YOSHIさん、最期の歌声公開 YOSHIKI＆バンドメンバーがコメント＜YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X＞

YOSHIさん、最期の歌声

YOSHIKIが「ロックスターの心臓みたいなものを持ってる」、L'Arc～en～CielのHYDEが「ステージの前からキテる」「彼はきっと成功する」とその才能を絶賛していたYOSHIさんは、同オーディションでバンドのボーカルに合格し、10月末よりバンドメンバーとのアメリカ武者修行が始まっていた。

路上ライブを楽しそうに行う姿や、バンドが4人で制作したオリジナル曲を演奏した映像を公開。生き生きとした歌声を披露し「これからスターになるのではなくて僕たちはスターなんだって思わなきゃダメ」と覚悟を語る場面も。

バンドメンバーに対して、感謝とともに「みんなのパッションを引き出していきたい」「全員でROCKしていきたい」と4人でのステップアップを誓う。

さらに、YOSHIKIのことは「言葉じゃなくてオーラで感じさせてくれる」人だと話し、「ここからは実力で返していけたら」とこれからの活動に意気込んでいた。

YOSHIKI＆ドラム・村上恭平、YOSHIさんへのコメント

今回の訃報を受けて、事故の直前までともに打ち合わせをしていたドラムの村上恭平がコメント。

「ハチャメチャな部分も多かったですが、YOSHIほど人を引き付ける魅力を持っている人間は他にいないと思います」とその魅力を語り、「YOSHIの歌声はもちろん、人間としての素晴らしさを世界に届けられなかったことが残念でなりません」と悲しんだ。

「まだ現実を受け入れられずにいます」と悲しみの中にいるが、「YOSHIが目指し描いた世界を僕たちが繋いでいかなければならない」「必ずYOSHIを彼が見たかった景色に連れていきます」と前向きな気持ちを表した。

YOSHIKIは、自身のInstagramにて「彼はすでにスターであり、素晴らしい人だった、自分は彼をより大きなスターにできると確信していた」とその可能性を信じていたこととともに、「レコーディングしてた最中、彼が亡くなったことが今でも信じられない」と深い悲しみをつづっていた。

YOSHIさん、交通事故で死去

YOSHIさんの所属事務所は「弊社所属アーティストYOSHIこと佐々木嘉純が11月5日（土）に都内の病院にて交通事故のため永眠いたしました。生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします」と発表。「これからスタートという中での突然の悲報に接し、スタッフ・関係者共に、未だ現実を受け止めきれない状況です」と明かした。

また葬儀・告別式については「ご遺族の意向により近親者のみにて執り行わさせて頂きます」と報告し、「後日偲ぶ会を開催する予定ですが、時期や詳細につきましては、改めて発表させていただきます」とした。（modelpress編集部）

「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」とは

K-POPの躍進によりアジアの音楽が世界市場で存在感を増す今、日本から世界へ向けて、新しい世代の挑戦を応援したい、というYOSHIKIの想いがつまったこのオーディション。

審査員には、ジーン・シモンズ、サラ・ブライトマンなどYOSHIKIと親交の深い海外スターのほか、HYDEをはじめ、YOSHIKIが当初よりこだわっている「世界基準」そして「ファッショナブル」を重要視し、多ジャンル且つ、異ジャンルの各界キーパーソンとなるレジェンド級スターが、国内外から集結している。　
情報：日本テレビ