・ダンス・バンド・お笑い」のすべてを究めつつある“エキスパート集団”が新たなジャニーズ像を打ち出してくれそうだ。

結成は2019年2月。関西を中心にバラエティーやラジオ、コンサートと活動し「24時間テレビ 愛は地球を救う」の読売テレビスペシャルサポーターには、2020年から2022年まで3年連続で就任。2025年大阪・関西万博の開幕1000日前イベント「1000 Days to Go!」では機運醸成応援団として、関ジャニ∞の村上信五や岸田文雄内閣総理大臣らと共に出席するなど、すでに大きな仕事を任されてきた。

さらに2022年9月は初の単独アリーナ公演を開催。また2022年12月から2023年2月にかけて初冠レギュラー番組発の舞台ツアー上演、2023年春にはグループ初の全国ツアー開催も決定した。同じ関西ジャニーズJr.で2022年の大ヒットが王道“キラキラ”なにわ男子ならば、2023年は“ギラギラ”Aぇ! groupが、西から全国に風を吹かす。

<読者コメント>

・「今、西からAぇ風をたくさん吹かせているから!全国ツアーにYouTubeも面白いし大好きです!」

・「初関東アリーナ公演を成功させ、全国ツアーも決まっている。関西の枠にとどまらず全国で活動しているので」

・「KAT-TUNやSixTONESのようなオラオラ曲が多いですが、TOKIOや関ジャニ∞のバンドを受け継ぎ、嵐やキンプリのような爽やか系やキラキラ王子様系の楽曲まで何でも歌いこなしてしまいます!」

【YouTuber部門】むくえな

共感系YouTuberの新星 ゆるふわ空気感が魅力の“幼馴染ツインズ”

むくえな(えなぴ、むく) (C)モデルプレス
<選出理由>

むく(22)、えなぴ(22)の幼馴染2人からなるYouTuber・むくえな。チャンネル登録者数は12月1日現在73万人。そのうち約45万人を今年伸ばしており、次のスターYouTuber候補として先頭を走る2人だ。

投稿は「あるある動画」や「食べながら雑談動画」など、飾らない等身大トークが人気。企画立った企画でなくても高い再生数を獲得できるのは、2人のキャラクターが支持され、同世代女子の共感を呼んでいる証だろう。

淡いヘアカラーにおっとりとした口調のむくと、黒髪ロングにユーモアたっぷりの話しぶりが印象的なえなぴの、正反対に見えつつも相性抜群な掛け合いが2人の最大の武器。Instagramでも発信されるファッションやヘアメイクなどライフスタイルにも支持が寄せられている。

またコムドット、スカイピース、くれいじーまぐねっと、ヘラヘラ三銃士など、いまYouTube界を盛り上げる仲間とのコラボも多く、あらゆるチャンネルで2人を目にする機会も多いはず。今年4月には「友達にはきっと、もどらない。」でアーティストデビューも果たしており、YouTuberの枠にとらわれない活躍で来年も話題を振りまいてくれそうだ。

<読者コメント>

・「友達と話しているかのように感じさせてくれる距離感で大好き」

・「飾らずのびのびやっている感じが新鮮で可愛くて面白いです」

・「ツボが同じで豪快に笑う2人を見ているとこっちも楽しくなる!今1番好きなYouTuberです」

<むくえなプロフィール> むく:2000年5月16日生まれ、東京都出身/えなぴ(山下恵奈):2000年10月25日生まれ、東京都出身/自分の世界観を大事にした写真・映像をSNSで発信し、オリジナルグッズのデザインなども手がけるむくと、考えや思想、発信するものが多くの同世代のファンの共感を呼び、女優としても活動しているえなぴによる、YouTubeチャンネル登録者数73万人(12月1日現在)を誇る“トウシンダイ幼馴染ツインズ”。

【TikTokクリエイター部門】金子みゆ

現役アイドル最多TikTokフォロワー 福岡美女のニューフェイス

金子みゆ(提供写真)
金子みゆ(提供写真)
<選出理由>

九州・福岡を拠点として活動するアイドルグループ・LinQ(りんく)のメンバー・金子みゆ。2018年に最年少メンバーとして加入し、天真爛漫でどこか抜けている愛されキャラとして多くのファンから親しまれている。

