井ノ原快彦、タレント活動と並行でジャニーズアイランド新社長に 後任の経緯を説明<全文>
2022.11.01 08:31
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ジャニーズ事務所の副社長・滝沢秀明氏が同事務所を退社したことが1日、わかった。関連会社「ジャニーズアイランド」の社長を9月に退任し、新たに井ノ原快彦が同社の後任の社長を務める。ジャニーズ事務所は同日、井ノ原が後任となった経緯を説明した。
ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏が退社
同日、公式サイトにて「この度、2019年よりジャニーズアイランド代表取締役を務めてまいりました滝沢秀明が退任し、新たに井ノ原快彦がジャニーズアイランドの代表取締役となりましたことをご報告させて頂きます」と滝沢氏が退任し、井ノ原が後任を務めることを発表。滝沢氏本人から9月中旬に関連会社のジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を「10月末に退任したい」と申し出があったといい、「滝沢前社長には、ジャニーとメリーの逝去という弊社にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会情勢におきましても新型コロナウイルスというパンデミックに見舞われるなど、非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをして頂いた功績は大きく、今後も継続して頂きたいと慰留致しましたが、本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認致しました」と伝えた。
ジャニーズアイランド新社長は井ノ原快彦 経緯を説明
そして「後任につきまして、ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長ジャニーの遺志に従い、井ノ原快彦に社長就任を依頼致しました」と井ノ原が後任となった経緯を説明。井ノ原については、「Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております」とこれまでの活動を評価。
さらにプライベートでは2児の父であることから、「自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております」と期待。
今後、井ノ原はタレント活動と並行するプレイングマネージャーとなるといい、来年1月の帝国劇場「JOHNNYS’ World ~Next Stage~」については、井ノ原新社長と共に東山紀之と堂本光一がミュージカルにおける演出をサポートする体制を開始。「今後、得意分野を持つ所属タレントが井ノ原新社長と共にJr.の育成に関わってまいります」とした。(modelpress編集部)
全文
時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。この度、2019年よりジャニーズアイランド代表取締役を務めてまいりました滝沢秀明が退任し、新たに井ノ原快彦がジャニーズアイランドの代表取締役となりましたことをご報告させて頂きます。
9月中旬に滝沢前社長よりジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を10月末に退任したいとの意向を受けました。滝沢前社長には、ジャニーとメリーの逝去という弊社にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会情勢におきましても新型コロナウイルスというパンデミックに見舞われるなど、非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをして頂いた功績は大きく、今後も継続して頂きたいと慰留致しましたが、本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認致しました。在任中お世話になりました関係各社の皆様には格別のご厚情を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
後任につきまして、ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長ジャニーの遺志に従い、井ノ原快彦に社長就任を依頼致しました。
井ノ原は12歳でジャニーズ事務所に入所いたしました。Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております。
プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております。
今後、井ノ原新社長はタレント活動と並行するプレイングマネージャーとなりますので、仲間の協力を受けながらジャニーズJr.の育成に力を注いでまいります。来年1月の帝劇「JOHNNYS’ World ~Next Stage~」については井ノ原新社長と共に東山紀之と堂本光一がミュージカルにおける演出をサポートする体制を開始致します。今後、得意分野を持つ所属タレントが井ノ原新社長と共にJr.の育成に関わってまいります。
これからも役員・社員一同、新体制のもと一層の社業の発展に努力、精進してまいります。今後とも何卒倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2022年11月1日
株式会社ジャニーズ事務所
情報:Johnny & Associates
https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-655/
【Not Sponsored 記事】