コロナ禍を機にファンとの交流の場を作りたいという想いから始めたTikTokでは、2022年内にフォロワー数200万人超えを達成し、現役アイドル一フォロワーが多い人気TikTokクリエイターとして知名度が一気に上昇。その注目度から数々のCMに起用され、10月からは「ようかいたいそう◆(◆は音符マーク)」でテレビ東京系アニメ番組「妖怪ウォッチ」の新エンディングテーマを担当。2023年には映画「猫の記憶」(1月15日公開予定)で初主演を務めることが決定しており、女優としても活動の幅を広げる。

3月にはモデルとして関西コレクションで初ランウェイを果たすと、その後も多くのファッションショーに登場。また、YouTuberのヒカルやヒカル率いるNextStage(ネクステ)の動画にも出演。豪華YouTuberにも物怖じせず、天性の明るさでメンバーの笑顔を自然と引き出す姿にネクステファンからの注目も集め、まさにSNS時代を代表するニューフェイスとして輝きを放った。

そのキャラクターと話題性からバラエティ番組の出演にも期待がかかり、飛躍の1年になると予想される。

<読者からのコメント>

・「とにかく顔面が最強!あの顔になりたい!TikTokを始めたきっかけも普段の交流からもファン想いの温かい人柄が滲み出ていて知れば知るほどハマる」

・「可愛らしい顔立ちでふわふわした雰囲気だけど、動画ではキレキレのダンスを披露していてそのギャップに釘付けです」

・「ファッションショーにも引っ張りだこで、これからさらに知名度を上げてバラエティにも出演していきそう」

<金子みゆ(かねこ・みゆ)プロフィール> 2003年8月13日生まれ、福岡県出身。2018年、九州・福岡を拠点として活動するアイドルグループ・LinQ(りんく)のメンバーとしてデビュー。高校生になった16歳の誕生日からTikTokの投稿を始め、今では現役アイドルトップクラスのフォロワー数を抱えるTikTokクリエイターとして知名度が上昇。11月、初のデジタル写真集を刊行。

【ファッション部門】進化系Y2K

Z世代を魅了するY2Kファッション 現代のムードを取り入れアップデート

ミニスカート/H&M(提供写真)
ルーズソックスがリバイバルし「平成レトロ」が2022年上半期のJC・JK流行語大賞に選出されるなど、レトロ志向が続く昨今。今年は2000年代前後のスタイルを指す“Y2K”ファッションが名を馳せ、クロップド丈のトップスやミニスカートなど当時のトレンドアイテムが回帰。コーディネートに取り入れるZ世代が出現した。2023年も引き続きY2Kファッションがトレンドの軸にありながら、さらなるアップデートを予感させている。

海外ブランドのコレクションでは「MIU MIU」のローライズボトムスをはじめ、特徴的な2000年代スタイルが継続。Y2Kアイテムの1つであるカーゴパンツは、当時と一味違った表情を見せる。2023年春夏ミラノコレクションでは、ミリタリー・カジュアルなイメージを一掃するような洗練された着こなしが登場。過去のトレンドが新しいスタイルへと姿を変えて舞い戻ってきた。

「MIU MIU」Paris Fashion Week - Womenswear FW 2022-2023/Photo by Getty Images
「Jil Sander」Milan Fashion Week Womenswear SpringSummer 2023より/Photo by Getty Images
「FENDI」Milan Fashion Week Womenswear SpringSummer 2023より/Photo by Getty Images
また、レトロブームの傍らで、この秋冬は防寒具「バラクラバ」がブームに。韓国で流行ったアイテムが日本にも到来し、機能性とおしゃれを兼ね揃えた新顔として各ブランドから発売された。今年再来したアームウォーマーとのコンビネーションも見られ、相性の良いY2Kファッションとかけ合わせて活用されている様子。今後もブームを牽引するY2Kファッションは、最新アイテムや異なる系統とミックスされることで変化していく。レトロの枠組みを超えた“進化系Y2K”として、新たな潮流を作っていくだろう。

リブバラクラバ/H&M(提供写真)

【美容部門】素材魅せメイク

パーソナルカラー浸透で「似合う」を選ぶ時代 自分らしさがメイクの軸に

ウォンジョンヨ W デイリームードアップパレット(画像提供:株式会社Rainmakers)
「SHEGLAM」(C)モデルプレス
近年、パーソナルカラー診断や骨格診断がますます普及し、誰もが手軽に「自分に似合うもの」を選択できるようになった。また、継続するコロナ禍においては目元重視のメイクがトレンドだったが、マスクを外す場面も少しずつ見られるように。

この流れを受け、2023年は自分の素材そのものを引き立てるメイクが主流になると予想する。パーソナルカラーが広まる一方で、縛られない自由なメイクの提案も増加中。「自分らしさ」をヒントにパーツそれぞれの魅力を追求し、ナチュラルに盛るメイクがフィーチャーされそうだ。

そこで注目したいのが2022年後半に登場した、1人1人のオリジナリティを際立たせるメイクが叶う2つのブランド。

「SHEGLAM」 コンプレクション プロロングラスティング ソフトマットファンデーション(C)モデルプレス
1つは驚きの低価格とラインナップ数で今年一気に名が広まったグローバルファッションブランド「SHEIN(シーイン)」のオリジナルコスメブランド「SHEGLAM(シーグラム)」。10月に日本上陸し、圧倒的な商品数と豊富なカラーバリエーション、そして手に取りやすい価格帯で、「SHEIN」同様に業界を席巻する可能性を秘める。「ファッションスタイルに関係なく誰もが無条件に自分自身を表現できる」という理念を持つ「SHEIN」のコスメなら、個々の魅力を最大限引き出すことができるだろう。

取材に応じた「SHEIN JAPAN」マーケティングマネージャー・石井つかさ氏(C)モデルプレス
もう1つは同じく10月にローンチした「Wonjungyo(ウォンジョンヨ)」。TWICEメンバー4人の専属メイクアップアーティストとして知られるウォン・ジョンヨ氏が監修する日本・韓国ハイブリッドコスメブランド。「自分に似合うメイクで、新しい自分に。」というコンセプトのもと開発された、プロのテクニックを簡単に再現できるようなアイテムが揃い、自分らしく盛れる実力派コスメに期待が高まる。

Wonjungyo(画像提供:株式会社Rainmakers)

【グルメ部門】ガチ中華

本格&ディープさ鍵に魅力再発見 本格志向の味で中食需要も取り込む

火鍋(C)モデルプレス
韓流ブームの一環で大いに知名度を向上させた韓国グルメは、今や“旅先の味”ではなく国内でも気軽に食べられる1つの選択肢として定着。韓国食品、レトルト調味料や飲料が市場でも多く出回るようになり、カルチャーと共に広く浸透した。

そんなアジアグルメの次なるブームと目されるのが、食卓の定番・中華料理をよりローカルに、本場の味わいに近づけた“ガチ中華”だ。日本人の舌に合わせローカライズされていない本格的な味付けの中華料理、および、中国人が本場の味を提供する中華料理店を指す。

数年前より都内では現地そのままの味を提供する“ガチ中華”フードコートの存在が度々メディアなどで取り上げられていた。近年のコロナ禍での海外旅行控え、在宅時間の増加による中食の需要拡大の影響もあってか、アジア食品専門店が急増。本場の調味料や加工食品を入手しやすくなった。

これにより大量の薬膳スパイスを煮込む火鍋、白身魚を高菜とスパイスと煮込んだ酸菜魚、米の麺を使った米線(ミーシェン)など、よりディープで奥深い中華料理を自宅でも再現できるように。さらに円安・節約志向もブームを後押しし、中華料理の真の美味しさを再発見する食体験が、飲食シーンのトレンドとなるだろう。

【旅行部門】ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ ハリー・ポッター

映画「ハリポタ」製作の舞台裏を巡る 世界2番目のスタジオツアー施設

エントランス イメージ/‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights (C) J.K. Rowling.
21世紀の映画史に残る、J・K・ローリング原作の人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」。主人公ハリーが11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校からの手紙を手にした事をきっかけに成長していく物語だ。

そんな同作の撮影セットさながらの空間を自ら歩いて映画の世界を体感できる、世界で2番目のスタジオツアー施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ ハリー・ポッター」が2023年夏、東京都練馬区のとしまえん跡地に開業する。

ホグワーツ城内 動く階段エリア イメージ/‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights (C) J.K. Rowling.
スタジオツアー東京は、英・ロンドンの施設より広い約30,000平方メートル。実際のイギリスの映画製作スタッフ協力のもと、細部までこだわって製作されたセット、衣装・小道具など魅力的な展示の数々が、日本ではさらにスケールアップされる。大広間や、9と3/4番線ホーム、ダンブルドア校長の部屋…重要なシーンのセットが日本でもどこまで再現されるか注目だ。また、ロンドンにはないセットの展示や、東京限定の体験型撮影コンテンツの計画もあるという。

世界的にも熱心な“ハリポタファンダム”があることも誘致の決め手となった日本。魔法の物語の舞台裏を知り、作品世界への理解を深めることのできる新施設の誕生が、ファンに再びとけない魔法をかけてくれるだろう。

【旅行部門】四国(高知・香川)

四国に朝ドラフィーバー到来 “聖地巡礼”客足増に期待

神木隆之介、浜辺美波/提供:NHK
ストーリーと並び舞台地も話題の的となるNHK連続テレビ小説だが、2023年は四国にスポットライトが当たる1年となる。2023年度の朝ドラは前期「らんまん」が高知/東京、後期「ブギウギ」は香川/大阪と、四国が立て続けに物語の舞台に選ばれているのだ。

神木隆之介/提供:NHK
「らんまん」は「日本の植物学の父」と称される高知出身の植物学者・牧野富太郎氏が主人公のモデルとなっており、同氏ゆかりの地である横倉山(越知町)や名教館・牧野公園(佐川町)等が点在。

また「ブギウギ」で主人公のモデルとなる笠置シヅ子氏は香川の東端、東かがわ市(旧相生村)が出生の地で、いずれも放送開始後は作品の“聖地巡礼”に訪れる観光客の増加が予想される。

高知・宇佐湾/ぱくたそ
高知と香川の共通項として、いずれも海洋県かつ豊かな緑に恵まれ、地域のシンボル的存在の名城、全国的な知名度を誇る名物グルメがあり、船に揺られ少し足を伸ばせば美しき海に浮かぶ離島での観光も楽しめる。せっかくなら両県を巡るというのもまた一興。ドラマの放送が地域活性化の起爆剤となり、朝ドラフィーバーに沸く1年となることは確実だ。

(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 「舞いあがれ!」久留美(山下美月)、ばっさりボブにイメチェン 舞の兄・悠人(横山裕)も反応

    モデルプレス

  2. 乃木坂46山下美月、フジ連ドラ初出演でメガネ姿の銀行員に 竜星涼主演「スタンドUPスタート」追加キャスト発表

    モデルプレス

  3. 「君の花になる」8LOOMであなたは誰推し?【読者アンケート結果/推しコメント紹介】

    モデルプレス

  4. 乃木坂46賀喜遥香、憧れの“推しメン”山下美月との2ショットに嬉しさ&緊張の表情「乃木撮」先行カット公開

    モデルプレス

  5. 高橋文哉、仕事復帰を報告 新型コロナ感染から回復

    モデルプレス

  6. 乃木坂46井上和、“自作ウィッグ”の前髪ありショットが話題「かわいすぎる」と絶賛の声

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    大谷翔平選手、真美子夫人&驚き顔の愛犬・デコピン公開「こっちまで幸せ」の声

    モデルプレス

  2. 02

    嵐・櫻井翔、EXILE HIRO×三代目JSBメンバーらと食事へ OMIの“モザイク”集合ショット公開が話題「すごい世界線」「オーラ隠しきれてない」

    モデルプレス

  3. 03

    白洲迅の妻・竹内渉、息子との2ショットに反響「笑顔そっくり」「可愛い」

    モデルプレス

  4. 04

    甲斐拓也が巨人に移籍したら人的補償は? 伊東勤氏が分析 「給料の高い選手を外したり…」

    Sirabee

  5. 05

    日テレ郡司恭子アナ、ミニ丈×ロングブーツで美脚チラリ「大人可愛くて素敵」「スタイル良い」の声

    モデルプレス